MIME-Version: 1.0 Content-Type: multipart/related; boundary="----=_NextPart_01C50948.984D1150" このドキュメントは単一ファイル Web ページ (Web アーカイブ ファイル) です。お使いのブラウザ、またはエディタは Web アーカイブ ファイルをサポートしていません。Microsoft Internet Explorer など、Web アーカイブをサポートするブラウザをダウンロードしてください。 ------=_NextPart_01C50948.984D1150 Content-Location: file:///C:/AE69C634/Ote2004.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii" 富山大学人文学部 = 288;卒業論文

目Ē= 25; ・・・ 1

は{= 76;めに ・・・ 3

第ʌ= 97;章 過渡期にある民= 間被害者支援組織 = 2539;・・ 4

第1節 公= 共性の再構築 ―社= 250;学の研究課題― ・= ・・ 4

第1項 社= 会学における被害者= 0740;究の概観 ―カテゴ= ;リーとしての被害者&#= 8213; ・・・ 4

第2項 新= たな「公」としての= 7665;間被害者支援組織ӌ= 8;・・・ 5

第2節 日= 本における被害者支= 5588;の現状 ・・・ ᦂ= 1;

第1項 日= 本における被害者支= 5588;の発展 ―被害者の= ;“声”― ・・・ ʍ= 02;

第2項 民= 間被害者支援組織と= 2381;の課題 ・・・ ᦂ= 3;

第3項 調= 査対象と調査方法 = 2539;・・ 8

第3節 「= 医療モデル」から「= 2207;合的福祉モデル」Ә= 8; ・・・ 8

第1項 「= 医療モデル」と「総= 1512;的福祉モデル」 ӥ= 9;・・ 8

第2項 「= 医療モデル」から「= 2207;合的福祉モデル」Ә= 8; ・・・ 9

第3項 「= 総合的福祉モデル」= 2395;なるために ・・ӥ= 9; 10

 Ļ= 32;2章 民間被害者支= 援組織の組織形態と= 7963;動 ・・・ 11

第1節 民= 間被害者支援組織の= 4418;態 ・・・ 11

第1項 民= 間被害者支援組織の= 7083;成 ・・・ 11

第2項 被= 害者支援活動の担当= 2773; ・・・ 11

第2節 民= 間被害者支援組織の= 7963;動の実際 ・・・ӌ= 8;12

第1項 民= 間被害者支援組織の= 7963;動 ・・・ 12

第2項 電= 話相談活動 ・・・= 2288;13

第3項 面= 接相談活動 ・・・= 2288;14

第4項 直= 接支援活動 ・・・= 2288;15

第5項 自= 助グループ支援 ・= 2539;・ 16

第6項 定= 例会 ・・・ 16

第3節 支= 援活動とその障害 = 2539;・・ 16

第1項 被= 害者との接触 ・・= 2539; 16

第2項 広= 報啓発の必要性 ・= 2539;・ 17

第3項 財= 政の安定 ・・・ 18

第ʌ= 99;章 民間被害者支援= 組織における人材育= 5104; ・・・ 20

第1節 民= 間被害者支援組織に= 2362;けるボランティアӌ= 8;・・・ 20

第1項 ボ= ランティアが支援す= 2427;意義 ・・・ 20

第2項 ボ= ランティアの類別 = 2539;・・ 20

第2節 各= 民間被害者支援組織= 2395;おけるボランティӝ= 0;の募集と育成 ・・&= #12539; 21

第1項 い= ばらき被害者支援セ= 2531;ターの場合 ・・ӥ= 9; 21

第2項 石= 川被害者サポートセ= 2531;ターの場合 ・・ӥ= 9; 21

第3項 福= 井被害者支援センタ= 2540;の場合 ・・・ 22

第3節 活= 動の幅が広がるボラ= 2531;ティア ―適材適所= ;へ― ・・・ 22

第1項 ボ= ランティアの募集 = 2539;・・ 22

第2項 ボ= ランティアの資質 = 2539;・・ 23

第3項 ボ= ランティアの育成 = 2539;・・ 24

第4項 ボ= ランティアの過不足= 2288;・・・ 25

第5項 ボ= ランティアの役割 = 2539;・・ 26

第6項 ボ= ランティアの適性と= 5903;援活動 ・・・ 27

第ʍ= 00;章 考察 ・・・ = 28

第1節 民= 間支援組織の多様性= 2288;・・・ 28

第1項 ボ= ランティアの養成に= 2415;る独自性 ・・・ӌ= 8;28

第2項 「= 総合的福祉モデル」= 2392;現在の民間被害者ਞ= 3;援組織 ・・・ 29

第2節 民= 間被害者支援組織の= 5104;熟に向けて ・・ӥ= 9; 31

第1項 民= 間被害者支援組織に= 2392;っての課題 ・・ӥ= 9; 31

第2項 「= 総合的福祉モデル」= 2408;の成熟と指標 ・ӥ= 9;・ 31

最ô= 60;に ・・・ 32

参Ň= 71;文献 ・・・ 33

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図= 4920;一覧

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は{= 76;めに

 Ű= 17;年、被害者支援が注= 目されている。加害= 2773;が「社会の被害者ӎ= 1;として手厚くその権&= #21033;を保護されるのに= 550;して、被害者は誰か= ;らも支援してもらえ&#= 12378;、家族または個人{= 91;身体的、精神的苦痛= に向き合っていた。= 2371;のような状況に対ӕ= 5;被害者自身が自身の&= #32076;験を社会に発信す = 427;ことによって、徐々= ;に被害者に対する理&#= 35299;が得られ、同時にă= 03;援の必要性が知られ= るようになってきた= 2398;である。しかしなӔ= 4;ら、日本の被害者支&= #25588;はヨーロッパ諸国 = 289;アメリカ、オセアニ= ;アなどの被害者支援&#= 20808;進国に比べて大き{= 67;遅れをとっている。= 山上は「わが国にお= 2369;る被害者支援サーӡ= 9;スは、まだ、英米の&= #12381;れのわずか数パー = 475;ントをカバーしてい= ;るにすぎない」(山&#= 19978; 2000b:12)という。

 ĥ= 59;罪被害者支援システ= ムを確立している欧= 1859;諸国においては、Ӣ= 8;ランティアを主体と&= #12377;る民間被害者支援 = 068;織が活動の中心とな= ;っている。日本にお&#= 12356;ても徐々にその数{= 99;増えつつある。本論= 文は民間支援組織が= 2289;精神的支援からよӚ= 6;直接支援を重視した&= #27963;動を行っていく際 = 395;、何が必要となるの= ;かを考察する。また&#= 12289;ボランティアの育û= 04;も民間被害者支援組= 織が抱える大きな課= 8988;の一つである。本෢= 2;文では、「これから&= #12398;民間支援組織に必#= 201;なもの」と「ボラン= ;ティアの育成」に焦&#= 28857;を当てる。

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第1章 過= 渡期にある民間被害= 2773;支援組織

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 Ļ= 32;1章では、第1節に= おいてこれまでの社= 0250;学における被害研ి= 0;を概観したあとで、&= #20170;後の研究課題を述 = 409;る。第2節で日本に= ;おける被害者支援の&#= 30330;展と、民間被害者ă= 03;援組織が抱える課題= について触れる。ま= 2383;、本論文を書くにӓ= 4;たって行った調査と&= #12381;の対象についてみ = 427;。第3節では、中島= ;(2000)の論文より= 2300;医療モデル」と「ಔ= 7;合的福祉モデル」の&= #65298;つのモデルを用い = 289;民間支援組織につい= ;て考えてみたい。

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第ʌ= 97;節 公共性の再構築=  ―被害研究に対す = 427;社会学の研究課題―=

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第ʌ= 97;項 社会学における= 被害者研究の概観 = 213;カテゴリーとしての= ;「被害者」―

 Ķ= 38;会学における被害者= 研究を述べる前に、= 6368;初に考慮すべきこӗ= 2;がある。それは「社&= #20250;学的な視点から犯 = 618;や社会的逸脱にアプ= ;ローチする場合、そ&#= 12398;主要な関心は犯罪|= 34;犯す人間とその行為= に集中し、被害をこ= 2358;むる側への視点がશ= 4;落していた」(森田&= #12288;2000:86)ということ= である。その理由を= 2300;被害」や「被害性ӎ= 1;に関して、単に犯罪&= #23398;におけるそれを援= 992;していたからだと森= ;田は指摘する。そし&#= 12390;「被害という現象{= 64;社会学にとって何な= のか、被害者とは何= 2773;なのか、その社会ण= 8;的な意味づけについ&= #12390;、未だ明確なイメ = 540;ジを形成しえていな= ;い」(森田2000:86)事情がある= という。この「社会= 3398;における被害者とӗ= 9;何者か」という問い&= #12395;対して山本は「被= 475;者とは、人々が被害= ;者と定義した者だ」&#= 65288;山本 2001:134)という構築= ;主義に則った回答を&#= 36848;べている。そのう{= 60;で、ラベリング論の= 命題である「犯罪と= 2399;ラベルだ」と同じం= 0;究プログラムの提示&= #12364;可能とし、「被害 = 773;」カテゴリーは奪わ= ;れたり、押し付けら&#= 12428;たりできるものだ{= 92;主張する。また、被= 害者という地位は他= 2773;から付与される場ࡧ= 2;があることについて&= #12418;触れている。この"= 987;害者カテゴリーが他= ;者から付与される場&#= 21512;についての研究にz= 89;中河(2001)と土井(2002)のものを挙げ= ;ることができる。彼&#= 12425;は、ともに平成12年の少年法改Ē= 91;について、少年司法= における「加害者」= 2391;ある少年を「社会ӗ= 8;被害者」とすること&= #12395;よって、「加害者 = 398;消失」という事態が= ;起きていたことにつ&#= 12356;て触れている。

 {= 71;のように、社会学に= おいては被害者カテ= 2468;リーをめぐる論文Ӕ= 4;多い。上記以外に被&= #23475;者に着目したもの = 392;して、佐藤(2003)は被害者の= 3258;助グループに着目ӕ= 5;て、社会的相互作用&= #12398;視点から、被害者 = 398;アイデンティティ管= ;理を、アイデンティ&#= 12486;ィクライシスの発ī= 83;より、自助グループ= の支えあいによる回= 4489;に至るまでの過程ӛ= 4;概観している。また&= #22823;山(1998)は、多重債= 1209;者の被害者の会にࡠ= 2;与観察し、被害者が&= #12300;被害者の会」とい = 358;社会的世界の形成と= ;維持に関わるなかに&#= 12289;日常感覚の回復やī= 83;活の再構築への契機= があるのではないか= 2392;いう。

 {= 71;の他に本論文におい= て最も多く引用され= 2427;のは、被害者支援ӗ= 5;実際に関わっている&= #20154;々が書いた論文で = 354;る。多田(2000a)はボランテ&#= 12451;アの育成についてĘ= 23;外の事例に触れつつ= 、日本の現状や今後= 2398;ボランティア育成ӗ= 5;ついて指摘を行って&= #12356;る。辰野(2003)は地域にお= 2356;て被害者支援を行Ӗ= 7;ていく際の課題や、&= #22320;域住民に対して被= 475;者支援に参加や協力= ;を促すための方策に&#= 12388;いて検討しているz= 90;これらの先行研究に= ついては第3章以下= 2391;も適宜引用を行うӍ= 0;

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第ʌ= 98;項 新たな「公」と= しての民間被害者支= 5588;組織

 É= 97;上のように、被害者= カテゴリーに関する= 5542;文は散見されるもӗ= 8;の、被害者支援に関&= #20418;する社会学的研究 = 399;少ない。それでは、= ;今後の社会学におけ&#= 12427;被害研究には、ど{= 98;ような研究課題があ= るのだろうか。

