学部

心理学コースについて

心理学コースの教育目標

心理学は広い意味での心と行動の科学であり、その研究領域は広範囲に及んでいます。
本コースでは、心のはたらきと行動の一般法則について、科学的・実証的方法を用いた研究を行うとともに、心理臨床の問題にも取り組み、心的活動のメカニズムを一般性と個別性の両面から解明することを目指しています。

教育面では、心理学の専門家に必要とされる基礎的能力と、現代社会の心理学的課題を自ら発見し他者と協働して解決できる実践力の育成を主要な目標としています。そのため、実験、調査、面接、検査、データ解析などの研究技法の修得には、実習主体の授業を実施するなど、特に力を入れています。

心理学コースで学ぶことができる領域

心理学コースで主として学ぶことのできる領域は、知覚・認知心理学、実験心理学、社会心理学、司法・犯罪心理学、臨床心理学です。

知覚・認知心理学は、知覚・学習・記憶・言語・思考における情報処理の仕組みについて、主に実験的アプローチにより研究します。 社会心理学は、他者との関わりによって生じる心理や行動の変化、集団活動に見られる特徴的な現象や心理過程などについて研究します。 司法・犯罪心理学は、犯罪の原因や過程、犯罪者への処遇、被害者支援、離婚問題を中心とする家庭内紛争について研究します。 臨床心理学は、心理的障害や不調、不適応の要因、および予防・改善の仕組みや支援過程について研究します。

心理学コースでは、これらの領域を幅広く学ぶと同時に、自分自身の心理学的関心に根ざしたテーマを追究し、論理的に発信する力を伸ばしていただきたいと考えています

心理学コースで取得できる資格・免許

本コースでは、2022年度入学生から、国家資格である「公認心理師」の受験資格を得るために必要な4年制大学における省令で定められた科目をすべて提供しています。詳しくは公認心理師のページをご覧下さい。

また、「日本心理学会認定心理士認定資格細則」に定められた科目の必要単位を履修して認定申請すれば、日本心理学会「認定心理士」の資格を取得することができます。さらに、所定の科目を履修することにより、中学校・高等学校の教員免許状をはじめとした免許状や資格を取得することも可能です。
詳しくは 人文学部のウェブページを参照して下さい。

CONTENTS

コンテンツ

学部 Faculty

大学院 Master

心理相談室 Counseling

ページTOP