安藤智子(言語学・教授) 13:30-14:30
「気づかない方言文末詞に気づくとき」
森賀一惠(言語学・教授)14:30-15:30
「音注は意味を教えてくれる」
University of Toyama School of Humanities
富山大学人文学部
富山循環型「人文知」研究プロジェクト
富山大学人文学部
University of Toyama School of Humanities
富山大学人文学部
富山循環型「人文知」研究プロジェクト
INFORMATION
お知らせ
次回「人文知」コレギウム等のお知らせは こちら をご覧ください。
人文学部は、富山県の人文知の拠点として学部教員による公開研究交流会を定期的に開催しています。「富山循環型『人文知』研究プロジェクト「人文知」コレギウム」です。一般の方も参加することができます。コレギウムの成果は『人文知のカレイドスコープ』(富山大学人文学部叢書)として出版しています。
これまでの「人文知」コレギウムでの報告を、論集として刊行しました。
(桂書房、1300円+税、978-4-86627-130-9)
目次
第1章 東アジアの言語を探究する
朝鮮語の處格と属格
上保 敏
ことばの使われる「場」
―文章ジャンルと文法形式―
川島拓馬
第2章 東アジアの思想と歴史
北衙と蕃将
―唐の帝国的支配の構造―
林 美希
「生成」する者としての人間
―貝原益軒(1630-1714)の思想をもとに―
田畑真美
第3章 朝鮮半島の分断が遺した問い
語られることと語られないこと
―テクスト化された脱北者の語り―
和田とも美
第4章 書物が語る 遺物が語る
帝滅びて風雅在り
―近代富山の漢詩人・岡崎藍田がみた中国―
大野圭介
絵馬はいつから?
―出土絵馬の研究と初期の絵馬―
次山 淳
(桂書房、1500円+税、978-4-86627-112-5)
目次
第1章 国家建設を考える
ロンドンにてソマリランドという名称を用いる人びとの背景と活動実態
須永修枝
第2章 歴史をどう見るか
〈承久の乱〉の歴史像
長村祥知
第3章 多様な翻訳の世界
テクストの数量的特徴から著者を推定できるのか?
―反ナチ抵抗運動グループ「白バラ」のビラを例に―
阿部美規
翻訳を通した言語対象研究
―言語による発想の違いを解明する―
宮内伸子
第4章 心理学の世界
ワーキングメモリー
―知性の基盤―
坪見博之
離婚後の親子関係を考える
直原康光
心理的ストレスモデルから見た青少年の❝コロナ禍❞
飯島有哉
気分・感情のコントロールに関する心理学的研究
―認知行動科学の視点から―
重松 潤
第5章 いま、語り伝えたいこと
天鵞絨の哀愁
―富山県入善町出身の歌手・津村謙の生涯―
齊藤大紀
母性という隠れ蓑
―Cynthia Ozickの ❝The Shawl❞ における信頼できない語り手によるホロコースト・ナラティブ―
秋田万里子
(桂書房、1430円+税、ISBN978-4-86627-100-2)
目次
第1章 日本語の世界
日本語の運用と継承
―ブラジル富山県人会の調査をもとに―
中井精一
第2章 COVID−19 特集:感染症と人文知
1709~1713年のペストとスウェーデン
入江幸二
感染症と人文学
―ビフォー・ウィズ・アフター「コレラ」のパリ―
梅澤 礼
ラフカディオ・ハーンと感染症
―「コレラの時代に」考―
中島淑恵
20世紀初頭アメリカにおける感染症と公衆衛生
―「腸チフスのメアリー」の記憶―
小野直子
パンデミックと世界文学
―20世紀ディストピア小説をふりかえる―
武田昭文
ボランタリーな地理情報(VGI)の可能性と課題
―COVID-19をめぐって―
鈴木晃志郎
新型コロナウイルスがもたらす心理
黒川光流
(桂書房、1500円+税、ISBN978-4-86627-083-8)
目次
第1章 言葉と文学
基底核を発動する連体修飾の幻影
樋野幸男