 Č= 62;田は、現代社会にお= ける人々は新たな共= 1516;性という関係を再ઔ= 3;築せねばならない状&= #27841;にあり、「被害者 = 398;みならず被害を蒙っ= ;ていない人々が潜在&#= 30340;な被害者リスクのÖ= 87;能性に対して、いか= に連携し新たな共同= 4615;を再構築できるかӎ= 1;(森田2000:93)が問われて= いると指摘する。そ= 2398;例として犯罪被害್= 3;対策や防犯活動にお&= #12369;るNPO(非営利 = 068;織)やボランティア= ;などを挙げ、「公」&#= 12364;担いきれない問題{= 64;あることを社会とし= て自覚することが必= 5201;であるという。そӕ= 5;て「安全に関しても&= #23448;主導、官依存型社= 250;から市民や民間団体= ;が『官』の補完体で&#= 12399;なく新たな『公』{= 83;りうる公共性を形成= し、主体的に参加し= 1332;働する社会」(森ஸ= 0; 2000:93)へと転換を= 図らねばならない。= 2371;うした状況のなかӗ= 1;、森田は4つの研究&= #35506;題が要請されると = 375;、その1つとして「= ;被害の社会問題化」&#= 12398;分析を提案してい|= 27;。このなかには「被= 害の発生やメカニズ= 2512;の研究」や、「そӚ= 8;が社会問題となる過&= #31243;や制度的、社会的= 550;応が講じられていく= ;過程」、あるいは「&#= 12302;潜在的被害への不ê= 33;感』ないしは『安全= 』を求める人々の利= 3475;の調整や対立過程ӎ= 1;、そして「国家や行&= #25919;機関あるいは住民= 243;体などを含めた新た= ;な安全をめぐる統治&#= 27231;構の形成やNGO|= 20;NPOなどの新たな= 組織形態と活動に関= 2377;る研究」(森田 2000:95)が含まれる= 。

 {= 71;のように森田は、新= たな共同性の再構築= 2392;してのNPOやボӤ= 1;ンティアが、今後社&= #20250;学において重要な= 740;究課題になるという= ;。民間支援組織で活&#= 21205;する人々は、被害Ň= 73;支援が警察だけでは= 担いきれない問題で= 2354;ることを自覚してӓ= 6;る。石川被害者サポ&= #12540;トセンターにおい = 390;、筆者がボランティ= ;アの方々に対して行&#= 12387;たアンケートの志ć= 95;動機の解答欄には、= 「被害者には誰もが= 2394;りうるから」、「਴= 6;日は我が身」など、&= #28508;在的な被害者リス = 463;の可能性に関する回= ;答があった。そのう&#= 12360;で民間支援組織はŌ= 58;分達の力によって被= 害者問題を担う新た= 2394;「公」になろうとӕ= 5;ている。「官」主導&= #12391;はなく、民間の組 = 340;でありながら被害者= ;支援を担う「公」と&#= 12375;て活動を行ってい|= 27;のである。本論文は= その民間支援組織の= 2068;織形態や活動に関ӕ= 5;て、事例研究と考察&= #12434;行う。その際に参 = 771;とするのは中島の「= ;医療モデル」と「総&#= 21512;的福祉モデル」で{= 54;る。この二つを尺度= として、現在の民間= 5903;援組織の成熟度を್= 1;えてみたい。それを&= #30693;る事は現在の民間= 903;援組織に不足してい= ;るものを明らかにす&#= 12427;ことにつながり、Ĕ= 65;間支援組織の発展の= 一助になると思われ= 2427;。しかし、その前ӗ= 5;山上(2000b)の論文を参&#= 32771;にしながら、日本{= 98;被害者支援がどう発= 展してきたのかにつ= 2356;て述べてみたい。

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第ʌ= 98;節 日本における被= 害者支援の現状

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第ʌ= 97;項 日本における被= 害者支援の発展 ―"= 987;害者の“声”―

 Ą= 85;本において公的機関= 、民間機関による犯= 2618;被害者支援が、本੬= 4;的に行われるように&= #12394;ったのはそれほど= 476;いことではない。被= ;害者支援先進国とさ&#= 12428;る英米でさえも、Ĉ= 12;格的に被害者支援対= 策に乗り出したのは30年ほど前のこ{= 92;である。英米におい= て被害者支援の開始= 2364;遅れたことに関しӗ= 0;山上は、「犯罪被害&= #32773;の実態が正しく社= 250;に伝えられなかった= ;」(山上 2000b:2)ためであ&= #12427;という。その後、= 359;罪被害者の実態調査= ;と、被害者支援の実&#= 36341;から、犯罪被害者{= 95;対する理解と有効な= 支援方法が明らかと= 2394;り、英米両国におӓ= 6;て被害者支援は一気&= #12395;進展した。山上は= 085;本においても「この= ;10年ほどで同様{= 98;経緯をたどり、社会= の新たな認識のもと= 2391;、今、被害者支援ӗ= 8;展開の時を迎えよう&= #12392;している」(山上 = 288;2000b:3)という。<= span lang=3DEN-US>

 û= 26;後の日本において、= 被害者支援は一部の= 0740;究者らに知られてӓ= 6;る程度で、「現実の&= #21839;題として論じられ = 427;ことはなかった」(= ;山上 2000b:7)が、平成&= #65299;年に山上、上野は= 359;罪被害者についての= ;研究を報告し、心の&#= 20663;に配慮した被害者ă= 03;援活動の必要性を積= 極的に指摘した。こ= 2398;指摘を実践につなӓ= 6;だのは、同年に開催&= #12373;れた「犯罪被害給= 184;制度発足10周年記念シン}= 09;ジウム」である。こ= のシンポジウムは、= 2381;の後の被害者支援ӗ= 8;進展につながる、2&= #12388;の大きな意義をも = 387;た。1つは「犯罪被= ;害者についての大規&#= 27169;な実態調査の実施{= 01;であり、もう1つは= 「犯罪被害相談室の開設」(= 山上 2000b:8)である。&= #35519;査を通じて被害者 = 398;切実な声や、その悲= ;惨な実態、そして支&#= 25588;へのニーズを明ら{= 63;にしたこの実証的な= 研究が、被害者支援= 2395;果たした役割は大Ӕ= 5;い。また、犯罪被害&= #30456;談室は、シンポジ = 454;ムにおいて会場の感= ;動を呼んだ一遺族の&#= 22768;にこたえる形で開š= 73;されたのである。

 {= 71;の2つの実践は、い= ずれも犯罪被害者の= 2622;かれている悲惨な୸= 6;況を明らかにするこ&= #12392;で、この問題への= 038;会の注意を喚起し、= ;被害者支援の充実を&#= 20419;す役割を果たしたz= 90;被害者の置かれてい= る実状を知れば、被= 3475;者支援が放置できӗ= 4;い重要な課題である&= #12371;とは誰の目にも明 = 425;かである。それゆえ= ;に多くの社会におい&#= 12390;、近年被害者支援{= 99;急速に発展したのだ= と山上は指摘する。= 2381;して、「犯罪被害್= 3;支援活動の原点は、&= #34987;害者・遺族の声に = 354;る。被害者支援活動= ;とは、その願いにこ&#= 12383;えて被害者を支援{= 75;、犯罪被害者の権利= と不幸な事件の再発= 0104;防を目指す、一つӗ= 8;社会運動である」(&= #23665;上 2000b:9)とまとめ&= #12390;いる。

 ŝ= 87;害者支援は、警察、= 検察などの公的機関= 2392;、民間機関が協働ӕ= 5;て行われる。本論文&= #12391;は主眼を、被害者= 903;援の中心として活動= ;する民間機関に置く&#= 12290;また、民間機関のÈ= 13;には女性の性的被害= 者や、ドメスティッ= 2463;バイオレンスの被फ= 5;者を支援する機関、&= #26292;力団を追放しよう = 392;する機関、多重債務= ;者を救済する機関な&#= 12393;がある。しかし、Ĉ= 12;論文においては、全= 国被害者支援ネット= 2527;ークに所属する犯ಽ= 8;被害者支援組織に考&= #23519;対象を限定し、そ = 428;らの組織を「民間被= ;害者支援組織(以後&#= 12289;民間支援組織)」{= 92;呼ぶことにする。

 Ð= 40;国被害者支援ネット= ワークは平成10年5月9日にʍ= 04;都道府県の民間支援= 組織が結集し設立さ= 2428;た。加盟組織は「ࡕ= 2;力してボランティア&= #12398;研修・訓練を行う = 392;ともに、新たな組織= ;の立ち上げを促し、&#= 12414;た、『犯罪被害者{= 98;権利宣言』の発表等= を通じて、我が国の= 9359;罪被害者支援策のࠠ= 5;実を関係諸機関に求&= #12417;るなど、被害者支= 588;の充実を目指す幅広= ;い活動を推進してい&#= 12427;」(山上 2000b:2)。その後&= #21152;盟組織は増え続け = 289;平成1612月現&= #22312;では35都道府県37= 組織が所属してい = 427;。

 ñ= 79;成11年5月には7{= 88;の被害者の権利、「= 公正な処遇を受けら= 2428;る権利」、「情報ӛ= 4;提供される権利」、&= #12300;被害回復の権利」 = 289;「意見を述べる権利= ;」、「再被害からま&#= 12418;られる権利」、「ñ= 79;穏かつ安全に生活す= る権利」を盛り込ん= 2384;「犯罪被害者の権࠷= 3;宣言」を発表した。&= #12414;た、犯罪被害給付= 046;度発足10周年記念シン}= 09;ジウムが開催された= 10月3日を、「ĥ= 59;罪被害者支援の日」= と定め、同ネットワ= 2540;ク加盟組織によりॳ= 5;報啓発活動を行って&= #12356;る。

 平成13年4月には犯ņ= 18;被害者等給付金支給= 法が改正され、都道= 4220;県公安委員会は、୷= 9;罪被害等の早期の軽&= #28187;に資する事業を適= 615;かつ確実に行う事が= ;できると認められる&#= 38750;営利法人の民間支ÿ= 88;組織を、犯罪被害者= 等早期援助団体(以= 9979;、早期援助団体)ӗ= 2;して指定できるよう&= #12395;なった(警察庁犯 = 618;被害者対策室 2004:125)。平成1612月現在では、ŝ= 87;害者支援都民センタ= ー、いばらき被害者= 5903;援センター、京都୷= 9;罪被害者支援センタ&= #12540;、被害者サポート = 475;ンターあいち、みや= ;ぎ被害者支援センタ&#= 12540;の5組織が各都府İ= 76;の公安委員会より指= 定されている。

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第ʌ= 98;項 民間被害者支援= 組織とその課題

 ŏ= 21;米では1980年代に、ボラ= 2531;ティアを中心とすӚ= 7;民間支援組織が司法&= #12289;医療、福祉等さま = 374;まな領域の専門家と= ;連携し、被害者に支&#= 25588;サービスを提供す|= 27;1つの社会システム= が構築されてきた。= 2763;って、日本の民間ਞ= 3;援組織の現状につい&= #12390;見てみよう。

 Ą= 85;本の民間支援組織に= ついて、山上は「犯= 2618;被害者の支援への७= 3;広いニーズを思えば&= #12289;我が国の民間支援 = 469;ービスのこの現状に= ;ついては、質・量と&#= 12418;に、大きな立ち後|= 28;を指摘せざるを得な= い」(山上 2000c:20)という。量= ;的な側面からいえば&#= 12289;民間支援組織の数{= 64;不足している。これでは= 支援を必要とする被= 3475;者がいても、十分ӗ= 4;支援を行うことが難&= #12375;い。質的な側面を#= 211;れば、未だ精神的支= ;援のみを扱い、生活&#= 25903;援を行う組織が少{= 94;い。現在の民間支援= 組織が行っている主= 2394;活動は電話相談、༣= 4;接相談、直接支援で&= #12354;る。このうち電話= 456;談は全ての民間支援= ;組織で行われている&#= 12364;、面接相談、直接ă= 03;援については組織に= よって違いがある。= 8754;接相談は被害者の୸= 6;態を知るために行う&= #24517;要があり、直接支= 588;は被害者が必要とす= ;る、生活や社会機能&#= 12398;回復に対する支援ė= 63;動である。この他に= も、事件直後に被害= 2773;がその場その場でও= 7;要とする支援を行う&= #21361;機介入などがある = 364;、これはほとんど行= ;われていない。充実&#= 12375;つつはあるが、民ž= 91;支援組織は質的にも= 量的にも改善の余地= 2434;有している。

