第4章 調査の概要
1.調査目的 現代の若者における音楽行動や音楽観の実態を明らかにすること
2.調査方法 質問紙調査
3.調査対象 大学生(男女)
4.調査時期 1996年10月〜11月
5.回収数 249人(男126人、女121人、不明2人)
なお、調査にあたっては、NHK放送世論調査所編『現代人と音楽』所収の「現代人と音楽」調査、および、林・小川・吉井著『消費社会の広告と音楽』所収の「一般調査」8を参考にした。
質問項目は以下の通りである。
- 音楽ソフトの所有数,購入数,レンタル数
- メディア機器の所有の有無とその利用頻度
- 日頃、街の中やお店に流れている音楽に対して、うるさいと感じる頻度
- 特に音楽が聴きたいわけでもないのに、何となく音楽をかけてしまう頻度
- 勉強するときに音楽をかける頻度
- CDなどを購入する際に、ヒットチャートや売上ランキングを意識する程度
- 音楽聴取におけるメジャー指向とマイナー指向
- ミュージシャンのファッションをチェックする程度
- 周囲の人と音楽の話をする頻度
- 周囲の人から影響を受けて音楽を聴く頻度
- カラオケの利用頻度とその好悪
- 好きなミュージシャンのファンクラブへの所属経験の有無
- 音楽の意味づけ
- 好きな音楽ジャンル
- 流行への関心の程度、および流行に取り残されることを不安に思う程度
- 人づきあいを大切にする程度
- 性別
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