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【Top Viewed Article】Asian Journal of Social Psychology誌で学術研究部人文科学系の重松潤講師らの論文が閲覧数上位10%に選ばれました。

 本学学術研究部人文科学系の重松潤講師が共著者として携わった論文が,Wiley Top Viewed Article に選ばれました。

 これは,Asian Journal of Social Psychology誌において2024年に出版された論文のうち,閲覧数が上位10%に入った論文として選出されたものです。

 

 本論文では,COVID-19流行下における大学閉鎖期間中の若年成人の孤独感に着目し,オンライン上の交流が孤独感の低減にどのように関わるのかを検討しました。全国60大学の学生4,949名を対象とした調査データを用い,心理ネットワーク分析および有向非巡回グラフ(directed acyclic graphs: DAGs)のアプローチから,大学閉鎖下におけるオンライン交流,社会的支援,孤独感の関連を分析しました。

 その結果,友人との対面交流およびオンライン交流はいずれも孤独感の低さと関連していました。一方で,大学閉鎖の有無に分けて検討したところ,大学閉鎖がない場合には友人とのオンライン交流から孤独感への経路が示されたのに対し,大学閉鎖下ではその経路は確認されませんでした。また,大学閉鎖下では,部活動やアルバイトなどの社会的環境と友人との交流を結びつける経路も少なくなっていました。
 これらの結果は,大学閉鎖のように社会的資源へのアクセスが制限される状況では,オンライン交流の頻度を増やすだけでは,学生の孤独感の軽減に十分でない可能性を示唆しています。

 

【文献情報】

Kambara, K., Toya, A., Lee, S., Shimizu, H., Abe, K., Shigematsu, J., Zhang, Q., Abe, N., Hayase, R., Abe, N., Nakai, R., Aoki, S., Asano, K., Asano, R. S., Fujimura, M., Fukui, K., Fukumoto, Y., Furutani, K., Hasegawa, K., Hashimoto, H., et al. (2024). Can online interactions reduce loneliness in young adults during university closures in Japan? The directed acyclic graphs approach. Asian Journal of Social Psychology, 28(1), e12658.

 https://doi.org/10.1111/ajsp.12658(外部リンク)

 

【重松先生】Top Viewed Article選出.png

University of Toyama School of Humanities

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