3ー2 マンガと活字メディアの比較


 3ー1でマンガのイメージをみてきたのに対し、今度は人々がマンガと活字メディアに対して抱いているイメージを比較してみようと思う。

 まず最初に問10の単純集計の結果から、マンガと活字メディアそれぞれで回答のパーセントの高い順に並べていく。

・マンガ
     表3ー2ー1
              (%)
1位子供の心を掴みやすい80.5
2位誰にでもわかりやすい70.1
3位気軽に楽しめる69.9
4位娯楽性が高い69.7
5位普及しやすい57.4

・活字メディア
     表3ー2ー2
            (%)
1位情報量が多い83.0
2位知識が広がる75.9
3位思考力を養う71.2
4位よみごたえがある65.6
5位芸術性が高い49.8

 これらの結果から、人々の持つマンガと活字メディアに対して抱くイメージをそれぞれまとめてみようと思う。

・マンガ

 何といってもまず、マンガは子供の心に取り入れやすいと言える。絵本と同じように視覚が理解を助けるからであろうか?後、娯楽としてマンガを捉えているということもいえる。

・活字メディア

 「知識」「思考力」といった言葉に表されるように活字メディアは、何か目的意識を持って情報を得るため、自分を高めるために読むものとして捉えられているといえる。

(担当:川瀬)

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