スタッフ紹介
										
橋 浩二(Takahashi Koji) 人文学部教授
					 1999年11月に富山大学へ着任しました。その前は、大阪府羽曳野市で埋蔵文化財の仕事に携わっていました。私の研究室からは、春は春風に澄む、夏は深緑の、秋は紅葉の、冬は夕映えの雪の立山連峰を望むことができます。山・海・川・緑豊かで、米・水・酒・魚もおいしい富山はとてもよい所です。 
専門研究分野は、日本考古学(弥生時代・古墳時代)です。とくに最近は、@北陸における古墳の出現と変遷について、A日本および韓国における翡翠勾玉の生産と流通過程について、B北陸の土器について、C日本海交易・交流について、研究をすすめています。
また、富山大学杉谷キャンパス内にある杉谷古墳群の発掘調査などを、学生といっしょにすすめています。
  
〔主な研究論文〕 
2011.3「味雛王陵地区古墳群および皇吾洞34号墳出土の翡翠勾玉」『慶北大 
     学校考古人類学科30周年記念 考古学論叢』考古学論叢刊行委員会 
2010.3「翡翠半?形勾玉の製作技術と地域性の背景」『待兼山考古学論集U− 
    大阪大学文学部考古学研究室20周年記念論集−』大阪大学文学部考 
    古学研究室編 
2009.11「古墳時代の越中」『古代の越中』環日本海歴史民俗学叢書13、高志 
     書院 
2009.5「北陸における弥生墓制」『中部の弥生時代研究』中部の弥生時代研究 
    刊行委員会 
2008.5「潟湖環境と地域間ネットワーク−弥生・古墳時代の日本海沿岸におけ 
    る地域間関係のモデル化−」『海域世界のネットワークと重層性』 
    桂書房 
2007.8「富山市古沢塚山古墳の再測量とその評価」『富山大学人文学部紀要』 
    第47号 
2007.3『富山の古墳−氷見・雨晴の首長と日本海−』日本海学研究叢書、富 
    山県・日本海学推進機構 
2006.3「北陸の前方後方墳−柳田布尾山古墳の時期的評価をめぐって−」 
   『石川考古学研究会々誌』第49号 
2005.9「北陸のヒスイ玉生産」『ヒスイ文化フォーラム2005 神秘の勾玉−弥 
    生・古墳時代の翡翠文化−』ヒスイ文化フォーラム委員会 
2005.3「弥生後期における住居跡数の変化と人口の動態」『待兼山考古学論 
    集−都出比呂志先生退任記念−』大阪大学文学部考古学研究室編 
2005.3『ヒスイ製品の流通と交易形態に関する経済考古学的研究』平成15〜 
    16年度科学研究費補助金若手研究(B)研究成果報告書 
2004.3「日本列島と日本海」『日本海/東アジアの地中海』桂書房
  
〔主な報告書〕 
2011.3『手繰ヶ城山古墳−測量調査報告書−』 
2008.3『稲積オオヤチ古墳群−第2次調査報告書−』 
2007.3『阿尾島田古墳群の研究−日本海中部沿岸域における古墳出現過程 
    の新研究−』平成16〜18年度科学研究費補助金基盤研究(B)研究成 
    果報告書 
2007.3『稲積オオヤチ古墳群−第1次調査報告書−』 
 
					
 
  
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