第4回 日本の「差別問題」(3)
5.障害と病気
1)障害者
- 「負のイメージ」としての障害者
- 様々な「差別語」 「比喩」としての使用
- 「不幸」のイメージ
- 否定的アイデンティティ
- 障害者の隔離と排除
- 能力主義
- 「能力」と社会的地位の結び付き
- 「特別な存在」としての障害者(「異化」の必要性)
- 誰が「障害者」か?
- 「迷惑な存在」としての障害者
- 個人主義指向というトレンド
- 「誰にも迷惑をかけていない」という言葉
- 「子ども扱い」される障害者
- 「異形」の存在
- 「スーパースター」としての障害者
- 「知的障害者」
- 責任の免除と自己決定権の否定
- 「犯罪者予備軍」としての扱い
2)HIV
- 過剰反応としての排除
- 性感染症としてのイメージ
- 隠喩としての「病気」
6.個人的異質性と差別
- 文化的埋めこみ イメージとしての性別、障害
- 社会システムへの埋めこみ(「内部」でありながら「外部」)
- 可視性の高さ
7.その他の差別
以下のものも「差別」として語られることがある。しかしこれらを今まで述べたものと同じ意味で「差別」と考えて良いだろうか。また「差別」と考えるなら、その「共通性」はどこにあるだろうか。
- 家族関係
- 年齢
- 達成的地位
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