 Ĕ= 65;間支援組織が行う活= 動の中には、他にボ= 2521;ンティアの育成がࡪ= 7;まれる。被害者支援&= #20808;進国において、活= 205;の中心となっている= ;のはボランティアで&#= 12354;る。これは多くのŝ= 87;害者に支援を行うた= めに、専門家だけで= 2399;なくボランティアӗ= 8;力が必要なためであ&= #12427;。このことから、= 170;後被害者支援がその= ;内容の充実を図るに&#= 12399;、質の高いボラン|= 86;ィアを育成すること= が不可欠である。

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第ʌ= 99;項 調査対象と調査= 方法

 É= 70;回の調査では、全国= 被害者支援ネットワ= 2540;クに加盟する37組織の中からz= 89;いばらき被害者支援= センター、石川被害= 2773;サポートセンターӌ= 9;福井被害者支援セン&= #12479;ーの3組織を調査= 550;象とすることになっ= ;た。なぜ、この3組&#= 32340;を調査対象とした{= 98;か。その理由はそれ= ぞれの設立年にある= 2290;いばらき被害者支৾= 8;センターは平成7年&= #65303;月に、全国で2番= 446;の民間支援組織とし= ;て設立された。また&#= 12289;平成1412月に&= #12399;早期援助団体に指= 450;されている。石川被= ;害者サポートセンタ&#= 12540;は平成9年3月にÐ= 40;国で4番目に「石川= 被害者相談室」とし= 2390;設立され、その後ॱ= 9;成15年に法人格をÖ= 62;得し、名称を変更し= 現在に至る。福井被= 3475;者支援センターはॱ= 9;成1311月に&= #20840;国で24番目に設立さ|= 28;た。このようにパイ= オニアとしてのいば= 2425;き被害者支援センӟ= 9;ー、中堅に位置する&= #30707;川被害者サポート = 475;ンター、萌芽期にあ= ;る福井被害者支援セ&#= 12531;ターとそれぞれのĥ= 05;色や相違点を示すこ= とが可能になった。= 5443;細は後述するが、Ӗ= 1;の組織形態や活動内&= #23481;の多様性を示すこ = 392;ができるのも理由の= ;一部である。

 ţ= 19;査方法として用いた= のは、インタビュー= 2391;あり、インタビュӝ= 2;―は全て各民間支援&#= 32068;織の事務局長であ|= 27;。いばらき被害者支= 援センターには9月= 2392;12月の2回、照ì= 65;美知子事務局長にイ= ンタビューをさせて= 2356;ただいた。石川被फ= 5;者サポートセンター&= #12395;は8月(2回)とA= 305;月、12月の4回、吉Ĭ= 00;詔子事務局長にお話= を伺い、福井被害者= 5903;援センターには8੍= 6;に1度、滝元敏文事&= #21209;局長にインタビュ = 540;に答えていただいた= ;。また石川= 被害者サポートセン= 2479;ーでは、この他にऩ= 0;例会や「被害者支援&= #12398;日のイベント」に= 442;加の機会をいただき= ;、ボランティアの方&#= 12293;にはアンケートにĻ= 72;えていただいた。

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第ʌ= 99;節 「医療モデル」= から「総合的福祉モ= 2487;ル」へ

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第ʌ= 97;項 「医療モデル」= と「総合的福祉モデ= 2523;」

 È= 13;島(2000)は被害者支= 5588;組織のモデルとしӗ= 0;二つを挙げている。&= #12300;医療モデル」と「 = 207;合的福祉モデル」で= ;ある。ここでは彼女&#= 12398;論文を参考にしな{= 64;ら、二つを概観して= みたい。

 Ĩ= 94;在、日本の被害者支= 援の中心となってい= 2427;のは「医療モデルӎ= 1;であろうと考えられ&= #12427;。「医療モデル」 = 391;は、被害者の心理的= ;回復を目標とした治&#= 30274;的アプローチを行{= 94;い、精神科医や心理= カウンセラーによっ= 2390;専門的なサービスӔ= 4;提供される。また、&= #27604;較的小数のスタッ = 501;でも対応が可能なこ= ;とから、被害者支援&#= 12364;一般に定着してい{= 94;い初期の導入として= 優れた面を有すると= 4605;われる。しかし、ळ= 0;象者が増えると治療&= #20197;外の需要やアウト = 522;ーチの対応が困= 難になるなど、限界= 2364;生じる。このようӗ= 4;限界に対して「総合&= #30340;福祉モデル」が対= 540;として挙げられてい= ;る。このモデルは、&#= 12377;でに地域保健の分ŵ= 26;で実践されているも= のであり、被害者の= 1038;会機能回復に焦点ӛ= 4;当てたより包括的な&= #25588;助を行うものであ = 427;。このモデルの中心= ;として動くのはソー&#= 12471;ャルワーカーのよ{= 58;な技能を備えた人で= あり、被害者相談の= 2207;合的な窓口としてણ= 1;能する。総合的福祉&= #12514;デルでは、専門的 = 394;対応は不可能だが、= ;アウトリーチや地域&#= 12398;他の機関との連携|= 34;果たすことも可能と= なる。また専門的内= 3481;については適したણ= 1;関へ紹介することで&= #12289;より多くの事例を= 201;うことができる。そ= ;して総合的福祉モデ&#= 12523;の運用にあたって{= 99;、実際に付き添いな= どを含めた現場へ出= 2390;行くスタッフやこӚ= 8;らの人々を管理する&= #24441;割を担う人(コー = 487;ィネーター)など様= ;々な役割を果たす人&#= 12398;養成が必要となるz= 90;(中島 2000:84-85=

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第ʌ= 98;項 「医療モデル」= から「総合的福祉モ= 2487;ル」へ

 ŝ= 87;害者に対する支援は= 大きく二つに分類さ= 2428;る。精神的支援とӌ= 9;生活に対する支援で&= #12354;る。一般的に被害 = 773;には、「心のケア」= ;などの精神的支援が&#= 24517;要だといわれる。{= 75;かし、被害者は精神= 的支援と、それ以外= 2398;生活に対する支援ӗ= 8;二つを必要とするの&= #12391;ある。被害者支援%= 117;民センターが、平成= ;13年1月に被害Ň= 73;遺族73名に対して行{= 87;たアンケート調査で= は、表1のような結= 6524;になった。

表1 被害者がĕ= 14;める支援の種類

 {= 71;のような被害者のニ= ーズに対して、これ= 2414;で多くの民間支援ಆ= 8;織では精神的支援の&= #12415;を扱い、生活支援 = 395;ついては一部の組織= ;が行っていたにすぎ&#= 12394;い。これに対してz= 89;最近では生活支援や= 、警察や病院などへ= 2398;同行(付き添い)Ӟ= 9;ービスなどが重要視&= #12373;れるようになって = 365;た。これらを直接支= ;援活動というが、そ&#= 12398;意義を多田は、「É= 07;件直後で混乱してい= る被害者に、これら= 2398;支援をすることはӌ= 9;事件の衝撃を緩和す&= #12427;だけでなく、被害 = 773;の回復に大きく貢献= ;することになる」(&#= 22810;田 2000a:89)としている= ;。今後民間支援組織&#= 12399;より直接支援活動|= 34;志向したものになら= なければならない。= 9694;在はまさにその過ଃ= 3;期にある。

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第ʌ= 99;項 「総合的福祉モ= デル」になるために

 ű= 42;渡期にある民間支援= 組織ではあるが、そ= 2398;活動自体には地域ӗ= 5;おいて相違が見られ&= #12427;。本論文で調査対#= 937;とした3組織も、そ= ;れぞれ設立から経過&#= 12375;た年数に比例してz= 89;その活動に対する成= 熟度が違っている。= 2414;た、民間支援組織Ӕ= 4;その活動の幅を広げ&= #12427;にあたっては活動 = 398;担い手であるボラン= ;ティアの育成も重要&#= 12394;問題である。民間ă= 03;援組織が「総合的福= 祉モデル」となって= 2289;その活動の幅を広ӕ= 0;るためには、ボラン&= #12486;ィアにも活動や被= 475;者に対しての知識を= ;持ってもらう必要が&#= 12354;る。それがないとŝ= 87;害者に対して良い支= 援を行うことが困難= 2392;なり、最悪の場合ӗ= 5;は二次被害を与える&= #12371;とになる。このよ = 358;に重要なボランティ= ;アの育成を、調査対&#= 35937;の3組織はそれぞ|= 28;違った方法を用いて= 行っていた。

 {= 71;れまでの民間支援組= 織に関わる研究では= 2289;そのあるべき姿にӖ= 8;いて解説したものは&= #12354;っても、こういっ = 383;各組織を事例として= ;まとめたものはなか&#= 12387;た。特にボランテ|= 51;アの育成について、= 募集から実際に支援= 7963;動に関わるようにӗ= 4;るまでを扱ったもの&= #12399;ない。この研究は = 381;の点に焦点を当てて= ;みた。第2章では、&#= 27665;間支援組織の組織ô= 18;態と活動を解説し、= 事例として各民間支= 5588;組織のそれらを個࠶= 9;に見ていく。第3章&= #12391;は、ボランティア = 398;育成に着目し、その= ;意義に触れたあと、&#= 21508;組織のボランティ|= 50;育成法を報告する。= 第4章では、3組織= 2398;組織形態や活動のৎ= 4;熟度の違いを、「医&= #30274;モデル」と「総合= 340;福祉モデル」の二つ= ;の尺度を用いて明ら&#= 12363;にする。そこからÉ= 70;後、民間支援組織が= 「総合的福祉モデル= 2301;へと発展するためӗ= 5;必要なものが見えて&= #12367;るだろう。

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第2章 民= 間被害者支援組織の= 7083;成と活動の実際

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 Ļ= 32;2章では、第1節に= おいて民間支援組織= 2398;形態と支援活動のৠ= 5;当者について述べる&= #12290;第2節では民間支= 588;組織の行う活動の概= ;要に触れたあと、個&#= 21029;に各活動を見てい{= 67;。そこにある問題を= 第3節にて考えてみ= 2383;い。

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第ʌ= 97;節 民間被害者支援= 組織の形態

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第ʌ= 97;項 民間被害者支援= 組織の構成

 Ĕ= 65;間被害者支援組織に= は、各組織で数に違= 2356;はあるが、理事、௣= 5;事、顧問、参与、正&= #20250;員、賛助会員が所= 646;している。理事は何= ;らかの専門性を持っ&#= 12390;、各支援組織の活Ô= 05;に関与している。監= 事は、理事の業務執= 4892;や財産の状況を監੥= 9;し、不正行為があっ&= #12383;場合に総会や理事= 250;に報告する。また顧= ;問は理事長の諮問に&#= 24540;じ、参与は理事長{= 64;委嘱した事項の処理= に協力することにな= 2387;ている。正会員はӌ= 9;民間支援組織の活動&= #12395;賛同し、支援活動 = 395;携わる支援活動員の= ;ことである。賛助会&#= 21729;には個人と法人が{= 54;り、事業を賛助する= 役割がある。

 É= 97;下の表は、いばらき= 被害者支援センター= 2289;石川被害者サポーӠ= 8;センター、福井被害&= #32773;支援センターの組 = 340;構成を表している。= ;

 

いばらき被害者支援= ;センター

石川被害者サポート= ;センター

福井被害者支援セン= ;ター

理事

10

(理事長、副理事長= ;を含む)

14

(会長、代表理事を= ;含む)

11

(理事長、副理事長= ;を含む)

監事

顧問

※1

参与

※2

正会員

68

2

150

賛助会員

 

個人

※3

120

350

法人

※4

33

150

※1 定款の&#= 20013;に顧問に対する規ê= 50;はあるものの、実際= に何人の顧問がいる= 2398;かは確認できなかӖ= 7;た。

※2 定款の&#= 20013;に参与に関する規ê= 50;はなかった。

※3・4 公&#= 34920;されていない。

表2 各組織のĎ= 83;成

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第ʌ= 98;項 被害者支援活動= の担当者 

 ×= 08;民間支援組織に、構= 成の上での違いはほ= 2392;んどないといえるӍ= 0;そこで、次に各活動&= #12434;誰が担っているの = 363;を見てみたい。

