学部案内

人文学部の特色

※詳しくは人文学部案内(デジタルパンフレット)をご覧ください。

1.多彩な専門分野

富山大学人文学部には、1学科に3つの領域、8つのコースがあります。

哲学、歴史、文学などの伝統的な基礎研究分野、現代社会の諸問題を中心に扱う社会学、国際関係論などの学際領域に加えて、考古学や文化人類学、人文地理学、朝鮮語・朝鮮文学、ロシア語・ロシア文学といった、国立大学には比較的珍しい諸分野もあり、皆さんの興味関心に応じて、多彩な専門分野について学ぶ機会を提供しています。

2.人文学部の教育の特色

充実した初年度教育

1年次に基礎ゼミナールを開講し、大学で学ぶ上で必要な基礎的な力を涵養するほか、豊富な入門科目を開講することで、皆さんが専門分野を選択する際の幅を広げています。

少人数教育

少人数による教育を行うことで、コミュニケーション能力や、自主的に考え、問題を発見・解決し、発信していく力を養っています。

多彩な学び方が可能な専門教育

専門を深く学ぶことも可能ですし、学際的な学び方をすることも可能です。複数の教員が指導する授業が多く、学生が視野を広げ、複眼的な思考を身につけるのに役立っています。また、地域の社会と文化をテーマとした多様な実習があり、地域に密着した視点を身につけることができます。その成果は、様々なテーマを多彩な手法でまとめ上げた卒業研究や実習報告書等として結実しています。

豊富な語学スタッフ

人文学部には、豊富な語学スタッフがおり、皆さんが実践的な外国語能力を身につけ、異文化を理解していく手助けをしています。英語・ドイツ語・フランス語・中国語のほか、朝鮮語やロシア語を学ぶことができます。身につけた語学力を活かして留学したり、就職する学生も多くいます。

キャリア・デザイン

人文学部として1年次を対象に、新たに「キャリア・デザイン」の授業を開講し、人文学部生としてライフプラニングを考え、様々な面から職業および人生設計について考える機会を提供しています。また、毎年多くの学生が多彩な業種のインターンシップに参加しています。主として3年生を対象に、様々な就職説明会も開催しています。

3.国際交流

人文学部は、異文化理解・異文化交流を教育研究の柱としており、外国語教育を活かして留学生を派遣したり、日本研究をはじめとする諸文化研究をベースとした留学生の受け入れを積極的に推進し、国際化の時代に活躍が期待できる人材を育成しています。

人文学部には、毎年およそ30名の留学生がおり、日本人の学生と同じ授業を受けています。友人として、チューターとして留学生に接していくことは、異文化の理解だけでなく、貴重な体験になるでしょう。

また、学生の海外留学も奨励しています。人文学部は、ロシア・韓国の大学と部局間交流協定を結び、アメリカ、中国、韓国、エジプトの大学とも、人文学部が中心となって大学間交流協定を結んでいます。留学生や研究者を受け入れて国際交流を深めるとともに、人文学部からも、韓国、中国、イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、ロシアといったさまざまな国に留学しています。

とりわけ日本海を挟んだ対岸の地域に暮らす人々と、よりよい関係を築いていくことは、私たちにとって極めて重要なことです。人文学部は、これらの地域の言語・文化・歴史を重点的に学ぶコースをそなえており、日本における「東アジア地域」の研究・教育の拠点としての役割を果たそうと考えています。

University of Toyama School of Humanities

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