作者:Conway, K. M.

論文名:Material girls : gender and property in Shakespeare

出版年:1995

内容:王が騎士たちのサーヴィスの見返りに土地を与える封建性は女性に土地所有権を与えない。しかしイギリスでは複雑な形で女性に土地、土地をめぐる遺産など物質的権利が認められてくる。それとシェイクスピアの作品との関連を指摘し、土地所有感覚での支配被支配を女性登場人物で分析する手の込んだフェミニズム論文。土地所有権の最たるものとしての父権支配もいう。クレオパトラの「愛はどのくらい」、『じゃじゃ馬馴らし』での結婚の契約性と女性の物質支配などを例に挙げる。

請求番号:MF||189||51