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教員

南 祐三

著作名

『ナチス・ドイツとフランス右翼――パリの週刊紙『ジュ・スイ・パルトゥ』によるコラボラシオン――』

著者編者
南祐三 著
出版社名
彩流社
出版年月日
2015年6月

舞台は、「暗黒の年月」といわれる第二次世界大戦期のフランス。対独戦争に敗北し、ドイツ軍の占領下に置かれたパリで、戦前は反ドイツを唱えていたはずのフランス・ナショナリストの一部は、対独協力者として親ナチのプロパガンダを担った。なかでもファシズムや反ユダヤ主義を信奉し、より積極的に対独協力(コラボラシオン)を働いた人びとを協力主義者という。本書は、「協力主義者はいかにして協力主義者になったのか」という問題を考えるべく、協力主義メディアの典型であるパリの極右週刊紙『ジュ・スイ・パルトゥ』(1930-1944年)を取り上げ、同紙の協力主義イデオロギーの論理構造の解明を試みた。

University of Toyama School of Humanities

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