海外留学希望者の皆さんへ
交換留学希望者の募集
富山大学人文学部では、海外の大学と学生交流に関する協定を締結して相互交流事業を行っています。この協定に基づき、本学から協定大学に学生を派遣するものが交換留学です。交換留学には、協定大学において授業料不徴収及び単位の認定等のメリットがあります。ここに、交換留学希望者を募集いたします。
1.応募資格
以下の条件をすべて満たすこと
- 富山大学人文学部または大学院人文科学研究科の正規課程に在学している者
- 募集した年の翌年春学期・秋学期に留学開始可能な者(追加募集の場合はその年の秋学期)
- 協定大学の定める応募資格を有する者
- 留学終了後、本学に戻り学業を継続する者
2.留学期間
1年以内
3.派遣人数
各大学2名から3名程度(派遣人数は、大学・年度毎に異なります。)
4.経費
協定大学の検定料、入学料及び授業料等は納める必要はありませんが、富山大学の授業料等は納入しなければなりません。その他の経費は自己負担となります。
生活費
留学中の生活費は派遣先の国・都市によって違いますのでお問い合わせください。また留学中の宿舎については、協定大学が便宜を計ってくれます。
奨学金(※1)
留学が決定した学生は、希望により独立行政法人「日本学生支援機構(JASSO)」の短期留学推進制度(派遣)・富山大学国際交流基金による派遣留学生に応募することができます。採用された場合、奨学援助金支給、渡航費の一部が補助されます。ただし、応募しても必ずしも採用されるとは限りません。(追加募集で留学が決定した学生は、応募できる奨学金はありません。)
在学中日本学生支援機構(旧 日本育英会)の奨学金を受給している学生は、留学中も奨学金を受給することができます。
(※1)奨学金制度:次に挙げる2種の奨学金は、交換留学の推進を目的として大学・学部で推薦するものです。
1.【短期留学推進制度(派遣)】富山大学が学生交流に関する協定を締結している大学に、短期間(約6か月~1年)派遣される場合に、申請できる奨学金制度です。文部科学省が日本学生支援機構(JASSO)に委託して実施しています。
・奨学金額 80,000円(月額)
2.【その他】アジア諸国等派遣留学生制度(大学院対象)・外国政府奨学金・民間奨学財団の奨学金等もありますので、ご相談ください。
5.留学中の在籍身分(※2)
「留学」となり、この期間は卒業に必要な在学期間に算入されます。
(※2)休学:協定校以外の学校や語学学校で学ぶために留学する場合、富山大学を「休学」する必要があります。
「休学」した場合その期間は在学年限に算入されません。すなわち、休学した期間は、卒業時期が遅れます。「休学」であっても、大学・短大の場合は本学部の定めるところにより単位を与えることができます。ただし、留学先が語学学校などの場合、単位は認定されません。また(※1)の奨学金は申請できません。なお、「休学中」に取得した単位の認定を申請する場合は、事前の手続きが必要です。
6.協定大学における授業科目の履修単位の取扱い
協定大学で取得した単位は60単位を超えない範囲で、富山大学における授業科目の履修により修得したものと見なすことができます。ただし、3年次編入生については30単位を上限とします。
協定大学の単位を認定するためには、留学前に「他大学の授業履修願」を帰国後「成績証明書」(授業時間数記載のもの)と「単位認定申請書」を提出する必要があります。
7.審査の基準
留学計画・派遣先大学の必要とされている語学力・学業成績を総合して判断します。
8.出願手続き
毎年10月(追加募集は4月)末日までに人文学部教務担当に留学申請書を提出してください。
主な協定大学
アメリカ | マーレイ州立大学 |
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ロシア | ノヴォシビルスク大学 モスクワ言語大学 |
韓国 | 国民大学校 慶北大学校 |
中国 | 遼寧大学 大連理工大学 山東大学 上海大学 |
エジプト | アシュート大学 |
注:応募の際に注意しておいて欲しいこと(語学能力・留学計画)
最後に強調しておきますが、具体的なテーマがある場合はもちろんですが、語学研修も同時に行う場合でもそれなりの語学力が必要です。留学前にじゅうぶん語学力をつけておいてください。また、大学卒業(大学院修了)までのしっかりした学習プランと明確な留学目的、経済面を含めた留学計画を立てることが最も大切なことです。留学に関する相談は、助言教員やコースの教員のほか、不明な点は国際交流委員または下記大学への窓口担当の教員にしてください。マーレイ州立大学への留学はTOEFLスコア500以上の取得が前提となります。