教員の著書詳細情報
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金子 幸代 ※
- 教員
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鷗外と<女性>―森鷗外論究―
- 著作名
- 金子幸代/著
- 著者編者
- 大東出版社
- 出版社名
- 1992年11月
- 出版年月日
本書は,森鷗外の留学時代から歴史小説・史伝に至る鷗外の創作活動の全体像ついて研究をまとめた最初の著書である。鷗外の小説を単なる古典的な作品の枠組みから解き放つために,<女性>という視点から読み直すことで鷗外文学の再評価を行ったものである。鷗外文学の魅力は「テエベス百門の大都」といわれるその多面性にあるが,留学時代から晩年の史伝に至る鷗外文学の営為を<女性>という視点から解明した(日本図書館協会選定図書)。