基英語の所有表現に見られる名詞句階層
藤川勝也
コリャーク語の所有表現と名詞句階層
―英語との共通性に着目して―
呉人 惠
ウィリアム・シェイクスピアへの
ジェイムズ・ジョイスの敵対
―『ハムレット』の改作を中心に―
結城史郎
第2章 思想と歴史
時間の実在性と心の活動について
―アリストテレスの時間論からの考察―
永井龍男
聖者と政治―中央アジア東部の近世史―
澤田 稔
スウェーデン兵の従軍記録にみる
大北方戦争(1700〜21年)
―捕虜の活動を中心に―
入江幸二
第3章 現代社会
人工知能の社会学―「フレーム問題」と社会性―
佐藤 裕
「学問」を超えて思考する
―文化人類学のフィールドワークから―
野澤豊一
心理療法における即時的改善
―トークセラピーの限界を超えて―
喜田裕子
(桂書房、1500円+税、ISBN978-4-86627-059-3)
目次
第1章 東西の思想、宗教、歴史
「連続体の迷宮」とは何か
―ライプニッツとパースが挑んだ哲学最大の難問―
池田真治
フランス右翼ナショナリズムの論理構造
―シャルル・モラスが設定した二つの「敵」―
南 祐三
ロシア人の伝統的死生観
―玉川大学教育博物館所蔵イコン「最後の審判」を読み解く―
中澤敦夫
ウィリアム・シェイクスピアへの
ジェイムズ・ジョイスの敵対
―『ハムレット』の改作を中心に―
結城史郎
第2章 文学の普遍性
宇治十帖前半とアンドレ・ジッド『狭き門』
田村俊介
第3章 社会の多様性
ルールとは何か
佐藤 裕
韓国のLGBTコミュニティをとりまく現状
―プライド・イベントの現場から見えてくるもの―
林 夏生
アメリカにおける福祉政策と市民の境界線
―生殖をめぐるポリティクス―
小野直子
第4章 地域の社会とことば
こどもの生活空間とまちづくり
―楽しく失敗できるまちに向けて―
大西宏治
音声面での「〇〇語(方言)らしさ」の定義は可能か
―東濃西部方言の実例をもとに―
安藤智子
(桂書房、1500円+税、ISBN978-4-86627-046-3)
目次
第1章 富山を知ろう
富山、病の未来を切り拓くより生きやすい社会を目指して 富山県における高次脳機能障害支援の展開と社会学
伊藤智樹
ダークツーリズムの視角からみた観光地富山の可能性
鈴木晃志郎
富山、地域性を彩る祭りとことば富山の祭りの魅力を考える:福野夜高祭を事例にして
藤本 武
日本語敬語:その地域バリエーションと富山県
中井精一
第2章 東西の歴史と思想を知ろう
時の彼方から蘇るモノ、そして人出土仮名文字資料の研究
鈴木景二
東洋史学事始―内藤湖南と桑原隲蔵
徳永洋介
人と社会の病理 近代ヨーロッパの思想と文学の知見から理性の病理学:カントの理性批判をめぐって
澤田哲生
犯罪を人文学する―フランス言語文化からのアプローチ-
梅澤 礼
第3章 異文化を知ろう
映像とことば、「客観性」という幻想
最新アメリカ映画に見るマイノリティ像の多様化ディズニー実写版『美女と野獣』から『ドリーム』までの4作品をめぐって
赤尾千波
学習辞典における重要語とは?―ドイツ語の場合
黒田 廉
漢字、その深奥なる世界へのいざない
甲骨文も言語である―言語の普遍性―
森賀一惠
漢文訓読研究のコペルニクス的転回
小助川貞次
第34回「人文知」コレギウム 「言語を探求する」
日時:令和5年6月28日(水)13:30-15:30
安藤智子(言語学・教授) 13:30-14:30
「気づかない方言文末詞に気づくとき」
森賀一惠(言語学・教授)14:30-15:30
「音注は意味を教えてくれる」
第33回「人文知」コレギウム 「書物が語る 遺物が語る」
日時:令和4年11月22日(火)13:30-15:30
大野圭介(中国言語文化・教授)13:30~14:30
帝亡(ほろ)びて風雅在り ―近代富山の漢詩人・岡崎藍田(らんでん)が見た中国―
次山 淳(考古学・教授)14:30~15:30