 {= 56;ばらき被害者支援セ= ンターは、早期援助= 2243;体に指定されていӚ= 7;ことから、支援活動&= #21729;のことを直接支援= 729;と呼び、現在29名が所属して{= 56;る。支援活動に携わ= ることのできる正会= 1729;は68名だが、実際{= 95;被害者と関わる電話= 相談活動や直接支援= 7963;動に参加することӔ= 4;できるのは29名のみでありz= 89;残りの39名は直接支援Ù= 29;の後方支援を行うこ= とになっている。こ= 2398;直接支援員の中にӗ= 9;犯罪被害相談員も8&= #21517;含まれている。犯 = 618;被害相談員には、被= ;害者支援に関して何&#= 12425;かの識見を有するë= 54;門家や、3年のあい= だ週3日、1日4時= 8291;の頻度で支援活動ӗ= 5;携わった者、そこま&= #12391;の基準に達してい = 394;くとも茨城県公安委= ;員会より認められた&#= 32773;がなる。直接支援Ù= 29;と犯罪被害相談員の= 違いは、後者のほう= 2364;より複雑な支援をߥ= 9;せられる、指導的立&= #22580;にあるという点に = 354;る。例えば、電話相= ;談において法廷犯罪&#= 65288;故意犯による身体ĥ= 59;)については、犯罪= 被害相談員が担当し= 2394;ければならない。༣= 4;接相談については犯&= #32618;被害相談員が担当 = 375;、直接支援員はその= ;サポートとして参加&#= 12377;るに留まる。直接ă= 03;援活動については犯= 罪被害相談員と直接= 5903;援員が1人ずつ2ߟ= 4;一組で担当する。し&= #12363;し、支援する被害 = 773;の人数が多い場合に= ;はこの限りではない&#= 12290;現在では、この犯ņ= 18;被害相談員の候補生= を4人選出し、有給= 2473;タッフとして育成ӕ= 5;ている。また、現在&= #12398;有給スタッフは、= 069;述の4名の他に犯罪= ;被害相談員2名と、&#= 30452;接支援員1名のみ{= 91;ある。

 ij= 07;川被害者サポートセ= ンターでは、養成講= 4231;を経て正会員(=ਞ= 3;援活動員)となった&= #12354;と、2年間の研修 = 434;受けなければならな= ;い。現在では27名の支援活ࡈ= 5;員のなかで10名がこの研修|= 34;受けている。研修を= 修了した者は犯罪被= 3475;相談員となるが、ӕ= 1;の犯罪被害相談員は&= #26089;期援助団体のそれ = 392;は違う。石川被害者= ;サポートセンターの&#= 29359;罪被害相談員は電Ţ= 41;相談員、面接相談員= 、直接支援員に分類= 2373;れる。それぞれの໶= 6;連については第3章&= #12391;詳説するが、理事 = 399;電話相談活動には関= ;与しない。面接相談&#= 12420;難しかった事例にë= 50;しての助言を行うこ= とになっている。

 ķ= 19;井被害者支援センタ= ーでは、ボランティ= 2450;が電話相談を担当ӕ= 7;る。理事は対応が難&= #12375;かった相談内容に= 550;する助言や、養成講= ;座において講師を務&#= 12417;る。

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第ʌ= 98;節 民間被害者支援= 組織の活動の実際

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第ʌ= 97;項 民間被害者支援= 組織の活動

 Ą= 85;本における民間被害= 者支援活動は、電話= 0456;談を主とし、可能ӗ= 4;ところではこれに面&= #25509;相談を加えている = 290;付き添いサービスや= ;生活支援といった直&#= 25509;支援活動をすでにå= 87;めている民間支援組= 織もある。この他に= 2289;民間支援組織が行Ӗ= 7;ている活動には自助&= #12464;ループ支援、広報= 843;発活動、講演会・シ= ;ンポジウムなどがあ&#= 12427;。また、ボランテ|= 51;アの養成も民間被害= 者支援組織の活動の= 2402;とつであるが、こӚ= 8;については第3章で&= #35302;れる。

 Ƃ= 51;話相談は、相談の最= 初の窓口として、サ= 2509;ートをしながら被फ= 5;についての情報聴取&= #12392;、被害者のニーズ = 395;応じたアドバイス、= ;利用に適した施設・&#= 23554;門家の紹介、継続į= 40;電話カウンセリング= による心理サポート= 2394;どの役割を担ってӓ= 6;る(山上 2000b:12)。<= /span>

 ƃ= 54;接相談は、電話相談= においてその必要が= 5469;められたときに行ӛ= 1;れる。山上は面接相&= #35527;を(1)被害者の = 622;かれている状況を正= ;しく把握するための&#= 65297;~2回の面接、(ʌ= 98;)被害者が危機的状= 況を克服するのをサ= 2509;ートする比較的短੏= 9;間の面接、(3)P&= #65332;SD等、持続する= 151;状に悩む被害者に対= ;する比較的長期の心&#= 29702;療法と分類してい|= 27;(山上 2000b:12)。<= /span>

 İ= 52;接支援には付き添い= サービスと生活支援= 2364;ある。付き添いサӦ= 0;ビスは裁判所や検察&= #24193;、警察署、病院な = 393;に被害者が赴く際、= ;同行する支援のこと&#= 12391;ある。普段行き慣|= 28;ない場所へ行く不安= や、そこにいる専門= 3478;たちのなかで孤立ӕ= 7;る不安も、専門知識&= #12434;持ったボランティ = 450;が側に付き添うこと= ;で緩和される。特に&#= 35009;判所に赴く前にはz= 89;裁判の流れなどを説= 明する。

 ī= 83;活支援とは、事件後= の混乱期に被害者の= 6523;の回りの世話をすӚ= 7;支援のことを指す。&= #20107;件のショックで、= 222;段は問題なく行うこ= ;とができる炊事、洗&#= 28655;、掃除、買物が、ŝ= 87;害者にとって大きな= 負担となる。そのた= 2417;、被害者に代わりӢ= 8;ランティアが生活に&= #24517;要な行為を代行す = 427;のである。

 Ō= 58;助グループ支援では= 、同様の体験をした= 4987;害者同士に交流場৓= 2;を提供したり、その&= #22580;に講師などを派遣 = 375;てアドバイスを与え= ;たりしている。周囲&#= 12398;人間に理解しても|= 25;えない心境などを腹= 蔵なく語ることがで= 2365;、またそれを理解ӕ= 5;てもらえることが被&= #23475;者にとって支援と = 394;る。

 ñ= 95;報啓発活動は、地域= 社会に対して被害者= 2392;被害者支援に対すӚ= 7;理解を深めてもらう&= #12383;めの活動である。= 195;報に使う媒体として= ;テレビ、ラジオ、新&#= 32862;の他に、民間支援ŀ= 68;織が作るポスターや= リーフレット、パン= 2501;レットなどが挙げӚ= 5;れる。また、講演会&= #12420;シンポジウムなど = 418;一種の広報活動とい= ;えるだろう。広く人&#= 12293;に知ってもらうた|= 17;に、専門家や被害者= を講師とし、公開講= 4231;の形式をとっていӚ= 7;民間支援組織もある&= #12290;

 ž= 83;催頻度に違いは見ら= れるが各支援組織に= 2362;いて定例会が行わӚ= 8;ている。定例会では&= #27963;動員同士が共通見#= 299;を持つための事務局= ;からの連絡通知や、&#= 35611;師による研修、事Ë= 63;検討などを行ってい= る。また、支援活動= 1729;のための継続研修ߩ= 0;としての意義もある&= #12290;

 = 7425;の表は各民間支援ಆ= 8;織が行っている活動&= #12434;まとめてみたもの = 391;ある。 

 

いばらき被害者支援= ;センター

石川被害者サポート= ;センター

福井被害者支援セン= ;ター

電話相談

面接相談

直接支援

自助グループ支援

定例会

広報・啓発活動

表3 各民間支ÿ= 88;組織が行っている活= 動一覧

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第ʌ= 98;項 電話相談活動

 {= 56;ばらき被害者支援セ= ンターは、月曜日か= 2425;金曜日までの午前10時から午後4ą= 78;まで行っている。担= 当しているのは直接= 5903;援員と、犯罪被害௥= 6;談員である。犯罪被&= #23475;者等早期援助団体 = 391;は、国家公安委員会= ;規則により、電話相&#= 35527;を受ける部屋の中{= 95;必ず一人犯罪被害相= 談員がいなければな= 2425;ない。

 ij= 07;川被害者サポートセ= ンターは火・木・土= 6332;日の週3回行ってӓ= 6;る。火曜日と木曜日&= #12399;午後6時から9時 = 414;で、土曜日は午後1= ;時から午後6時まで&#= 38651;話相談を受付けるz= 90;1回の活動を電話相= 談員2人が担当し、= 9702;事は電話相談にはਅ= 8;わらない。火曜日と&= #26408;曜日の活動が夕方 = 363;ら始まるのは、ボラ= ;ンティアのなかに仕&#= 20107;を持っている人がä= 10;いからである。

 ķ= 19;井被害者支援センタ= ーは火曜日の午後3= 6178;から7時までと、ࢶ= 3;曜日の午後1時から&= #21320;後7時まで電話相#= 527;を行っている。火曜= ;日は1人の、土曜日&#= 12399;時間が長いためにą= 78;間差で2人のボラン= ティアが担当してい= 2427;。よく寄せられる௥= 6;談には悪徳商法、ド&= #12513;スティックバイオ = 524;ンス、自然災害など= ;がある。平成16年7月の水害İ= 52;後から9月末までは= 、毎晩電話相談活動= 2434;行っていた。通常ӗ= 8;電話相談を受付ける&= #20107;務局の電話より、$= 578;送機能を用いて電話= ;相談員が家庭で相談&#= 12434;受けられるシステ}= 12;を作り上げた。

 {= 71;のように各民間支援= 組織の電話活動には= 2289;担当者と実働時間ӌ= 9;相談件数に大きな違&= #12356;がある。以下は担= 当者と、電話を受付= 2369;ている時間、相談ߥ= 4;数をまとめたもので&= #12354;る。

 

いばらき被害者支援= ;センター

石川被害者サポート= ;センター

福井被害者支援セン= ;ター

担当者

直接支援員/犯罪被= ;害相談員

電話相談員

ボランティア

受付時間

週5回/30時間

週3回/11時間

週2回/10時間

相談件数

696

213

63

表4 電話= 相談活動の詳細

 ŝ= 87;害者はどの支援を受= けるにしても、必ず= 6368;初は電話相談を通ӕ= 3;なければならない。&= #12381;のため電話相談に = 399;、支援の窓口として= ;の役割がある。石川&#= 34987;害者サポートセン|= 79;ーの吉田事務局長は= 、電話相談の内容を= 2393;のように他の支援૬= 3;動に活かし、行動し&= #12390;いくかが大切だと#= 486;る。しかしながら「= ;電話相談という受付&#= 12369;窓口の限界が問題{= 91;ある。いかに広報が= よくされたとしても= 2289;自ら電話相談を利ஷ= 2;しようとする被害者&= #12399;、犯罪被害者総数 = 398;うちの1パーセント= ;程度に留まるであろ&#= 12358;」(山上 2000c:20)とあるよう= ;に、電話相談では、&#= 24120;に被害者の連絡をô= 53;つ受動的な対応とな= り、多くの被害者に= 3550;して支援を行うこӗ= 2;が難しい。電話相談&= #20197;外にも被害者と接 = 377;ることができる方策= ;を作らなければなら&#= 12394;いだろう。この事{= 95;関しては、早期援助= 団体と関連させても= 2358;一度触れる。

 Ƃ= 51;話相談自体も、なる= べく多くの被害者に= 3550;して支援を行うたә= 7;には、その受付時間&= #12434;増やす必要がある = 290;現在全国被害者支援= ;ネットワークには35都道府県37= 団体が所属してい = 427;が、週7日体制で電= ;話相談を行っている&#= 12398;は2団体、また24時間体制で相ţ= 27;電話を受付けている= のは1団体である。 =

