University of Toyama, Faculty of Humanities, Department of Psychology

心理学コースの専攻生は,心理学の基礎を幅広く学習することが最重要課題のひとつです。それをふまえて、下記のように基礎から順を追って、より専門性の高い学習へと積み上げを行います。年度ごとの演習と講義の具体的な内容については、シラバスをご覧下さい。

学年 入門・概論 方法論 実験・調査法 演習 特殊講義 卒業研究
1年次
(前期)
人間科学入門



 
1年次
(後期)
心理学概論I



 
2年次
(前期)
心理学概論II
統計法(演習)
心理学実験Ⅰ
心理学演習
心理学特殊講義
 
2年次
(後期)
 
心理学実験Ⅱ  心理学演習 心理学特殊講義   
3年次
(前期)
  心理学研究法I/II 
心理学実験Ⅲ  心理学演習 心理学特殊講義   
3年次
(後期)
    心理学実験Ⅳ 心理学演習 心理学特殊講義  
4年次
(前期)
      心理学演習 心理学特殊講義 卒業研究
4年次
(後期)
          卒業研究
1年次(*1年次にはコース配属はありません)
人間科学や心理学の入門となる講義が開講されています。
人間科学入門(前期)人間科学における心理学の基礎概念や理論,学説や方法などについて概説します。この科目は人間科学全体を概観する科目として位置づけられており,15回の講義のうち5回が心理学教員によって行われます。
心理学概論Ⅰ(後期)「心および行動の科学」としての現代心理学の基礎概念や理論,学説や方法などについて,応用的側面まで含めて概説します。
2年次
心理学の基礎概念や理論の学習に加え,心理学研究の基礎となる諸技法の学習が始まります。
心理学概論Ⅱ(前期)心理学概論Ⅰに引き続き,「心および行動の科学」としての現代心理学の基礎概念や理論,学説や方法などについて,応用的側面まで含めて概説します。
統計法(演習)(前期)データ解析のための統計学的方法について,文科系の学生向けにわかりやすく解説します。コンピュータを用いたデータ処理の実習なども行います。
心理学実験Ⅰ(前期)・Ⅱ(後期)心理学専攻者に必要な基礎的な研究技法(心理学実験法・検査法・調査法・データ処理法・パソコン利用法など)の実習を行います。心理学の各領域で設定されたテーマについて,受講者自身が実験者や実験参加者となって実験などを実施し,心理学の基本であるデータ収集とデータ処理の方法および研究レポートの作成法などを習得します。客観的データに基づいた心理学的思考法を,体験的かつ総合的に学ぶことができます。
3年次
各自の関心に基づいて,独力で研究論文を完成させるトレーニングを行い,卒業研究(卒業論文)へ向けての準備がなされます。
心理学研究法Ⅰ・Ⅱ(前期)2年次の「心理学実験Ⅰ・Ⅱ」よりもさらにレベルの高い心理学的研究法(心理測定法・実験法・データ解析法・心理尺度構成法など)について,実際的手順なども含めて具体的に解説します。必要に応じてデータ収集のための実験やデータ解析などの実習も行います。
心理学実験(前期)・Ⅳ(後期)心理学専門学術雑誌の研究論文(英語文献を含む)などに基づいた心理学的問題構成のトレーニングも含め,比較的高度な実験実習を行います。受講者は関心のある領域について自らの研究課題を設定し,その内容に応じて,必要な実験や調査などを計画,実施してデータを収集し,研究報告書を作成します。卒業研究(卒業論文)の下準備も兼ねています。
4年次
心理学的な研究を行い,研究論文(卒業論文)を提出します。
卒業研究 指導教員の指導の下(ゼミ),各自が関心のあるテーマを選択し,心理学的あるいは行動科学的な研究を行い,研究論文(卒業論文)を提出します。
2・3・4年次共通
心理学の種々の分野に関する問題を取り扱いながら,心的活動の性質について多面的に考察します。これは人間の心のメカニズムを正しく理解したり,行動を的確に予測したりするための「心理学的洞察力」を養成することにもつながります。授業ではまた,日常生活に関する問題なども取り入れて,応用力の強化も図るようにしています。
心理学演習(前・後期) 心理学の文献(専門図書,学術雑誌論文など。英語文献も含む)の購読などの学習を通して,広く人間の心理と行動へのアプローチの仕方や研究技法について学び,心理学的理論のあり方についても,より専門的に深く考察します。演習は年度と学期ごとに担当教員が異なります。具体的な内容については、シラバスをご覧下さい。
心理学特殊講義(前・後期)人間の心的活動や行動の諸側面に関して,どのような心理学的問題が存在し,いかなる研究成果が得られ,どのような理論構築がなされているかなどについて,心理学コース3名の教員が,それぞれの専門分野を中心に講義します。講義は年度と学期ごとに担当教員が異なります。具体的な内容については、シラバスをご覧下さい。
心理学コース専攻生の研究テーマ
3年次での心理学実験Ⅲ・Ⅳや4年次での卒業研究において,コース専攻生は自由に研究テーマを選択できますが,心理学コースとしては,実験設備や文献資料,あるいは教員の専門性などの点で,幾つかのテーマについて特に研究を実施しやすい条件を整えています。該当するテーマは「知覚・認知」「認知と感情」「心理療法・カウンセリング」「描画テスト・療法」「ストレスとコーピング」「社会的行動」「小集団特性の変容」「対人葛藤」などです。詳しくは卒業論文のタイトル教員の研究活動についてをご覧下さい。