(1)調査は平成2010月にWeb調査によって全国の16歳から69歳の2人以上世帯の女性および単身者の男女を対象に実施。4,318人のサンプルによる。

(2)200710月、滋賀県高島市で大阪市の動物愛護団体「アーク・エンジェルズ」が建設している犬のシェルターに、団体が約40頭の犬を持ち込もうとしたことに対し、地元住民が鳴き声やにおいなどで生活環境が破壊されるといった理由から反対運動が起こった。

(3)動物愛護管理に関する窓口として厚生センター(新川厚生センター、高岡厚生センター、中部厚生センター、砺波厚生センター)や富山市保健所が置かれている。各厚生センターは富山県の管轄であり、中核市である富山市が富山市保健所を置いている。

(4)成犬譲渡は不定期で行われる。譲渡会が開かれるときは県のホームページ上に毎週火曜日成犬の写真がアップされその週の金曜日の14時から譲渡会が始める。成犬とはおおよそ67ヶ月から6歳くらいまでの年齢をいうが、発情期がきたことで成犬とみなす場合もあるため、上記のような年齢で成犬とは一概に判断できないのが現状である。だが、譲渡の場合は年齢での判断が主となるため7歳以上のものは不適切として判定されてしまう。成犬は性格が定まって個性を既に定まっているため譲渡に出す際の基準に不都合な面も見られるが、逆に譲渡の際に性格を見て飼うことを判断できるという良点もある。

(5)猫を捕獲する際に捕獲目的が殺処分や虐待にあたる場合、動物の愛護及び管理に関する法律第5章第27条「愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する」に違反する。北日本動物福祉協会のように捕獲目的が避妊去勢手術や傷病の治療など愛護目的捕獲はこれに違反しないが、県や市では捕獲猫に対する不妊手術制度がないため手術目的の捕獲ができない。