=  

=  

第ʌ= 99;項 面接相談活動

 {= 56;ばらき被害者支援セ= ンターにおいて、電= 5441;相談から面接相談ӗ= 5;至る場合には、犯罪&= #34987;害相談員が必要だ = 392;判断する場合と、被= ;害者自身が面接相談&#= 12434;希望する場合があ|= 27;。またいつ行うと決= まっているわけでは= 2394;く、被害者の状況Ӛ= 0;生活に合わせて行う&= #12290;担当するのは犯罪"= 987;害相談員であるが、= ;直接支援員がサポー&#= 12488;として参加する場×= 12;もある。

 ij= 07;川被害者サポートセ= ンターでは、面接相= 5527;を電話相談にて希੏= 5;された場合に行う。&= #20104;約制で基本的に土= 332;日に行うが、被害者= ;の要望によっては平&#= 26085;に行う場合もあるz= 90;担当者は理事である= が、ボランティアの= 0013;で面接相談を行うณ= 9;格を有する面接相談&= #21729;が、電話相談時の= 096;子を報告するなどの= ;補助的な役割で参加&#= 12377;ることがある。

 É= 97;下の表は、いばらき= 被害者支援センター= 2392;石川被害者サポーӠ= 8;センターにおける面&= #25509;相談の担当者と、= 214;数をまとめたもので= ;ある。

 

いばらき被害者支援= ;センター

石川被害者サポート= ;センター

担当者

犯罪被害相談員/直= ;接支援員

面接相談員

相談件数

42

15

表5 面接= 相談活動の詳細

 {= 56;ばらき被害者支援セ= ンターの照山事務局= 8263;は、面接相談におӓ= 6;て最も重要なことは&= #12289;被害者が今何に困 = 387;ていて、どういう状= ;態で、どういった支&#= 25588;を必要としている{= 98;かを的確に把握でき= る事であるという。= 4987;害者が抱える問題ӗ= 9;幾つもの要因が絡み&= #21512;っているのが通常 = 391;ある。その例として= ;経済的に困窮してい&#= 12427;ことや、裁判に対{= 77;る精神的な不安を抱= えていることなどが= 5369;げられる。これにळ= 0;して、経済的な問題&= #12408;の対応を考え、裁= 028;に対する不安は弁護= ;士との面接の機会を&#= 35373;け、精神的に追いŢ= 40;められているのなら= ば、精神科医や臨床= 4515;理士に紹介するなӗ= 3;の対応を講じなけれ&= #12400;ならない。このよ = 358;な状況から、照山事= ;務局長は「被害者支&#= 25588;の面接相談という{= 98;は、もうこれはケー= スワーカー的なもの= 2384;と思っている」とො= 6;る。

=  

=  

第ʍ= 00;項 直接支援活動

 {= 56;ばらき被害者支援セ= ンターでは、付き添= 2356;サービスは直接支৾= 8;員と犯罪被害相談員&= #12364;二人一組で行う。= 184;き添い先として多い= ;のは検察庁と裁判所&#= 12391;ある。生活支援に{= 88;いては現在のところ= 依頼は少ないという= 2290;

 ij= 07;川被害者サポートセ= ンターにおいて、付= 2365;添いサービス(エӟ= 3;コートサービス)は&= #30452;接支援員の資格を= 377;するボランティア2= ;名と、理事が担当す&#= 12427;。1回の活動を2É= 54;一組で行い、同行先= として多いのは裁判= 5152;である。生活支援ә= 8;同様で、2人一組で&= #27963;動を行う。

 

いばらき被害者支援= ;センター

石川被害者サポート= ;センター

担当者

犯罪被害相談員/直= ;接支援員

直接支援員

相談件数

15

27

表6 = ;直接支援活動の詳細

 上記の表におけ|= 27;数字は、直接支援を= 行った回数とその担= 4403;者である。この回ਤ= 8;には生活支援と付き&= #28155;いサービスなど、= 107;務所の外に出て行う= ;直接支援活動全てが&#= 21547;まれている。なおz= 89;どの支援を何回行っ= たのかは今回の調査= 2391;は調べられなかっӖ= 3;が、いばらき被害者&= #25903;援センターでは、= 861;廷や検察庁への付き= ;添いサービスの依頼&#= 12399;多いが、生活支援{= 98;依頼は少ないという= 。

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=  

第ʍ= 01;項 自助グループ支= 援

 {= 56;ばらき被害者支援セ= ンターは、「よつば= 2398;クローバー」といӓ= 8;名の交通事故遺族を&= #23550;象とした自助グル = 540;プを立ち上げ、また= ;、石川被害者サポー&#= 12488;センターでも「で|= 35;でん虫」という自助= グループを設立し、= 5903;援を行っている。ӎ= 0;でんでん虫」には現&= #22312;5名の被害者が籍 = 434;置いており、月に一= ;度開催している。

 Ļ= 32;1章においても触れ= たが、被害者支援都= 7665;センターが被害者๲= 6;族に対して、「求め&= #12427;支援」についてア = 531;ケートを行った。そ= ;の回答の一つ「話し&#= 21512;える場の設定」、{= 88;まり自助グループに= ついては、事件直後= 2395;30.1%、事件から= 5297;年後には64.7%、同3年後= 2395;は71.1%、同5年後= 2395;66.7%、同7年以= 9978;に、58.8%と、時間の= 2076;過に関係なく需要Ӕ= 4;高いことがわかった&= #12290;佐藤(2003)は、被害者= 6986;族の語りの中からӌ= 9;「情報提供、精神的&= #12465;ア、セルフ・ヘル = 503;・グループの『支え= ;合い』という3つの&#= 25903;援」(佐藤 2003:106)が回復につ= ;ながるとしている。

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=  

第ʍ= 02;項 定例会

 {= 56;ばらき被害者支援セ= ンターでは、理事長= 2289;副理事長と事務局ӗ= 1;働くメンバーに共通&= #24847;識を持ってもらう = 383;めに事務局会議を月= ;1回おこなっており&#= 12289;ここでは1ヶ月のă= 03;援状況や運営状況な= どが報告される。こ= 2398;他に、支援活動員ӗ= 8;継続研修会と、犯罪&= #34987;害相談員とその候#= 036;生の研究会がそれぞ= ;れ毎月1回行われて&#= 12356;る。

 ij= 07;川被害者サポートセ= ンターは、原則とし= 2390;1ヶ月に1度定例ߩ= 0;を開いている。しか&= #12375;、昼間働いている= 154;が多く、また、他の= ;電話相談機関に参加&#= 12375;ている人もおり、ê= 50;期的な開催は難しい= という。定例会では= 2289;事務局からの連絡Ӛ= 0;事例検討、講師によ&= #12427;研修会などを行っ = 390;いる。なお石川被害= ;者サポートセンター&#= 12398;定例会は、養成講ò= 31;を終了した支援活動= 員候補生の研修とし= 2390;の意味合いもあるӍ= 0;なおこれは福井被害&= #32773;支援センターも同= 096;である。

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=  

第3節 支援活動{= 92;その障害

 

第1項 被害者と{= 98;接触

 被害者支援先進Þ= 69;では、直接支援とし= て「事件の直後から= 2289;捜査の過程、加害್= 3;の逮捕、裁判の前後&= #12414;で、それぞれの時 = 398;経過や状況に応じて= ;提供するサービス」&#= 65288;穴田 2000:142)が行なわれ= ;ている。事件直後か&#= 12425;被害者に直接支援|= 34;行うためには、警察= から情報を受けるこ= 2392;のできるシステムӔ= 4;必要である。イギリ&= #12473;では、警察より事= 214;発生報告に基づいた= ;被害者情報が提供さ&#= 12428;、被害者支援スタ|= 83;フは被害者と連絡を= とる事が可能になっ= 2390;いる。日本においӗ= 0;も、同様の事が可能&= #12395;なれば第2節第2&= 917;において指摘した、= ;電話相談活動では被&#= 23475;者支援の窓口とし{= 90;不十分なことも解決= できる。「多くの犯= 2618;被害者は、事件後ӗ= 8;打撃と混乱の中で孤&= #31435;し、自ら相談電話 = 395;電話をかける気力さ= ;え失ってしまう」(&#= 23665;上 2000b:10)ために、こ= ;ういった警察より情&#= 22577;を得ることのでき|= 27;システムは、今後日= 本の被害者支援にお= 2356;ても必要である。

 しかしながら、Ą= 85;本においては電話相= 談が窓口となってい= 2427;民間支援組織がほӗ= 2;んどである。ただし&= #29694;在では、イギリス = 392;違う点はあるが、警= ;察より情報を得るこ&#= 12392;のできる犯罪被害Ň= 73;早期援助団体がある= 。

 ここでは、早期ÿ= 88;助団体であるいばら= き被害者支援センタ= 2540;が、どう被害者と๩= 9;絡をとるのかを概観&= #12375;てみたい。早期援= 161;団体に指定されると= ;警察より情報を得る&#= 12371;とができるが、こ{= 98;情報を警察提供情報= という。警察提供情= 2577;とは警察官が被害್= 3;に対して、いばらき&= #34987;害者支援センター = 398;存在を説明し、彼・= ;彼女が支援を希望す&#= 12427;場合に同意書を書{= 56;てもらい、その同意= 書とともに提供され= 2427;情報の事である(注8)。この同= ;意書には住所と被害&#= 20869;容、そして付き添{= 56;サービスなど希望す= る支援を書き込むよ= 2358;になっている。住৓= 2;を大字と番地まで細&= #12363;く書く必要はなく = 289;例えば「水戸市」と= ;いうだけでも問題は&#= 12394;い。被害内容も同Ď= 96;であり、「強盗」と= いう記述だけでも良= 2356;。その後、同意書ӛ= 4;受け取った犯罪被害&= #23550;策室からいばらき"= 987;害者支援センターに= ;、支援を行ってほし&#= 12356;時期についての情á= 77;や被害内容などが告= げられ、対応が可能= 2394;場合に同意書が送Ӛ= 5;れてくる。この同意&= #26360;を見ることができ = 427;のは、冨田理事長と= ;照山事務局長だけで&#= 12354;る。また、受け取|= 27;と同時に警察の犯罪= 被害対策室に連絡を= 0837;れ、受け取った時࠹= 1;を双方が記録すると&= #12356;う厳重な扱いが取 = 425;れている。警察提供= ;情報を得たあとは、&#= 34987;害者と連絡をとら{= 97;ばならないが、被害= 者自身が電話をかけ= 2390;くる場合と、いばӚ= 5;き被害者支援センタ&= #12540;から電話をかける= 580;合にわけられる。連= ;絡をとったあとで、&#= 35686;察署の一室やセン|= 79;ーの面接室で面接を= 行い、そこで被害者= 2398;話を聞くことになӖ= 7;ている。一度依頼を&= #21463;けると初公判から= 028;決まで付き添いサー= ;ビスを続ける事が多&#= 12356;と照山事務局長はŢ= 86;る。

 {= 75;かし警察より情報を= 提供されるといって= 2418;、被害者支援先進ࢲ= 9;のように被害直後に&= #34987;害者と接触し、そ = 398;場その場で必要な支= ;援をする危機介入を&#= 23455;行することは難し{= 56;という。被害者には= 、支援者とはいえ知= 2425;ない人が家の中にࠣ= 7;ってくることに対す&= #12427;不安や、混乱状態 = 398;なかで支援組織に依= ;頼するかどうかを判&#= 26029;する難しさなどがĈ= 10;だにあると照山事務= 局長はいう。そして= 1361;機介入ができるよӓ= 8;になるためには、も&= #12358;少し被害者支援が= 038;会に浸透する事が必= ;要であり、それには&#= 26178;間がかかるのでは{= 94;いかと照山事務局長= は語る。

