大学院

カリキュラム(心理学プログラム)

心理学プログラムでは、心理学の高度な専門的学識を修得し、修士論文を完成させることを最重要課題の一つとしています。それをふまえて、下記の科目の履修を通じて専門性の高い実践能力を積み上げます。また、公認心理師受験資格を得るために必要な科目をすべて提供しています。
科目の具体的な内容については、シラバスをご覧下さい

大学院の授業項目

大学院共通科目

すべての学術分野に共通する「研究倫理」と「科学技術と社会」を必修科目として学びます。また、各自の関心や研究課題に応じていくつかの選択科目を履修し、専門的な知識を深めるとともに、研究者としてのコニュニケーションやデザイン思考、データサイエンスや英語論文作成などの技能を高めます。

研究科共通科目

人文社会芸術の学術分野における現代的課題や理論を学び、自らの心理学的な研究課題が隣接する分野とどのように関わるのかについて理解を深めます。心理学や哲学の現代的問題や、地域やコニュニティに関わる科目が提供されています。

心理学プログラム専門科目(講義・演習系)

各自の関心や研究課題に応じて、専門的な講義や演習の履修を進めます。基礎系(認知・社会・社会認知・福祉)から臨床系の科目まで、心理学の幅広い分野の科目を提供しています。いずれの科目においても、専門的テキストや論文を読み進め、心理学の高度な専門的学識を習得します。また、教員や受講生とのディスカッションを通じて、習得した知識を論理的に展開する力も身につけます。臨床系の科目では、ロールプレイ等を通じた実践的な教育も行っています。また、臨床系では公認心理師受験資格を得るために必要な科目をすべて提供しています。希望者は臨床系で提供されるすべての専門科目と公認心理師科目(実習系)を履修することが必要です。

修士論文指導

1年次の「心理学研究法Ⅰ・Ⅱ」と2年次の「課題研究Ⅰ・Ⅱ」を通じて、主指導教員から指導を受けながら各自の研究を進め、修士論文を完成させます。

公認心理師科目(実習系)

公認心理師受験資格の希望者に向けて、学内の心理相談室で行われる「心理実践実習Ⅰ・Ⅱ」(学内実習)と、学外の施設で行われる「心理実習A・B・C」(学外実習)を開講しています。

学内実習では、実際のケースを担当しながら、担当教員からスーパービジョンを受けます。

学外実習では、例えば、富山大学附属病院において、医学部生とともに精神科臨床実習を行い、多職種連携や心理師の役割を学びます。また、適応指導教室等の学外実習では、地域で求められる心理師の役割について、体験的に学びます。

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心理相談室 Counseling

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