絵馬はいつから? -出土絵馬の研究と初期の絵馬-
第32回「人文知」コレギウム「20世紀が遺した問い:朝鮮半島とロシアの思想と文学から」
日時:令和4年10月19日(水)13:30-15:30
和田とも美(朝鮮言語文化・准教授)13:30-14:30
「朝鮮半島38度線以北における文学的表現」
武田昭文(ロシア言語文化・教授)14:30-15:30
「「作者と主人公」の存在論 ——バフチンの小説理論の汎用性を考える——」
第31回人文知コレギウム
日時:令和4年9月28日(水)13:30-15:30
杉谷4号墳の調査意義と築造背景 13:30-14:30
髙橋浩二(考古学・教授)
同日開催 特別講演 14:30-15:30
「鎌倉殿」と歴史学
長村祥知(日本史・講師)
第30回「人文知」コレギウム「東アジアの歴史と思想」
日時:令和4年7月27日(水)13:30-15:30
人文学部3階第6講義室にて開催
林 美希(東洋史・講師)唐帝国の軍事と北衙禁軍
田畑真美(人間学・教授)「生成」する者としての人間 ―貝原益軒(1630-1704)の思想をもとに―
第29回「人文知」コレギウム 「東アジアの言語を探究する」
日時:令和4年6月29日(水)13:30-15:30
人文学部3階第6講義室にて開催
上保敏「朝鮮語の處格と属格をめぐって」
川島拓馬「文法形式の成立から見る日本語の変化」
第28回「人文知」コレギウム 「いま、語り伝えたいこと」
日時:令和4年1月26日(水)13:30~15:30(オンライン開催)
齊藤大紀「天鵞絨の哀愁──富山県入善町出身の歌手・津村謙の生涯」
秋田万里子「母性という隠れ蓑―Cynthia Ozickの“The Shawl” における信頼できない語り手によるホロコースト・ナラティブ―」
第27回「人文知」コレギウム 「心理学の世界」
日時:2021年12月22日(水)13時30分~15時30分(オンライン開催)
飯島有哉「心理的ストレスモデルからみた青少年の“コロナ禍”」
重松 潤「『気分を良くしたければポジティブ思考に!』という誤解:認知行動療法の観点から」
第26回「人文知」コレギウム 「心理学の世界」
日時:2021年12月1日(水)13時30分~15時30分(オンライン開催)
坪見博之「ワーキングメモリ:現在の記憶」
直原康光「離婚後の親子関係を考える」
第25回「人文知」コレギウム 「文献から見る日本の文学と歴史」
日時:2021年10月20日(水)13時30分~15時30分(オンライン開催)
阿部美規「犯罪捜査の言語学~「白バラ」のビラを例に~」
宮内伸子「翻訳を通した言語対照研究」
第24回「人文知」コレギウム 「文献から見る日本の文学と歴史」
日時:2021年6月30日(水)13時30分~15時30分(オンライン開催)
藤井史果(東アジア言語文化コース講師)「噺本における表記・表現の特質」
長村祥知(歴史文化コース講師)「〈承久の乱〉の歴史像」
第23回「人文知」コレギウム 「国家建設を考える」
日時:2021年3月10日(水)13時30分~14時30分(オンライン開催)
須永修枝(社会文化コース特命助教)「未承認国家とディアスポラ~ロンドンの『ソマリランド・ディアスポラ』の動向~」
第22回「人文知」コレギウム 「コロナ特別企画②」
日時:2021年2月3日(水)13時30分~15時30分(オンライン開催)
林夏生(社会文化コース准教授)「感染症とセクシュアリティの二重スティグマ化—COVID-19下の韓国LGBTQコミュニティに起きたこと—」
黒川光流(心理学コース准教授)「新型コロナウィルスがもたらす心理」
第21回「人文知」コレギウム 「コロナ特別企画①」
日時:2020年12月16日(水)13時30分~15時30分(オンライン開催)
鈴木晃志郎(社会文化コース地理学准教授)「COVID-19をめぐるボランタリーな地理情報(VGI)の最前線」
