「いじり」は「いじめ」の前段階か?

――三人の「いじられキャラ」経験者とのインタビューから考える――

谷崎 彩

<目次>

第一章 問題関心・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

第二章 先行研究

 第一節 「キャラ化」が生まれた理由・・・・・・・・・・・・・・・・・2

 第二節 いじりとは何か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

 第三節 いじりがいじめにつながる理由・・・・・・・・・・・・・・・・5

 第四節 まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6

第三章 調査概要

第一節     調査方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

第二節     インタビュイーのプロフィール

第一項     「中学の時のいじりは嫌だった」――Aさん(20代女性 大学生)――・・・・・・・・・・・・・・・・8

第二項     「いじられることは嬉しい」――Bさん(20代女性 専門学校生)――・・・・・・・・・・・・・・8

第三項     「ほとんどいじめ」――Cさん(20代男性 アパレル店員)――・・・・・・・・・・・・・9

第四章 若者が行っているいじり――「不本意ないじり」と「快適ないじり」――

第一節     若者がいじりと認識する行為・・・・・・・・・・・・・・・・・10

第二節     いじりといじめの区別・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11

第三節     「不本意ないじり」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13

第四節     「快適ないじり」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15

第五章 二種類の「いじられキャラ」

 第一節 「不本意ないじり」から「快適ないじり」への変化・・・・・・・17

第二節 「いじられキャラ」としての演技の意識・・・・・・・・・・・・20

第三節     「いじられキャラ」として振舞う状況・・・・・・・・・・・・・21

第六章 考察

 第一節 先行研究との違い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23

 第二節 二種類の「いじられキャラ」としての振舞い方・・・・・・・・・25

第三節 それぞれの「いじられキャラ」がいじりに求めるもの・・・・・・26

 第四節 まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27

 

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参考文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29