注
(1)つどいの広場事業
平成19年度より、つどいの広場事業、地域子育て支援センター事業を統合し、児童館などのスペースも活用しながら、地域子育て支援拠点事業(ひろば型、センター型、児童館型)が新たに再編された。「子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や子育ての不安・悩みを相談できる場を提供」(厚生労働省 2010)することが目的。
(2)氷見市ボランティア総合センター
氷見市社会福祉協議会のボランティアセンター。市民のボランティア活動や市民活動、地域福祉活動をサポートしている。
(3)ひみパソボラネット
平成16年度に氷見ボランティア総合センターの呼びかけにより始まった、パソコンボランティア。パソコンを使えるようになりたい人が集まり、勉強しながら地域との交流を図る。
(4)自治振興委員
行政と市民を結び、円滑な事務の運営を図るため、各地域に居住し、市からの連絡事項の市民への伝達・配布や各種事務を行ってもらう。
自治会連合会組織として、自治振興委員間の連携をとり、市政の振興・市民福祉の増進を図るために、自治振興委員による「自治振興委員連合会」が組織されている。
名称 |
氷見市自治振興委員連合会 |
設立年月日 |
昭和47年5月2日 |
構成員(団体)数 |
233団体 |
平成19年度予算額 |
2,519千円 |
平成19年度市補助金 |
900,000円 |
主な活動内容 |
総会・役員会・研修旅行・会員研修・役員研修 など |
構成 |
会長1人 副会長8人 監事3人 参与1人 事務局長1人 |
(氷見市ホームページより)
(5)民生委員
正式な名称は「民生委員・児童委員」。厚生労働大臣から委嘱を受けて、地域住民の立場に立って、援護活動や相談・助言活動を行い、地域社会の福祉向上に努めている。
(6)主任児童委員
民生委員児童委員として委嘱されており、児童福祉にかかわる問題を専門的に担当している。氷見市では、平成19年12月1日現在で民生委員児童委員は120名、主任児童委員は23名いる。(氷見市ホームページより)
(7) まちづくり交付金
「まちなかサロンひみ」の改修費は、平成21年度の市の事業「新世紀の挑戦」内の「6万人定住と200万人交流の都市づくり」に分類されている「まちなか活性化交流サロン(仮称)整備事業」(新規事業)として予算が組まれていた。担当は市の企画広報室で、予算額は849万1千円。観光客や買い物客向けの休憩所、観光案内所、子育て支援と世代間交流の活動拠点として、まちなかに交流サロンを整備することを事業概要としている。
(8) クリエイト・マイ・タウン事業補助金
豊かで住み良い個性あるふるさとづくりを推進するため、地域おこしや文化、環境保全等の幅広い分野で、自主的・主体的に積極的な参加で実施する事業及びコミュニティ活動、コミュニティ・ビジネス、コミュニティ施設、設備等の整備に要する経費に対し助成している。
補助金の財源は、氷見市ふるさとづくり基金(氷見市ふるさと応援寄付金やその他の寄付金を積み立てたもの。)を取り崩して利用している。「クリエイト・マイ・タウン事業補助金」の対象となる事業のうち、「まちなかサロンひみ」については「コミュニティ活動推進事業」がそれにあたり、「市民が主役の地域づくり推進事業(ソフト事業)」として、サロンオープン1年目の運営費50万円を助成してもらっている。
クリエイト・マイ・タウン選定委員会と市長による審査に合格して、補助金の交付が決定し、補助事業が完了した際には、実績報告書を市長に提出することが求められる。「まちなかサロンひみ」の場合は、申請日が平成21年5月13日、交付決定日が平成21年6月17日となっている。
(9) Cさんへのインタビューによると、「どんぐりサロン」という在宅児の支援をしているのはほとんど民生委員であることや、「子育て支援応援団体」の援助支援も民生委員が中心なってやっていることを意味している。