注釈

  • 1.シマおこし・・・・1979年1月中旬、沖縄の石垣島と西表島において、地元に芽生えつつある地場産業の育成を考える地域振興についてのシンポジウムが開かれた。このシンポジウムは「沖縄シマおこし研究交流会議」と呼ばれた。ここでいう「シマ」とは、必ずしも島(island)ではなく、自分の故郷や現在住んでいる地域といった意味であり、「シマおこし」とは、それらの地域を内側から築き上げようとする内発的な“まちづくり”や“地域振興”のことである。

  • 2.えんなかクラブ・・・・「山田村ふるさと塾」第2期生のグループ。「ふるさと塾」とは1993年に作成された山田村総合計画(山田村の豊かな資源と空間を活かした新しい村作りを模索し実現させるための計画)の施策の一つ「人づくり」の一環で、山田村地域づくりの学習と取り組みを進める狙いで様々な研修や行事を体験させるもの。第2期生は20〜50歳代までの男性10名、女性4名、計14名の活動的なメンバーであった。その「ふるさと塾」を終える時、学んだことを発揮してこれからも討論をしようということで「えんなかクラブ」が結成された。「えんなか」とは「いろり」という意味。活動は、結成と同時期に学生のボランティアの申し出がきて「こうりゃく隊」結成となったため特になし。

  • 3.過疎地域活性化優良自治体の表彰・・・・創意工夫で過疎地域の活性化に取り組み、全国の参考となる自治体に贈られるもので、平成2年度から始まり平成10年度で9回目を向かえている(国土庁長官賞は平成2年から全国過疎地域活性化連盟会長賞)。また、国土庁長官賞と全国過疎地域活性化連盟会長賞があり、毎回全国から5団体ずつ選ばれている。
    *平成10年に表彰された地域
    国土庁長官賞
      山形県西川町
      富山県山田村
      兵庫県朝来町
      宮崎県椎葉村
      沖縄県北大東村
    全国過疎地域活性化連盟会長賞
      北海道新冠町
     岩手県大東町
     千葉県和田町
     岡山県加茂川町
     長崎県高島町


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