1. 主として、留学生、就学生(その大多数が日本語学校の学生)、研修生といった就労に制限がある人々を指す。
  2. いわゆる3K職種を本国人労働者が忌避し、その空白を外国人労働者あるいは少数民族(ethnic minority)の労働者が埋めるという傾向は、高度資本主義諸国で一般的に見られる現象であるように思われる。日本でも、景気循環による雇用変動とは無関係に、そうした業種および職種において恒常的に労働力不足が生じていることは、ほぼ確言できる。(
  3. 自民党外国人労働者問題特別委員会の「他の外国人と同じように扱え、という意見もあった。しかし、日系人は、同じ血のつながった民族だから、締め出すのは忍びない、ということでまとまった。」(委員長談)といういきさつ、「外国人を入れるといっても、日本人の子孫だ、という安心感がある。」という法務省幹部の説明に、みてとることができる。
  4. マートン(Merton Roberto king)の用語で、研究対象の規模と理論的一般水準とにおいて中立性を保った社会学理論を指す。彼は、経験的に検証可能な一般範囲の社会事象観察とそこから得られた斉一的諸命題の理論的一般化をめざすべきだと提唱した。
  5. 日本と朝鮮は太古より一体不可分の近親性をもち、同一の祖先から出た身近な血族である、という考え方。それによって朝鮮人は日本帝国臣民という位置付けがなされた。

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