第20回「人文知」コレギウム 「日本語の世界」
日時:2020年11月18日(水)13時30分~15時30分(オンライン開催)
中井精一(東アジア言語文化コース教授)「南米日系人の日本語と日本文化-世代間継承に注目して-」
樋野幸男(言語学コース教授)「ミンナ解ケテル準体方程式から、ある種の主節動詞に起因する準体構造の形式化」
第19回「人文知」コレギウム 特別シンポジウム「感染症と人文学」
日時:2020年11月7日(土)13時00分~17時00分(オンライン開催)
入江幸二「1709-13年のペストとスウェーデン」
梅澤礼「近代フランス社会と感染症:ウィズ・コレラからアフター・コレラへ」
小野直子「20世紀初頭アメリカにおける感染症と公衆衛生:『腸チフスのメアリー』の記憶」
中島淑恵「ラフカティオ・ハーンと感染症②:『コレラの時代に』考」
武田昭文「パンデミックと現代文学:20世紀ディストピア小説をふりかえる」
第18回「人文知」コレギウム
日時:2020年2月7日(金) 15時00分~16時00分
梅澤礼(フランス言語文化・准教授)「渋沢・クローデル賞 受賞記念講演会」
第18回「人文知」コレギウム
第17回「人文知」コレギウム
日時:日時:2020年1月29日(水) 14時30分~16時30分
喜田裕子(心理学・教授)「心理療法における即時的改善—トークセラピーの限界を超えて—」
永井龍男(哲学・教授)「時間の実在性と心の活動について—アリストテレス時間論からの考察—」
第16回「人文知」コレギウム
日時:2019年11月20日(水) 13時30分~15時30分
呉人惠(言語学・教授)、藤川勝也(英語学・准教授)「名詞句階層から見る英語とコリャーク語-異質性の陰に潜む普遍性-」
樋野幸男(言語学・教授)「基底核を発動する連体修飾の構造」
第15回「人文知」コレギウム
日時:2019年10月23日(水) 13時30分~15時30分
澤田稔(東洋史・教授)「聖者と政治-中央アジア東部の近世史-」
結城史郎(イギリス文学・准教授)「ウィリアム・シェイクスピアへのジェイムズ・ジョイスの敵対-『ハムレット』の改作を中心に-」
第14回「人文知」コレギウム
日時:2019年9月25日(水) 13時30分~15時30分
入江幸二(西洋史・准教授)「スウェーデン兵の従軍記録にみる大北方戦争(1700~21年)」
佐藤裕(社会学・教授)「人工知能の社会学」
第13回「人文知」コレギウム
日時:2019年7月31日(水) 13時30分~15時30分
野澤豊一(文化人類学コース准教授)「マルチモーダル・ミュージッキング-米国黒人教会における音楽する身体-」
竹村卓(国際関係論コース教授)「「人間の安全保障」から見たヒトの移動-中米の場合-」
第12回「人文知」コレギウム:地域で育む、地域を育む
日時:2019年1月30日(水) 14時30分~16時30分
大西宏治(社会文化コース教授)「子どもの生活空間とまちづくり-楽しく失敗できるまちに向けて-」
安藤智子(言語学コース准教授)「「○○語らしさ」の音声学」
第11回「人文知」コレギウム:人と人、人と社会
日時:2018年12月5日(水) 13時30分~15時30分
林夏生(社会文化コース准教授)「韓国のLGBTコミュニティをとりまく現状─プライド・イベントの現場から見えてくるもの─」
小野直子(国際文化論コース教授)「アメリカにおける福祉政策と市民の境界線─生殖をめぐるポリティクス─」
第10回「人文知」コレギウム:中澤敦夫教授ドミートリィ・リハチョフ賞受賞記念講演「文献と図像から読み解く、ロシア人の伝統的『あの世』観」
日時:2018年10月24日(水) 13時30分~15時30分
第9回「人文知」コレギウム:フランスと日本~それぞれの過去から学ぶこと~
日時:2018年9月5日(水) 13時30分~15時30分
