イギリス留学
旅行業者が色んな企画を出しています。それに乗るのではない留学を考えてみます。
私は1998―1999年ロンドンに留学しましたが、家族をつれてゆきました。当時、高校生だった長女のことが学生諸君の参考になるかと思います。イーリングというロンドンから少し西の方で日本人が多く、日本人学校もある、ちょっと高級な住宅地に日本でいうマンション(イギリスではコートといいます)を借りました。近くに語学学校があって、それがなかなか良い学校でした。
先生とも親しくなり、パブに行ったり、交流が生まれ、留学生も、さまざまな日本人学生あり、ポーランドからきたり、フランス語圏から着て、フランスなまりの英語があったりでした。
マンションを借りる前に一週間だけ日本人が経営するホテルに泊まりました。住宅地の中にあって、それ自体ちょっとしゃれたハウスです。そこに務める若い日本人女性は、ロンドンのスクールに通っていて、観光ビジネスを教えるスクールなどはイギリスならではという感じでした。日本と違って、観光ビジネスといっても、イギリスの自然や歴史遺産を保護する思想とも結びついていて、少し深い内容のようにも見受けました。
ロンドンの中心部の語学学校は、猛烈にビジネス英語を鍛え上げてTOEICの点数をあげるのにはいいようです。しかし、ロンドンの中心だと治安の問題もありますし、イーリングで日本人の経営するホテルに少し泊まって情報を集め、慣れたら近辺の安い宿に、自分で電話して予約して泊まったりして、上記の語学学校へ行くのも、比較的安全で、良いかもしれないと思います。また、語学学校へ行かず、観劇や観光に行くにしても、そうした比較的安全な地域の宿から、自分でチケットをとったり、自分で汽車に乗って日帰り、もしくは一、二泊のB&Bを利用した小旅行に出かけたりしたら、旅行社の企画に乗るだけよりは有意義かもしれません。旅行社の企画は、イギリスー日本の行き帰りにだけ利用するというのも、一つの方法です。