キャンパスライフ

在学生メッセージ

心理学コースの魅力について

心理学コース4年

心理学コースの学生

私は高校時代から心理学に興味があり、ずっと心理学を学びたいと思っていました。富山大学に入学して、1年生の教養教育の段階から心理学の授業に真剣に取り組み、その学問的基礎を習得することに励みました。人文学部では2年次から専門教育を行うコースに所属するのですが、私は心理学コースを選択し、本格的に心理学を学んでいるところです。

心理学というと心理テストやカウンセリングというイメージが強いかもしれません。ですが、心理学は多種多様な方向から人の心や行動について分析していく学問です。富山大学人文学部の心理学コースでは、社会・認知・臨床の3分野について学ぶことができ、幅広く心理学の世界に触れることができます。

2年次では、講義や演習だけでなく、実習の授業を通して、本格的に心理学を学んでいきます。たとえば心理学実験の授業では、自分で実験者になったり実験参加者になったりして、今後の参考になるような研究を楽しみながら行います。3年次には、自分の興味があるテーマについて、自分なりに計画を立てて、実験や調査を行う授業があります。先生方の指導を受けながら改善していき、4年次の卒業研究へとつなげていきます。4年次では、それまでに学んだことを活かして、文献を調べ、実験や調査を行い、卒業論文をまとめることになります。

大学では、高校のように決められたことを学ぶのではなく、自分で学びたいことを決め、興味・関心のある分野について自主的に学んでいくことになります。アルバイトやサークル活動と、レポートなどの学業との両立は大変ではありますが、私はいま同じコースの仲間たちと日々切磋琢磨しながら、充実した生活を送っています。

国際文化論コースの魅力

国際文化論コース4年

国際文化論コースの学生

こんにちは!私は国際文化論コースに所属しています。このコースは、日本、中国、朝鮮、ロシア、米国に精通している先生方がいらっしゃり、私たち学生は多方面からの視点で諸文化を研究しています。このコースの必修科目は少ないので、他コースの科目を受講し、そこで得た知識を自身の研究分野に活かすことが可能です。関係がないと思っていた事柄も、授業を受けていて「あ、別の授業で習ったことだ!」と、繋がりを見出せたときの喜びは大きいです。

講義を受けたことで私の中にあった概念が壊されることも多々ありました。新しい知識と考え方を学び、物事を正面から捉えるだけでは真に理解したとはいえないという姿勢を身につけました。この研究に対する姿勢が国際文化論コースの特徴と言えるのではないでしょうか。

年に1度実習旅行があり、講義だけでは知ることのできない異文化世界を自分の肌で感じることができます。去年の行き先は中国の大連で、8泊9日の旅でした。私は行けなかったのですが、行ってきた友達はみんな大きな収穫があったようなので今年は行きたいと思っています。

また、語学の授業も充実していて、上記の国の言語を学ぶことができます。言語の習得は資料を読む手助けになり、異文化への理解がより深まります。翻訳されたものを読むだけではなく、実際の原文にも目を通すことが大事なので語学の授業は外すことができません。

ほかにも、このコースには学生の視野を広めるきっかけや要素がいっぱいあります。授業を受ける中で、今までの私の視野はとても狭かったのだと思い知らされました。視野が広がると物事の捉え方も大きく変わり、「こうも考えられるのではないか?」という見方がどんどん増えて楽しいです。これからも視野が広がっていくのだと思うと、わくわくします。そしてコース内は、みんな和気あいあいとして仲がとてもいいです。ずっと和やかな空気が流れていて、これもこのコースのアピールポイントだと私は思っています。このコースに入ってよかったと心から思います。

※国際文化論コースは令和4年度まで本学部に存在していましたが、現在は再編により無くなっています。

 

University of Toyama School of Humanities

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