南祐三(歴史文化コース准教授)「フランス右翼ナショナリズムの論理構造─Ch・モラスが設定したふたつの「敵」─」
田村俊介(東アジア言語文化コース教授)「宇治十帖前半とアンドレ・ジッド『狭き門』」
第8回「人文知」コレギウム:迷宮のなかに秩序と規範を求めて
日時:2018年6月20日(水) 13時30分~15時30分
池田真治(哲学・人間学コース准教授)「「連続体の迷宮」とは何か─ライブニッツとパースが挑んだ哲学最大の難問─」
佐藤裕(社会文化コース教授)「ルールとは何か─行為規範の規範性を、論理的強制力として描き出す─」
第7回「人文知」コレギウム:文学研究の最前線─外なる眼・内なる眼─
日時:2018年4月18日(水) 13時30分~15時30分
中島淑恵(ヨーロッパ言語文化コース教授)「『古事記』と「八雲」」
小谷瑛輔(東アジア言語文化コース准教授)「芥川龍之介、自殺前の苦悩とは」
第6回「人文知」コレギウム:漢字、その深奥なる世界へのいざない
日時:2018年3月20日(火) 15時30分~17時30分
森賀一惠(東アジア言語文化講座教授)「甲骨文も言語である」
小助川貞次(東アジア言語文化講座教授)「漢文訓読研究のコペルニクス的転回」
第5回「人文知」コレギウム:富山、地域性を彩る祭りとことば
日時:2018年1月31日(水) 13時30分~15時30分
藤本武(社会文化講座教授)「富山の祭りの魅力を考える:福野夜高祭を事例にして」
中井精一(東アジア言語文化講座教授)「敬語:そのバリエーションと富山県方言」
第4回「人文知」コレギウム:人と社会の病理─近代ヨーロッパの思想と文学の知見から─
日時:2017年11月22日(水) 13時30分~15時30分
澤田哲生(人間科学講座准教授)「西欧近代思想のなかの精神病理─カントの理性批判をめぐって─」
梅澤礼(ヨーロッパ言語文化講座准教授)「犯罪を人文学する─フランス言語文化からのアプローチ─」
第3回「人文知」コレギウム:時の彼方から蘇るモノ、そして人
日時:2017年9月27日(水) 13時30分~15時30分
鈴木景二(歴史文化講座教授)「出土仮名文字資料の研究」
徳永洋介(歴史文化講座教授)「東洋史事始―内藤湖南と桑原隲蔵―」
第2回「人文知」コレギウム:映像とことば、「客観性」という幻想
日時:2017年8月23日(水) 13時30分~15時30分
赤尾千波(英米言語文化講座教授)「アメリカ映画に見る黒人ステレオタイプ」
黒田廉(ヨーロッパ言語文化講座教授)「学習辞典における重要語とは?」
富山県の言語や文化,歴史,現代的諸課題に関して,様々な学問分野の教員が,地域住民,博物館等の施設の協力を得ながら研究を行っており,研究成果はシンポジウム等により,地域社会への還元をはかっています。
人文学部教員による地域との連携活動は「富山県民生涯学習カレッジ」「富山市民大学」をはじめとする地域の生涯学習機関での講演や作品審査,学校等でのカウンセリングなど,多岐にわたり,地域の人文学領域の教育の柱となっています。さらに北陸・中部地方にも連携の場が広がっています。
地域に根ざした教育研究を推進するため,2017年(平成29年)に砺波市と「砺波市と富山大学人文学部との連携に関する協定」を締結しました。本協定により,砺波市の地区の祭りや砺波散村に関する研究を促進し,研究成果を基にした公開講座を開催しています。
人文学部教員が富山県内の高等学校の探求科学科の授業を担当し,高校生に研究の基礎的な方法論だけでなく面白さと奥深さを伝える役割を担っているほか,課題研究の指導員(テーマ設定・研究方法の助言,研究成果の講評),専攻科看護科の非常勤講師などとして地域の高大連携に寄与しています。
日時
令和5年11月15日(水)13:30-14:30
内容
田村俊介(日本文学・教授) 13:30-14:30
「源氏物語注釈史管見 ―『源氏釈』からネット時代の校注書迄―」