第12回(最終回) 差別問題を考え続けていくために
1.何が問題か
1)「差別」の気づきにくさ
2)資源と権力
- 政治や社会的決定へのマイノリティの参加
- 社会的ネットワーク
- 権力としてのマスメディア
3)アイデンティティ、自尊感情、社会秩序の形成
- 排除と攻撃によって形成されるアイデンティティ・自尊感情
- 排除による社会秩序の形成
2.身近な差別と向き合うために
1)関係性の構造の問題として差別問題を捉える
- どのような関係性が構築されているのかを理解する
- 「排除」「他者化」「同化」などを手がかりに
- その場にいない(とされている人)がどのように扱われているのか
- 自分がどのように組み込まれているのかを考える
2)「普通」や「あたりまえ」に気をつけろ
3)「告発」の効果を理解する
- 「告発」は場合によっては差別−被差別関係を硬直化させてしまう。
- 場の秩序をゆるがせる「告発」
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