平成24年度
京劇水滸戯について
漢文怪異小説の研究――石川鴻斎の『夜窓鬼談』について――
『他的国―只属于我們的独唱団』から見る韓寒の批判精神
平成25年度
史実と小説の間――宮城谷昌光『孟嘗君』の創作――
豊子愷の子ども観
日中美人比較論
中国政府が薄熙来の裁判をSNSサイト「新浪微博」で公開した意図
口コミによって次第に力を帯びる網民の脅威について
平成24年度
『春秋左氏伝』から見る子産
金庸の小説の魅力―その翻訳不可能な文学性について―
平成23年度
『醒世因縁伝』における年中行事・儀式について―清朝年中行事記との比較から―
『封神演義』における哪吒像について
郭沫若にとっての『屈原』
瓊瑤『一簾幽夢』の魅力 小説と映像化された作品の比較から
雪山飛狐 ~三人のヒロインにおける人物像の違いについて~
曹文軒『暮色籠罩的祠堂』考察
『天下無賊』の主人公傻根が持つ意味
中国の現代社会現象における「蟻族」―「蟻族」の現状―
チャイニーズポップスの韻律について ~王力宏の作詞を中心に~
中国現代音楽の押韻について―李宗盛の曲の考察から―
平成22年度
西施像について――明曲『浣紗記』を中心に
『児女英雄伝』における「児女英雄」について
残雪「阿娥」における孤立
六書について
平成21年度
中国神話における蚩尤像
『孫子』と『墨子』の反戦思想
公案ものがたり「血手印」の変遷とその特徴
余華作品における家族―『活着』『許三観売血記』の血のイメージを中心に―
男人婆から見る古灵作品の面白さについて~『爱哭小嫁娘』より~
「名」は多音字か
平成20年度
『狐狸縁全伝』の特徴について
水滸物語における軍師・呉用像について
三国志物語における周瑜像の変遷について
『醒世姻縁伝』における中国飲食文化について
楊家将系戯曲における公主像―「四郎探母」と「三関排宴」を中心に―
『霍桑シリーズ』における社会と舞女(ダンサー)
老舎『離婚』論
瓊瑶作品の魅力 ―煙雨蒙蒙と情深深雨蒙蒙の比較から―
金仁順作品の中の冷たさ
白先勇『孽子』における「孽子」に込められた意味
莫言~短編作品に見る故郷の姿~
金庸武侠小説と日本の動漫
平成19年度
六朝志怪小説における仏教説話
元曲「詐妮子調風月」に見られる燕燕像について
『醋葫芦』における妬婦像
謝冰心作品における愛の描かれ方の効果的手法
朱天心「匈牙利之水」におけるにおいと記憶
『上海ベイビー』――衛慧の届ける思い――
誤解と闘う英雄(ヒーロー)たち ~金庸武侠小説の魅力~
平成18年度
『孫子』の中の兵陰陽的要素の考察
木蘭故事の変遷――『北魏奇史閨孝烈伝』と『忠孝勇烈奇女伝』を中心として――
『聊斎志異』「黄英」について――花妖譚における陶生――
脇役と霍桑から見る程小青『霍桑探案』
古丁「原野」に見られる思想――否定される存在の意味――
金庸武侠小説における「江山」「美人」
平成17年度
『韓非子』に於ける斉の桓公と管仲~韓非から見た君臣
茅盾『子夜』考察――『子夜』に於ける“夜明け”とは――
曹文軒著『草房子』の考察――時空交錯から見る創作の原点――
黄氏鳳姿の作品が抱える矛盾について
金庸『雪山飛狐』考察
漢字の義符の重複について
平成16年度
中国における月と蟾蜍の関係について
志怪小説に登場する犬
六朝唐代における幽婚譚について――幽婚の痕跡に見られる生と死――
金庸『書剣恩仇録』における格闘描写
厳歌苓の短編小説における中国新移民の描写
巴金の死生観についての考察――短編・中編作品を中心に――
蕭紅『手』――手に表現される蕭紅の心理
金庸『天龍八部』考察~ふたりの姉妹から~
古龍『蕭十一郞』に描かれる女性~蕭十一郎を愛した二人の女性~
『深』の去声音について
『三』の去声音の持つ意味について
平成15年度
金庸の描く様々な愛
子どもの視点による作品の見え方――凌叔華の作品における考察――
史鉄生作品における自我の表現
老舎著『駱駝祥子』についての一考察~現代中国の女性ビジネスマンに影響を与えた作品~
茅盾『腐蝕』に見られる趙恵明の感情について――自己再生への道を探る――
蘇青『結婚十年』についての考察~「私」の意識の変化~
王朔作品の魅力~王朔『空中小姐』の考察~
趙樹理『李有才板話』の娯楽性
池莉『来来往往』~理想と現実の間における自己の発見~
『説文解字繋伝』と『説文解字(大徐本)』における反切の異同についての研究
中国の熟語・成語に含まれる動物のイメージ
平成14年度
『列女伝』から見える劉向の女性観
池莉著『你是一条河』考察――流される人
黄凡『大時代』の時代性
張愛玲『心経』についての考察
三人称代名詞『它』について
東巴文字と甲骨文字の比較研究
平成13年度
『孫子』に見る二段階推移
中国語における人称代名詞の単数複数の区別について
平成12年度
丁玲『莎菲女士の日記』についての研究
白先勇『那片血一般紅的杜鵑花』におけるアイデンティティの危機感
残雪『蒼老的浮雲』に関する考察――自我の目覚めと作品中の死の意味――
恋愛から見る巴金の『家』
西西の作品に見る香港
中国における図書館の発展
『説文解字』見出し字の研究
『紅楼夢』における可能補語の特徴
『切韻』と『広韻』における反切用字法の変化の研究
満州文字の書体の変遷について