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(2)Aさん――飲食店(スライド7)

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 私たちは飲食店を経営するAさんにお話をうかがいました。とても気さくな方で、話すことがとても楽しそうな様子だったので、私たちも楽しくお話を聞くことが出来ました。
 1967年2月17日に新潟県高田市(現:上越市)で生まれたAさん。学生時代を富山で過ごし、大学を卒業したのち一度はサラリーマンとして就職。3年間サラリーマンをした後その職を離れ、当時できたばかりであった母校の大学院へ進学。卒業後、家業である飲食店に就職されました。
 先代である父親についてAさんは「尊敬してますよ。今ではもう75(歳)ぐらいですが、スーパーマンだと思います。」と仰り、その存在の大きさを現在でも感じることがあり、そのおかげで現在のAさんたちがあるのだ、と語られました。
 店の経営に関しては、商店街のなかでも「いい方」であると語られましたが、駅前の居酒屋出店ラッシュ時は、経営が厳しかったそうです。現在も駅前のほうに流れが向いているとも仰っていたので、商店街全体として厳しい経営状態にあるのではないかと考えられます。
 最後に店の将来については、「弟に任せる」そうで、「ただ1つ、お店についてっていうことでいえば、ほんとに、変わらず、とにかく変わらず、長く、ずーっと長く、ずっとこのまま、全く変わらず存続していけたらいいな、と。もうそれしかありません」と語られ、店のことが大好きな様子でした。


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