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工芸都市高岡クラフトコンペ

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 高岡クラフトコンペは、生活様式の変化や価値観の多様化が進む近年の情勢を踏まえ、産業工芸の新たな流れを育成することを目的に、1986年から開催しているものである。年々、充実したコンペの形態が構築されていくのだが、他のクラフトコンペとは違う特異性を図らなければ継続する意味がない。そこで、クラフトのジャンルに捕らわれず、審査員を迎え入れるというスタイルを確立して、徐々に高岡独自のカタチが出来上がった。
 「2003年高岡クラフト展」は2003年10月23日〜28日に大和高岡店で行われ、全国各地から、金属、漆、木工、陶磁器、ガラス、ジュエリー、テキスタイル、家具、照明など、様々な素材を使った作品が出品された。


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