基本的なドイツ語運用能力を高め,ドイツ語学・文学を学ぶことを主眼とする。あわせて,ドイツ言語文化,現代のドイツについて理解し,ドイツ語圏のみならず,英,米,仏,露などの文化圏との交流にも資することのできる人材育成を目指す。
教養教育から専門教育への橋渡しとなる授業。通常の教養の授業を補強しつつ,ドイツ語能力の向上を図る。ドイツ語を専門としない学生も対象である。
文学作品,語学テキストなどをもとに,練習問題,レポートを行うことによって,ドイツ語運用能力を養う。各学年向けに開講されるものと全学年向けに開講されるものの2種類ある。
文学作品,語学テキスト,新聞,雑誌などさまざまなテキストを,辞書と文法知識をもとに正確に読む訓練を行う。各学年向けに開講されるものと全学年向けに開講されるものの2種類ある。
ドイツ文化の諸相を各教員がそれぞれの研究テーマに応じて伝える。毎年,後期に1コマ開講される。
現代までのドイツ文学の流れを,各時代の文学思潮や歴史的背景,代表的な作家と作品を取り上げつつ,理解する。毎年,前後期各1コマ開講され,2年前期から3年前期まで3期間の連続した講義となる。
各教員がそれぞれの専門分野に応じた語学,文学関連のテーマを取り上げ,講義する。
ドイツ語のネイティブ・スピーカーによる会話・作文の授業。
4年生が対象で,学生が研究テーマを自分で探し,それについての卒業論文を完成させる。指導教員には,研究テーマに関連する分野もしくはそれに近い分野を研究している教員2名がなる。テーマは4月下旬までに決定し,10月の卒論中間発表会で,その時点までの研究成果を報告する。中間発表会にはコース全教員のほか,2,3年生も参加し,質疑応答を行う。最終的な提出は1月下旬である。これまでの卒論テーマはこちらを参照。