注
- 三種の神器: 二つ意味があるが、ここは2番の意味で示した。
- 歴代の天皇が皇位の璽(しるし)として受け継いだという三つの宝物。八咫鏡、草薙剣、八坂瓊曲玉の三種類の宝物。
- そろえていわば理想的であるとされる三種の品物。昭和29年(1954)ごろから言われ、当時は電気洗濯機、真空掃除機、電気冷蔵庫をさした。(中村明監修 1995年 「大辞泉」 小学館 pg.1112より)
- マレビト信仰:
まれびととは人間の形をしてまれに訪れる神をいう。日本の民俗には村を訪れる神や異郷からの旅人を歓待し、その祝福を受ける信仰があった。小正月に出現するナマハゲ、海のかなたの常世または沖縄の他界、ニライカナイから来訪する祖霊や神がそれにあたり、各地を放浪する祝言職や乞食もまれびとの一種と考えられる。こうしたまれびとの概念を提出した折口信夫はまれびとと信仰を日本の民俗宗教の根幹をなすものとして重視した。(見田宗介、栗原彬、田中義久編 1988年 「社会学辞典」弘文堂 pg.840より)
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