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第ʌ= 98;項 広報啓発の必要= 性

 Ĕ= 65;間被害者支援組織が= その活動を充実させ= 2427;ためには、より多Ӕ= 7;の人々にその存在を&= #30693;ってもらう必要が = 354;る。内閣府大臣官房= ;政府広報室が行った&#= 19990;論調査では、犯罪ŝ= 87;害者に対する支援を= 行っているボランテ= 2451;ア団体の存在を「௽= 3;っている」と答えた&= #32773;の割合が39.8%であったの= 2395;対し、「知らないӎ= 1;と答えた者の割合が<= span lang=3DEN-US>60.2%であった。= 2414;た「知っている」ӗ= 2;答えた者のうち、「&= #12486;レビ・ラジオ」に = 424;って知った者の割合= ;が76.4%、「新聞」= 2364;51.9%となってい= 2427;(複数回答)。こӕ= 1;からは、テレビ・ラ&= #12472;オ・新聞が有効な= 195;報の媒体であること= ;が読み取れる。今回&#= 35519;査した3団体はす{= 91;にこれらのメディア= を使用していた。イ= 2531;ターネット上にホӦ= 0;ムページを持つ民間&= #34987;害者支援団体も多 = 356;。しかし、高齢者や= ;壮年層など世代によ&#= 12427;差が大きいことがú= 80;念される。上記の世= 論調査でも、被害者= 5903;援のことを知ったऎ= 6;介としてインターネ&= #12483;トを答えた人は、#= 079;数回答でありながら= ;10%を下回ったz= 90;

 {= 71;のように被害者が置= かれている惨状や支= 5588;の必要性は、未だߌ= 8;般の人に理解されて&= #12356;ないと思われる。 = 371;の状況に対し、日本= ;弁護士連合会は、「&#= 35576;外国に比べ犯罪発ī= 83;率が極めて低いため= 、犯罪被害者の実状= 2434;身近に体験していӚ= 7;人の割合が少ない日&= #26412;においては、広報= 843;発活動の必要性は特= ;に高いと考えられる&#= 12301;(日弁連 2004:54)という。

 Ĕ= 65;間被害者支援組織は= 、事務所を構えてい= 2427;県内を対象として૬= 3;動を行っている。他&= #30476;在住者でも、被害 = 395;遭った場所が県内な= ;らば支援の対象にす&#= 12427;場合や、県外で被ê= 75;にあった県内在住者= のために他県で支援= 2434;する場合も、少なӓ= 6;ながらある。しかし&= #12289;やはり主な支援対#= 937;は県内在住者である= ;。そこで、広報啓発&#= 27963;動を行うにあたっ{= 90;肝心なこととして、= 地域に根ざしている= 2363;どうかが挙げられӚ= 7;。いばらき被害者支&= #25588;センターは、県内83の市町村に対{= 75;て広報活動を行って= いる。また、県民祭= 2426;などのイベントにӔ= 2;いて積極的な広報活&= #21205;を展開している。= 119;井被害者支援センタ= ;ーは、平成16年7月に起こ{= 87;た水害の際には、地= 元紙に支援情報を載= 2379;ていた。石川被害್= 3;サポートセンターや&= #31119;井被害者支援セン = 479;ーは、県民に公開す= ;るかたちで講演会や&#= 12471;ンポジウムを開い{= 90;いる。石川被害者サ= ポートセンターは犯= 2618;被害者支援の日の࠺= 9;に「犯罪被害者支援&= #12398;日・石川大会」と = 375;て街頭で被害者自身= ;の声を発信し、理解&#= 12392;協力を求めた。

 {= 71;のように、各民間支= 援組織が熱心に広報= 7963;動を行っているがӌ= 9;日本弁護士連合会が&= #34892;ったアンケートで = 399;、回答した27団体中11&= #22243;体が、国や地方公= 849;団体に広報啓発活動= ;を求めている。この&#= 12371;とから日本弁護士Ű= 99;合会は「民間支援団= 体だけでは広報啓発= 7963;動に限界があるこӗ= 2;を物語っている」(<= span lang=3DEN-US>2004:54)と指摘する= 。そのうえで、犯罪= 4987;害者等給付金支給ૢ= 1;が、早期援助団体に&= #25351;定する要件として= 195;報啓発事業を要求し= ;ていることに触れ、&#= 12300;国や地方公共団体{= 95;よる広報・啓発活動= こそ必要なのである= 2301;(2004:54)としている= 。

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第ʌ= 99;項 財政の安定

 Ĕ= 65;間支援組織が抱える= 問題として、財政に= 5302;れなければならなӓ= 6;。現在各民間支援組&= #32340;は賛助会員からの= 250;費や寄付金によって= ;運営されている。し&#= 12363;しその金額は十分{= 92;は言い難い。そのう= え、「その年の寄付= 2398;多寡により、財政Ӕ= 4;大きく変わってしま&= #12358;」(日弁連 2004:50)とあるよう= に、非常に不安定な= 9366;況にある。以下はࡦ= 8;組織の資金の一覧で&= #12354;る。

いばらき被害者支援= ;センター

石川被害者サポート= ;センター

福井被害者支援セン= ;ター

1200万円

500万円

350万円

表7 各民間支ÿ= 88;組織の資金

 Ũ= 01;政的援助が必要な点= として、まず、支援= 7963;動自体の経費があӚ= 7;。福井被害者支援セ&= #12531;ターは、今後活動 = 398;幅を面接相談、付き= ;添いサービス、生活&#= 25903;援と広げたいが、Ũ= 39;金が足りないという= 。滝元事務局長は「= 2371;っちが支援をしてә= 8;らいたい(笑)」と&= #35486;る。石川被害者サ = 509;ートセンターでは、= ;直接支援に赴く際の&#= 20132;通費でさえも支援Ù= 29;が自前で払っている= 。

 ă= 03;援スタッフの養成に= も資金が必要である= 2290;ボランティアを育ৎ= 4;するためには、講師&= #12434;呼び充実した養成#= 611;座を受講させなけれ= ;ばならない。調査に&#= 12362;いて石川被害者サ}= 09;ートセンターが、養= 成講座後の研修スケ= 2472;ュールを前もってෟ= 9;整できないのは、資&= #37329;不足により講師を= 120;に確保することがで= ;きないためであった&#= 12290;また、常勤スタッ}= 01;を雇用、または育成= し被害者支援に携わ= 2425;せるためには常にध= 3;定した財源が必要と&= #12356;える。現在いばら = 365;被害者支援センター= ;は日本財団よりの寄&#= 20184;金を人件費に当てz= 89;直接支援員の中から= 4人の常勤犯罪被害= 0456;談員を育成していӚ= 7;。この他にも、事務&= #25152;の家賃、光熱費な = 393;の維持費や、パンフ= ;レットの費用などに&#= 12418;資金が要る。

 ñ= 79;成1612月に&= #21487;決された犯罪被害 = 773;等基本法の法案には= ;以下のように記され&#= 12390;いる。

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(Ĕ= 65;間の団体に対する援= 助)

22条 国及び地Ą= 41;公共団体は、犯罪被= 害者等に対して行わ= 2428;る各般の支援におӓ= 6;て犯罪被害者等の援&= #21161;を行う民間の団体 = 364;はたす役割の重要性= ;にかんがみ、その活&#= 21205;の促進を図るためz= 89;財政上及び税制上の= 措置、情報の提供等= 4517;要な施策を講ずるә= 8;のとする。

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 Ĕ= 65;間支援組織が、充実= した支援をより多く= 0154;に行うためには、ध= 3;定し十分な財政援助&= #12364;必要である。詳細 = 399;協議会にて決められ= ;る事であるが、期待&#= 12377;るところは大きいz= 90;

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第= 5299;章 民間被害者支৾= 8;組織における人材育&= #25104;

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 Ļ= 32;3章では、民間支援= 組織におけるボラン= 2486;ィアに着目し、第ᦁ= 7;節でその意義につい&= #12390;触れる。第2節で = 399;各支援組織がどうボ= ;ランティアを募集、&#= 32946;成しているのかをŀ= 57;介する。第3節では= 、民間支援組織のボ= 2521;ンティアに関わるӕ= 3;まざまな問題を考察&= #12377;る。

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第ʌ= 97;節 民間被害者支援= 組織におけるボラン= 2486;ィア

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第ʌ= 97;項 ボランティアが= 支援する意義

 Ĕ= 65;間被害者支援組織が= 活動を行うためには= 2289;多くの人的資源がও= 7;要となる。例として&= #32068;織を代表する管理 = 773;、理事、監事、顧問= ;、運営や経理を担当&#= 12377;るコーディネータ}= 40;、事務局職員、そし= て実際に支援活動を= 4892;うボランティアなӗ= 3;が挙げられる。こう&= #12356;った人々を育成す = 427;ことは、被害者支援= ;の拡充を行うにあた&#= 12387;て非常に大きな問ƅ= 88;であるといえる。特= に質の高いボランテ= 2451;アを活動に加えるӖ= 3;めには、課題が多い&= #12290;辰野は海外の文献 = 434;紹介し、ボランティ= ;アによる活動を成功&#= 12373;せるための重要なĠ= 57;として、「慎重な選= 考、良いトレーニン= 2464;、継続した評価」ᦀ= 8;辰野 2003:59)を挙げてい= る。なお、この論文= 2391;はボランティアのೞ= 6;成に着目する。

 Ĕ= 65;間の被害者支援活動= は、専門家ではなく= 2508;ランティアがそのߒ= 7;たる担い手である。&= #12371;れは不思議なこと = 392;いえる。なぜ医師や= ;弁護士などの専門家&#= 12391;はなく、ボランテ|= 51;アがその重責を担う= のか。穴田(2000)の論文では= 2381;の理由を次のようӗ= 5;していた。まず少数&= #12398;専門家ではなく、= 810;くのボランティアが= ;活動に参加すること&#= 12391;、より多くの被害Ň= 73;により広い範囲の支= 援を行うことができ= 2427;点が挙げられる。ӕ= 1;れは、ボランティア&= #12395;は時間的に比較的= 313;裕があるためである= ;。次に被害者支援に&#= 38306;心を持つボランテ|= 51;アやボランティア希= 望者が、研修や実際= 2395;被害者に接するこӗ= 2;を通して、被害者や&= #34987;害者支援について = 398;理解が深まる。また= ;、このことが社会的&#= 12394;啓発活動にもなりz= 89;二次被害を防ぐこと= にもつながる。山上= 2418;「これまでのボラӥ= 1;ティア教育の経験か&= #12425;も、広くボランテ = 451;アを募って講習・指= ;導を実践し、全国各&#= 22320;にボランティア援Ó= 61;者を育成する努力を= 重ねることは、同時= 2395;被害者支援に関すӚ= 7;社会の啓発、広報、&= #24066;民の意識改革の上 = 391;も大きな役割を果た= ;すように思う」(山&#= 19978; 2000a74)ӗ= 2;指摘している。また&= #12289;経済的にもボラン = 486;ィアが参加する意義= ;は大きい。現在提供&#= 12375;ているサービスをÐ= 40;て有給スタッフによ= るものとすれば、そ= 2398;内容をかなり縮小ӕ= 5;なければならないだ&= #12429;う。

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第ʌ= 98;項 ボランティアの= 類別

 }= 08;ランティアといって= も、一言で説明する= 2371;とはできない。全Ӕ= 7;被害者支援を知らな&= #12356;人が養成講座を経 = 390;ボランティアとなる= ;こともあれば、職業&#= 12420;知識などの専門性{= 95;よってボランティア= となる人もいる。ボ= 2521;ンティアと専門家ӗ= 8;境界は非常に曖昧な&= #12418;のである。また、= 968;般的にボランティア= ;というと無償と考え&#= 12427;場合が多い。しか{= 75;、実際には有給のボ= ランティアが働いて= 2356;る場合もある。こӗ= 8;場合、有給ボランテ&= #12451;アと言ったり、有 = 102;職員と言ったりする= ;のでますます一言で&#= 34920;すことが難しくな|= 27;。さらに支援組織に= よって名称が違った= 2426;、同じ名称でありӗ= 4;がら役割が違ったり&= #12377;ることがある。い = 400;らき被害者支援セン= ;ターと石川被害者サ&#= 12509;ートセンターにお{= 69;る犯罪被害相談員が= 、同じ名称でありな= 2364;ら全くその役割が๮= 9;うのはその代表であ&= #12427;。

 

 

第ʌ= 98;節 各民間被害者支= 援組織におけるボラ= 2531;ティアの募集と育ৎ= 4;

