注釈
(1) ここでの「聖地巡礼」は、アニメや漫画の舞台となった場所を実際に訪れる観光行動のことを指す。
(2) 五十嵐(2012)によると、『魔法少女リリカルなのは』はいわゆる美少女アニメであり、関連グッズにおいても美少女キャラクターが扇情的に描かれることが多いという。従って、そのキャラクターデザインと総作画監督を担当した奥田氏によって描かれる「足利ひめたま」は、「萌え」の対象として合致すると述べている。
(3) オリジナル小説の執筆は酒井直行氏、挿絵は那智泉見氏が担当。四コマ漫画の原作は小説と同じく酒井氏、イラストは富山県出身の漫画家、SANA氏が担当している。
(4) 2012年に「あみたん娘」の1話完結型のオリジナルストーリーを公募する「めざせアニメ化!あみたん娘ショートストーリーコンテスト」が実施された。
(5) 「Moe1実行委員会」、「もえしょくプロジェクト」は活動の性質上、他との比較がし難いと判断し、「桜織プロジェクト」に関しては調査期間中にウェブサイトが閉鎖し、情報収集が困難となったため、これら3つを対象外とした。
(6)
「足利ひめたま」の「物語性」については、『ひめたま物語〜ふたりの夏〜』という小冊子が存在するが、入手が困難であったため確認することが出来なかった。
(7) 株式会社P.A.WORKSは南砺市に拠点を置く著名なアニメ制作会社である。2000年11月10日に会社設立。代表作は『true tears』、『花咲くいろは』、『TARI TARI』など。
(8) 円筒分水とは、農業用水などを均等に分配するための施設である。赤祖父円筒分水槽は南砺市井口に設置されており、赤祖父溜池の水を分配している。