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  自由の女神  

自由の女神は別名"A lady of hope and Grace"で、愛称は”ミス・リバティ”と呼ばれています。
ニューヨーク港の入り口のリバティー島に立っており、南東の方角を向いてます。
1984年に文化遺産として登録されました。
像の高さは46m、台座の高さは47mで、左手には1776年7月4日と記した独立宣言書を、右手には世界を照らす真実と正義の光を象徴しているトーチを掲げ、七つの海と大陸を示す七つの光線を持つ王冠をかぶっています。
足元にある鎖は奴隷制と独裁政治を象徴するもので、それを彼女が踏みつけることによって自由と希望を示しています。
自由の女神は1886年にアメリカの独立100周年を記念して米仏の友好のしるしとしてフランス政府から寄贈されました。
女神像の立案者はフランスの歴史家エドアルド・ド・ラボライエで、設計したのは、フランス人彫刻家のフレディリック・オーギュスト・バルトルデイです。ギリシャ神話の光の女神をモチーフにしているそうです。(フレディリックの母親をモデルとしたという説もあるが)
1878年にフランスからフリゲート艦イゼールにより分解された状態で運ばれて来ました。
その後1886年にフランス革命100周年を記念してアメリカからフランスへ返礼としてパリに女神像を送りました。
かつてヨーロッパから船で渡ってきた多くの移民たちが、長旅の末、自由の地アメリカで最初に目にしたものがこの自由の女神だったのです。
そのため像の向きは移民の船がくる南東の方角を向いています。
まさに自由のシンボルといった感じですね。