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第ʌ= 97;項 いばらき被害者= 支援センターの場合

 Ƈ= 78;成講座は初級編、中= 級編、上級編と分か= 2428;ている。現在は初ಂ= 6;編から上級編までを&= #65313;コースとし、初級 = 232;と中級編をBコース= ;としている。自身の&#= 36039;質向上や、仕事にŝ= 87;害者支援の知識を役= 立てたいという人に= 3550;してはBコースへӗ= 8;参加を認めている。&= #12375;かし、実際に被害 = 773;支援に関わりたいと= ;いう人でないと上級&#= 32232;には進めない。ま{= 83;養成講座に必要な時= 間は初級編、中級編= 2395;1年間、上級編とऩ= 5;地訓練にもう1年で&= #12354;る。ボランティア = 399;2年間100時間の講座を= 463;けなければならない= ;。講師は同センター&#= 12398;理事が務めているz= 90;

 }= 08;ランティアの募集は= 2年に1度行われて= 2356;る。これは養成講ॷ= 1;に2年の月日を必要&= #12392;しているからであ = 427;。新聞、ラジオ、ミ= ;ニコミ紙やインター&#= 12493;ットでボランティ|= 50;の募集を呼びかける= 。最も宣伝効果が高= 2356;のは新聞である。Ӣ= 8;ランティア志願者は&= #12289;まずいばらき被害 = 773;支援センターに電話= ;をかけ、その旨を伝&#= 12360;る。その際、いば|= 25;き被害者支援センタ= ーは支援活動員にな= 2427;厳しさを応募者にߩ= 3;え、応募者に対する&= #26368;初の選別を行う。= 368;初からBコースへの= ;参加を望んでいる志&#= 39000;者については、電Ţ= 41;での感触に応じて、= 即養成講座への参加= 2434;許可する場合もあӚ= 7;。

 Ē= 25;に支援活動員の志願= 者、つまりAコース= 2408;の志願者に対して༣= 4;接を行う。ここに2&= #24230;目の選別がある。 = 475;ンター側が良しと判= ;断した場合は養成講&#= 24231;の初級編、中級編|= 08;の参加が認められる= 。3度目の選別は中= 2026;編の終了後に行わӚ= 8;る。養成講座の上級&= #32232;まで進みたいとい = 358;人に対しては面接を= ;行い、志望動機など&#= 12434;訊く。いばらき被ê= 75;者支援センターが被= 害者支援に向いてい= 2394;いと判断した志願್= 3;、被害者支援に向い&= #12390;はいるが力不足だ = 392;判断された応募者、= ;自身が遭った被害か&#= 12425;十分に回復してい{= 94;いと思われる応募者= 、そして被害者に対= 2375;て自分の価値観をয়= 6;し付ける応募者はこ&= #12371;で落とされる。そ = 375;て上級編を修了し、= ;面接と試験に合格し&#= 12383;ものが直接支援員{= 95;なる事ができるので= ある。

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第ʌ= 98;項 石川被害者サポ= ートセンターの場合

 }= 08;ランティアの募集は= 毎年行うのではなく= 2289;2年に1度行ってӓ= 6;る。募集方法として&= #12289;新聞やテレビ、ラ = 472;オ、他にも被害者支= ;援連絡協議会に所属&#= 12377;る他機関に募集をÿ= 52;示すること、所属す= るボランティアより= 2398;推薦が挙げられるӍ= 0;石川被害者サポート&= #12475;ンターの特色とし = 390;、金沢こころの電話= ;で電話相談の経験を&#= 31309;んだ人がボランテ|= 51;アとして参加する場= 合が多い。これは石= 4029;被害者サポートセӥ= 1;ターが、ボランティ&= #12450;志願者に3年以上 = 398;電話相談の経験を求= ;めるためである。ま&#= 12383;、電話相談の経験{= 64;なくとも臨床心理士= か、産業カウンセラ= 2540;の資格があ= ればよい。

 ñ= 79;成16年2月に行わ|= 28;た被害者支援活動員= 養成講座は、7回の= 5611;習を3日にわけてඡ= 2;った。この養成講座&= #12434;無欠席で修了し、&= 754;接と試験に合格した= ;者が2年間の研修を&#= 32076;て電話相談に加わ|= 27;ようになる。一度で= も欠席した者は、そ= 2428;以上の養成講座へӗ= 8;参加を許されない。&= #24535;願者に熱意と責任= 863;を求めている事がわ= ;かる。研修とは面接&#= 30456;談員や、直接支援Ù= 29;の養成講座や定例会= に出席する事、また= 0840;国被害者支援ネッӠ= 8;ワークが行う研修会&= #12395;参加することであ = 427;。この養成講座後の= ;研修はその詳しいス&#= 12465;ジュールが予め設ê= 50;されていない。その= 時その時、必要また= 2399;重要だと思われるߚ= 7;例に詳しい講師を招&= #12367;。例えば、刑法に&= 306;する講義を行いたい= ;時は弁護士を講師と&#= 12375;て呼び、また、被ê= 75;者の声を聴きたいと= きは、被害者を講師= 2392;して呼ぶのであるӍ= 0;同センターが運営す&= #12427;自助グループに所= 646;する被害者を招く時= ;もある。

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第ʌ= 99;項 福井被害者支援= センターの場合

 ķ= 19;井被害者支援センタ= ーが設立した当初は= 2289;他の電話相談機関ӗ= 5;募集を呼びかけたり&= #12289;特定の個人に参加 = 434;要請したりするなど= ;し、ボランティアを&#= 38598;めていた。また所ì= 46;するボランティアか= ら推薦された人に参= 1152;をお願いしたことә= 8;ある。現在は福井被&= #23475;者支援センターの= 384;在を知った人が参加= ;を希望して、電話を&#= 12363;けてきたりするよ{= 58;になったという。

 š= 73;立当初は短期間に集= 中して養成講座を行= 2387;ていた。しかし現ࢷ= 2;はボランティアの養&= #25104;は、実際に現場で= 685;いているボランティ= ;アの研修と同時に行&#= 12431;れる。毎月第3月ć= 32;日に志願者とボラン= ティアが、理事が院= 8263;を務める病院に集ә= 4;り講習を受ける。ま&= #12383;、毎月第3土曜日 = 395;実際に電話相談を受= ;けている事務局に志&#= 39000;者が赴いて、そこ{= 91;事例研究や講師から= の講義が行われる。= 2371;れをミニ研修といӓ= 8;。講師は心理学や看&= #35703;学の大学教授や婦= 154;科医師などである。= ;この二つの研修はそ&#= 12428;ぞれ1単位でありz= 89;合計で20単位を取得し{= 83;者が面接試験を受け= 、合格者がボランテ= 2451;アとなる。

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第ʌ= 99;節 活動の幅が広が= るボランティア ―$= 969;材適所へ―

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第ʌ= 97;項 ボランティアの= 募集

 ä= 10;田は、民間支援組織= が早速に電話相談に= 3550;応できたのは、「1970年代以降、『= 2356;のちの電話』に代ඤ= 0;される民間の電話相&= #35527;機関が全国各地で= 963;動してきたので、そ= ;こで活動していた電&#= 35441;相談員が新たに発Ū= 75;した被害者支援の活= 動に数多く馳せ参じ= 2383;」(多田 2000b:100)為であるӗ= 2;している。また、辰&= #37326;はボランティアが&= 598;まるルートとして、= ;民間電話相談機関の&#= 20182;に地元紙、公開講ò= 31;などを挙げている(= 辰野 2003:59)。いばらき= 被害者支援センター= 2399;、ボランティアのࡉ= 5;集方法として新聞の&= #20182;に、ラジオとミニ = 467;ミ紙による広報を挙= ;げた。石川被害者サ&#= 12509;ートセンターはこ|= 28;らのほかにテレビに= よる広報を加えてい= 2427;。

 }= 08;ランティア志願者の= 募集で最も違いが表= 2428;たのは、民間電話௥= 6;談機関からのボラン&= #12486;ィア募集に対する= 039;勢である。多田は、= ;「被害者支援ボラン&#= 12486;ィア志願者に対しz= 89;一定の資格や経歴が= 要求されることはま= 2378;ない。」(多田 2000a:95)というが、= ;石川被害者サポート&#= 12475;ンターでは、臨床õ= 15;理士か産業カウンセ= ラーの資格を有して= 2356;るか、3年以上の༙= 1;話相談の経験がなけ&= #12428;ば原則としてボラ = 531;ティアになれない。= ;そのため、石川県被&#= 23475;者支援連絡協議会{= 95;所属する他の電話相= 談機関に募集を提示= 2375;たり、所属するボӤ= 1;ンティアが他機関で&= #27963;動する個人を推薦 = 377;ることによって、ボ= ;ランティア候補者を&#= 21215;っている。こうい{= 87;た口コミによる募集= が効果的であると吉= 0000;事務局長は語る。ధ= 9;井被害者支援センタ&= #12540;は、その活動の初= 399;においては、他の電= ;話相談機関からもボ&#= 12521;ンティアを募って{= 56;た。しかし現在は電= 話相談の経験にはこ= 2384;わっていない。いӘ= 0;らき被害者支援セン&= #12479;ーの照山事務局長 = 399;、電話相談の経験が= ;あるかどうかは重要&#= 12391;はないと語る。養û= 04;講座をしっかりと受= 講し、学ぶ意欲のあ= 2427;人ならばそれで十࠳= 8;であり、電話相談機&= #38306;より人材を勧誘す = 427;ことは一切していな= ;い。そしてスタート&#= 12521;インは誰でも同じ{= 91;あることを強調する= 。

 ×= 13;田事務局長は、電話= 相談の経験や特定の= 6039;格をボランティアӗ= 8;選抜条件に加えてい&= #12427;ことは、全国の民&= 291;支援組織のなかでも= ;珍しいと語る。ボラ&#= 12531;ティアの選抜につ{= 56;ては、どの方法が良= いか悪いかではなく= 2289;どういった選抜方ૢ= 1;をとるかは各民間支&= #25588;組織の考えかたや= 305;色に依るために異な= ;っているのである。&#= 21513;田事務局長による{= 92;、石川県には電話相= 談機関が多い。また= 2289;「電話相談(機関ᦀ= 9;の世界は狭い」らし&= #12367;、ボランティア志'= 000;者とは最初から互い= ;に顔見知りであるの&#= 12391;、連帯感が強く、É= 54;が辞めていくことが= めったにないという= 2290;一定の資格や経験ӛ= 4;要求していない福井&= #34987;害者支援センター = 391;は、ボランティア志= ;願者が来ても、活動&#= 20869;容や参加条件を説ą= 26;すると参加を断念す= ることもあるという= 2290;

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第ʌ= 98;項 ボランティアの= 資質

 }= 08;ランティアに求めら= れる資質とは何か。= 2300;被害者支援ボランӠ= 6;ィア志願者に対して&= #12289;一定の資格や経歴 = 364;要求されることはな= ;い」(多田 2000a:95)と言われて= ;いる。しかし、石川&#= 34987;害者サポートセン|= 79;ーでは電話相談の経= 験か、特定の資格が= 5201;求されていた。まӖ= 3;、多田はボランティ&= #12450;志願者に対して年(= 802;制限が設けられるこ= ;ともないという。し&#= 12363;し福井被害者支援|= 75;ンター以外の2団体= に関しては、年齢制= 8480;を設けてあった。ӓ= 6;ばらき被害者支援セ&= #12531;ターは、25歳以上62&= #27507;までが募集の対象= 180;齢となっていた。あ= ;まりに歳が若いと、&#= 38651;話で語りかけた際{= 95;被害者の人が不安に= 思ってしまうことが= 2354;るからであり、まӖ= 3;年齢の上限を設けて&= #12354;る理由は、養成にA= 298;年を要するうえに直= ;接支援などは体力が&#= 24517;要だからである。{= 75;かし上限に関しては= 人によって違いがあ= 2427;ので、その点に関ӕ= 5;てはケースバイケー&= #12473;という。また、石= 029;被害者サポートセン= ;ターは一定の電話相&#= 35527;の経歴が必要なの{= 91;、それが実質的な年= 齢制限となっている= 2290;この結果として、௾= 7;川被害者サポートセ&= #12531;ターでは活動員の = 411;とんどが50歳を超えてい|= 27;。

