第3回 日本の「差別問題」(2)
4.ジェンダー・セクシュアリティ
1)女性
- 就職・賃金・昇進の不平等
なぜ不平等が存在するのか?
- 性別役割分業
- 身体性(偏見?)
- 「男らしさ」の政治性
- 性別役割分業
性別役割分業は「差別」なのか?
- 対等な分担? (家事・育児も立派な仕事)
- 自然な分担? (女性は家事・育児に向いている)
- 経済力を背景とした権力関係の存在
- 「家」制度の中の女性
- 性暴力・性の商品化
- 「性的存在」としての女性
- 性暴力の「効果」
- 「セックスは女の武器」か?
- 女性の性的主体性
- 受動的な存在としての女性
- 身体からの疎外
- 生む権利・中絶する権利
- 女性差別問題の困難さ
- 「女性」の多様性
- 立場の違い ex.「主婦」の評価
- 感覚の違い ex.「ミスコン」
- 誰が差別をしているのか?
- 「名前のない問題」
- 「異質性」のとらえ方
- 「再生産」との関り
- 身体性
2)ホモセクシュアリティ
- 性的存在としての同性愛者
- 性的秩序の破壊者としての同性愛者
- 女性差別との関り
3)「男性差別」
「男性差別」は存在するか?
- 女性差別と同等の現象としての「男性差別」
- 男性に対するセクシュアルハラスメント
- 「女の仕事」での男性排除
- 「逆差別」としての「男性差別」
- 女性差別の裏返しとしての「男性差別」
- 「ドロップアウト」
5.障害と病気
1)障害者
- 「負のイメージ」としての障害者
- 様々な「差別語」 「比喩」としての使用
- 「不幸」のイメージ
- 否定的アイデンティティ
- 障害者の隔離と排除
- 能力主義
- 「能力」と社会的地位の結び付き
- 「特別な存在」としての障害者(「異化」の必要性)
- 誰が「障害者」か?
- 「迷惑な存在」としての障害者
- 個人主義指向というトレンド
- 「誰にも迷惑をかけていない」という言葉
- 「子ども扱い」される障害者
- 「異形」の存在
- 「スーパースター」としての障害者
- 「知的障害者」
- 責任の免除と自己決定権の否定
- 「犯罪者予備軍」としての扱い
2)HIV
- 過剰反応としての排除
- 性感染症としてのイメージ
- 隠喩としての「病気」
6.個人的異質性と差別
- 文化的埋めこみ イメージとしての性別、障害
- 社会システムへの埋めこみ(「内部」でありながら「外部」)
- 可視性の高さ
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