研究室のとりくみ

 考古学は遺跡や遺物を手がかりに、過去の人類の生活や技術、文化、交流、社会などを研究する学問です。
 あつかう時代は旧石器時代から近世までが中心です。富山大学人文学部歴史文化コース考古学分野では主に日本の考古学について学ぶことができます。文化財の専門職員や学芸員等に必要な調査技術及び専門知識の習得を目指して、実習などの授業に力を入れています。

 富山大学人文学部考古学研究室は、1979年に創設されました。開設以来40年以上にわたって、発掘調査及び測量調査や分布調査、研究室旅行(遺跡の実地研修)を実施してきています。
 夏季などに行われる調査は、測量技術と発掘技術、また基礎考古学の習得を目的にし、さらに測量・発掘・分布調査報告書の作成を通じて論理能力を育成するもので、考古学研究室でもっとも大きな仕事ともいえます。

 人文学部の専門コースへの進学は2年生の前期からですが、考古学をしたくて待ちきれず、1年生から出入りする学生もいます。
 毎年2〜10名程度の学生が入ってきますので、研究室には総勢20人ほどのメンバーがいます。
 

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