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(7)鈴木 真(すずき しん)さん――鈴木亭(西町)(スライド12)

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 西町にある伝統的な製菓店。今回我々のインタヴューに応じてくださったのはここで働く次期店主・鈴木真さんです。
 鈴木さんは1980年に富山で生まれました。総曲輪小学校から芝園中学校、中部高校、立教大学を経て東京で就職、3年間証券会社につとめていたそうです。その後、2007年に富山へ戻ってきた鈴木さん。金融業界から和菓子業界へ、正反対な転職をすることになったわけですが、今思えばスムーズにことが進んだ、とも語ってくれました。
 富山に戻ってきて4、5年、という鈴木さんは、やはり商店街の中でも若手の部類であるといえます。そして、実はまだ家業を完全に継いだわけではなく、ただいま修行中であるそうです。実際の現店主は鈴木さんのお父様であり、父親に対して鈴木さんは、公私混同にならないようにすることが大変なことだ、と語ってくれました。しかし、そうは言っても父親に対しては、公私を意識的にわけて接しなければならないというよりは、仕事は仕事と割り切って接することができているようです。
 そんな鈴木さんに、富山に戻ってきてからの一番良かった時期を聞いたところ、それは今であるという答えが返ってきました。鈴木さんによれば総曲輪フェリオやグランドプラザができ、セントラムが開通したことなどによってまちもだいぶ変わってきているといいます。そんな鈴木さんに今後のお店のイメージを聞いてみたところ、これまでの伝統は守りつつ、自分なりに新しい風もいれていけたらいい、という旨を語ってくれました。そんな鈴木さんは、お店のHPではブログ連載やPR活動もおこなっておられます。
 明るくさわやかな印象がもてる鈴木さん、今後、お店のほうもますますの発展を期待できそうです。


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