度数 (%) | マンガのイメージ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
子ども向け | どちらかといえば 子ども向け | どちらともいえない | どちらかといえば 大人向け | 大人向け | ||
マンガに 接している 度合い | 買って読む | 5 (10.9) | 11 (23.9) | 28 (60.9) | 2 ( 4.3) | 0 ( 0.0) |
立ち読み程度 | 14 (14.6) | 36 (37.5) | 42 (43.8) | 3 ( 3.1) | 1 ( 1.0) | |
読まない | 22 (31.0) | 25 (35.2) | 21 (29.6) | 3 ( 4.2) | 0 ( 0.0) | |
合計 | 41 (19.2) | 72 (33.8) | 91 (42.7) | 8 ( 3.8) | 1 ( 0.5) | |
P<0.05 Cramer's V=0.20 |
度数 (%) | マンガのイメージ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
高尚 | どちらかといえば 高尚 | どちらともいえない | どちらかといえば 低俗 | 低俗 | ||
マンガに 接している 度合い | 買って読む | 1 (2.2) | 2 (4.4) | 38 (84.4) | 4 ( 8.9) | 0 ( 0.0) |
立ち読み程度 | 4 (4.3) | 6 (6.4) | 54 (57.4) | 29 ( 30.9) | 1 ( 1.1) | |
読まない | 0 (0.0) | 7 (10.0) | 44 (62.9) | 11 ( 15.7) | 8 ( 11.4) | |
合計 | 5 (2.4) | 15 (7.2) | 136 (65.1) | 44 ( 21.1) | 9 ( 4.3) | |
P<0.01 Cramer's V=0.26 |
度数 (%) | マンガのイメージ | |||||
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感情移入できない | どちらかといえば 感情移入できない | どちらともいえない | どちらかといえば 感情移入できる | 感情移入できる | ||
マンガに 接している 度合い | 買って読む | 0 (0.0) | 8 (17.8) | 14 (31.1) | 13 (28.9) | 10 (22.2) |
立ち読み程度 | 0 (0.0) | 13 (14.0) | 39 (41.9) | 31 (33.3) | 10 (10.8) | |
読まない | 6 (9.0) | 6 (9.0) | 32 (47.8) | 16 (23.9) | 7 (10.4) | |
合計 | 6 (2.9) | 27 (13.2) | 85 (41.5) | 60 (29.3) | 27 (13.2) | |
P<0.01 Cramer's V=0.22 |
度数 (%) | 現在のマンガとの接触度 | |||
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買って読む | 立ち読み程度 | 読まない | ||
過去の マンガ 経験 | 買って読んでいた | 31 (28.7) | 52 (48.1) | 25 (23.1) |
立ち読み程度だった | 3 (7.3) | 23 (56.1) | 15 (36.6) | |
読まなかった | 9 (14.3) | 21 (33.3) | 33 (52.4) | |
P<0.01 Cramer's V=0.22 |
この表から分かることは、過去(12〜3才の頃)にマンガに接する度合いの高かった人は、現在でもマンガに積極的に接しており、過去にマンガに接する度合いの低かった人は、現在もあまり読まないという傾向があるということである。つまり、子ども時代にマンガに接する機会がどのくらいあったか、ということは現在のマンガとの接触度、マンガに対する評価にかなり影響力があると言えるであろう(ここで4-1で見た、年代ごとの特徴というものをふまえておかなくてはならない。マンガというメディアが相当に普及する以前に子供時代をおくった人が、マンガに馴染めず、それを評価する機会もなかったということは、当然のことである)。
次では活字メディアとの比較を通して、人々がマンガをどのように「評価」しているのかということをさらにみていきたい。