 }= 08;ランティアに求めら= れる特性を多田は、= 2300;国際的にもさほど঴= 7;見の相違は見られな&= #12356;」とし、「人間性= 562;重の態度」、「共感= ;の態度」、「自己理&#= 35299;・自己表現」、「ă= 03;援者としての責任感= 」の4点にまとめて= 2356;る(多田 2000b:109)。こういӖ= 7;た特性は、一挙に獲&= #24471;できるものではな = 367;、養成では被害者に= ;とってマイナスにな&#= 12425;ないという最低限ò= 30;を設定し、より高度= な目標については継= 2154;訓練やスーパービӟ= 2;ョンに委ねるのが国&= #38555;的な通例だと多田 = 399;指摘する。いばらき= ;被害者支援センター&#= 12398;照山事務局長は、ŝ= 87;害者に対して尊厳を= 持てることが、支援= 7963;動員の基本であるӗ= 2;いう。ここから「人&= #38291;性尊重の態度」を#= 501;み取ることができる= ;。石川被害者サポー&#= 12488;センターの吉田事Ô= 09;局長は、支援活動員= の志願者には「支援= 2773;としての責任感」ӛ= 4;重視していた。これ&= #12399;被害者と接する際 = 395;、真摯に被害者と向= ;き合うことができな&#= 12356;と、信頼感が生ま|= 28;ないからである。

 {= 71;の他に、インタビュ= ーにおいてボランテ= 2451;アに対してどのよӓ= 8;な資質を求めるかと&= #12356;う質問をしたとこ = 429;、いばらき被害者支= ;援センターでは「感&#= 24615;」という回答を得{= 83;。この感性を一言で= 説明することは難し= 2356;が、これより派生ӕ= 7;るものとして照山事&= #21209;局長は、被害者が= 517;要とするものに対す= ;る冷静な判断力や、&#= 34987;害者を傷つけないš= 28;葉遣い、または被害= 者の自主性を尊重し= 2424;うとする姿勢などӛ= 4;挙げた。

 {= 71;の他に、全インタビ= ュイーが触れたのは= 2289;「自分の意見を押ӕ= 5;付けようとするボラ&= #12531;ティア志願者」に = 388;いてである。被害者= ;支援において大切な&#= 12371;とは被害者の話をÎ= 70;聴することであり、= 自分の価値観を押し= 0184;けるボランティアক= 5;願者は選別過程のな&= #12363;で排除される。

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第ʌ= 99;項 ボランティアの= 育成

 {= 00;養成訓練のコース内= 容や所要時間数は、= 1508;組織によってまちә= 4;ちであるが、出席状&= #27841;を含めた評価が行 = 431;れ、修了の認定が行= ;われる」(多田 2000a:96)とあるよう= ;に、今回の調査でも&#= 12289;各民間支援組織に|= 24;って、ボランティア= の育成方法には相違= 2364;見られた。いばらӔ= 5;被害者支援センター&= #12399;、2年間にわたる'= 178;成講座でボランティ= ;アを育成している。&#= 30707;川被害者サポート|= 75;ンターは短期の被害= 者支援活動員養成講= 4231;のあと、2年間のం= 0;修を経なければボラ&= #12531;ティアにはなれな = 356;。福井被害者支援セ= ;ンターでは、単位制&#= 12434;用いている。

 Ĺ= 48;田は「多くのボラン= ティアが参加し、十= 0998;に活動するためにӗ= 9;、ボランティアを希&= #26395;するものを研修し = 390;養成し、ボランティ= ;アとなってからも適&#= 20999;に活動ができるよ{= 58;に指導や研修を継続= 的に行うシステムが= 2394;ければならない」ᦀ= 8;穴田 2000:34)という。ま= た、同様に多田は「= 4987;害者支援組織としӗ= 0;自前のボランティア&= #12434;養成するとともに = 289;継続研修やスーパー= ;ビジョンの体制を整&#= 20633;する必要がある。{= 01;(多田 2000b:104)と指摘しӗ= 0;いる。この継続的に&= #30740;修を行うための措 = 622;にも、各調査対象に= ;おいて違いが見られ&#= 12383;。調査結果を細か{= 67;見ていくと、いばら= き被害者支援センタ= 2540;は、ボランティアক= 5;願者の養成講座と、&= #27963;動しているボラン = 486;ィアの継続研修は別= ;のシステムとして確&#= 31435;している。これにë= 50;し石川被害者サポー= トセンターは、短期= 2398;被害者支援活動員ཌྷ= 8;成講座修了後の研修&= #65288;仮に「育成研修」 = 392;呼ぶ)については、= ;ボランティアの継続&#= 30740;修とともに行われ{= 90;いる。福井被害者支= 援センターは、ボラ= 2531;ティア志願者の育ৎ= 4;研修とボランティア&= #27963;動員の継続研修を = 289;ほとんど並行して行= ;う。

 ů= 84;野は「被害者支援は= トレーニングが必要= 2394;領域であるが、トӤ= 4;ーニングの場が十分&= #12395;用意されているわ = 369;ではない」(辰野 = ;2003:59)と指摘した= うえで、被害者支援= 2068;織が行っている研߾= 2;は「平日行われるこ&= #12392;が多く、参加が難 = 375;い場合がある」とし= ;、「また、一般に講&#= 32681;主体の研修でありz= 89;実践的なトレーニン= グを受けようとする= 2392;、継続的に受講をಏ= 4;ける必要があり、時&= #38291;的な制約などから= 463;講できる人が限られ= ;てくる。」(辰野 2003:60)という。こ= こで石川被害者サポ= 2540;トセンターの育成ӟ= 1;ステムを取り上げて&= #12415;よう。同センター = 399;電話相談経験者や、= ;有資格者のみにボラ&#= 12531;ティア志願者を限ê= 50;している。その理由= として吉田事務局長{= 99;経済的な問題から、= 一からの人を養成す= 2427;だけの余裕がないӔ= 3;らだと語る。他の電&= #35441;相談機関より参加 = 375;てきたボランティア= ;志願者は、すでに電&#= 35441;相談における必要{= 94;技術を身につけてい= る。そういった志願= 2773;に、被害者支援の෩= 1;義をし、被害者に対&= #12377;る知識を持っても = 425;う。そして面接相談= ;や直接支援活動に関&#= 12375;ては養成講座後2ñ= 80;間の研修などで、徐= 々に理解を深めても= 2425;うという形式を採Ӗ= 7;ている。しかも2年&= #12398;育成研修のあと、= 442;加することができる= ;のは電話相談のみで&#= 12354;る。面接相談員に{= 94;るためには数年の電= 話相談の経験と、面= 5509;相談員養成講座に࠲= 6;席しなければならな&= #12356;。直接支援員にな = 427;ためにはさらに数年= ;を要する。これは、&#= 12356;ばらき被害者支援|= 75;ンターが2年間の養= 成講座のあと、電話= 0456;談や直接支援活動ӗ= 5;携わることができる&= #12398;に対し対照的であ = 426;、非常に時間をかけ= ;てボランティアにそ&#= 12398;活動の幅を広げさ{= 79;ているといえる。&= #12414;た、養成のなかで%= 325;視されているのが、= ;ロールプレイングで&#= 12354;る。講義だけではţ= 01;み取ることのできな= いボランティア志願= 2773;の適性が、ここかӚ= 5;明らかになるためで&= #12354;る。いばらき被害 = 773;支援センターではロ= ;ールプレイングに関&#= 12375;て、場面を想定し{= 83;マニュアルが用意さ= れている。ボランテ= 2451;アが被害者と支援್= 3;の双方を演じること&= #12395;よって得られるも = 398;は大きいと照山事務= ;局長は語る。

 É= 70;回の調査対象である= 3組織のボランティ= 2450;養成における相違୅= 7;は何か。最大の違い&= #12399;、緻密な養成プロ = 464;ラムを有しているか= ;どうかにある。いば&#= 12425;き被害者支援セン|= 79;ーでは2年間の養成= 講座のスケジュール= 2364;できているのに対ӕ= 5;、石川被害者サポー&= #12488;センターは養成講= 231;のスケジュールこそ= ;あるものの、その後&#= 12398;研修についてはそ{= 98;時その時に必要な講= 義を定例会において= 4892;っている。これもә= 4;た、資金不足のため&= #35611;師を確保できるか = 393;うかわからないとい= ;う、経済的な問題が&#= 21407;因である。

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第ʍ= 00;項 ボランティアの= 過不足

 Ĕ= 65;間支援組織において= ボランティアの数量= 2399;間に合っているのӔ= 3;。日本弁護士連合会&= #12399;、民間支援組織30団体を対象と{= 75;て行ったアンケート= を行った。その結果= 2399;ネットワーク本部ӛ= 4;含めて、常勤スタッ&= #12501;の合計は60人、非常勤ス|= 79;ッフの合計は809人で総合計は869人であった(= 085;弁連 2004:50)。また、辰= 野はDussich= 2392;諸沢の論文より、ࡦ= 8;都道府県に200500人程= ;度の利用者を想定し&#= 12383;被害者支援センタ}= 40;を、2~5ヶ所ずつ= 作る必要があり、1= 2533;所当たりのスタッӢ= 1;数はローテーション&= #12434;組んで常時5~10人程度必要と{= 73;れるとしている。そ= して、「これを満た= 2377;ためには、週に1ᦉ= 4;2回参加できるスタ&= #12483;フとして30人~50人&= #12411;どの参加が必要」A= 288;辰野 2003:58)と主張して= いる。今回の調査で= 2399;、いばらき被害者ਞ= 3;援センターが29人(後方支援|= 34;行うボランティアは= この他に39人)、石川被ê= 75;者サポートセンター= は17人(現在研修È= 13;のボランティアが10人)、福井被ê= 75;者支援センターが30人(現在はこ{= 98;他に8名の候補者が= いる)であった。

 Ç= 68;般に必要といわれて= いるマンパワーに対= 2375;、現実のボランテӝ= 1;ア数はそれを満たし&= #12390;いない。しかし、 = 452;ンタビューから判明= ;したことであるが、&#= 12508;ランティアの養成{= 95;おいては、明らかに= 量よりも質を重視し= 2390;いる。いばらき被फ= 5;者支援センターと石&= #24029;被害者サポートセ = 531;ターの双方に「ボラ= ;ンティアは少なくと&#= 12418;いいから、質の高{= 56;人材を集めたい」と= いう意識が見て取れ= 2383;。このために、各ਞ= 3;援組織において厳し&= #12356;選別を、養成講座 = 434;通じて行っているの= ;である。特に石川被&#= 23475;者サポートセンタ}= 40;では、「ボランティ= アに緊張感を持って= 2418;らう」ために、年ᦁ= 7;回全ボランティアが&= #25903;援活動員としてふ = 373;わしいかどうかを検= ;討するという。これ&#= 12399;支援活動員に、緊ó= 73;感を維持してもらう= ための措置である。= 6969;切なボランティアӗ= 1;ないと判断された支&= #25588;活動員は、速やか = 395;辞めなければならな= ;い。良い支援を行う&#= 12383;めには、ボランテ|= 51;アの質の維持も大き= な課題である。

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第ʍ= 01;項 ボランティアの= 役割

 Ĕ= 65;間支援組織における= ボランティアの役割= 2399;どうなっているのӖ= 4;ろうか。民間支援組&= #32340;において、「電話= 456;談を担当するのは、= ;多くの場合ボランテ&#= 12451;アであり、その後{= 98;早期支援や介入は医= 師・弁護士・臨床心= 9702;士などが担当してӓ= 6;る例が多い」(多田&= #12288;2000b102){= 92;あるように、ボラン= ティアに与えられる= 4441;割は基本的に電話௥= 6;談と思われたが、今&= #22238;の調査では以下の = 424;うな結果になった。= ;

 

いばらき被害者支援= ;センター

石川被害者サポート= ;センター

福井被害者支援セン= ;ター

電話相談

犯罪被害相談員/直接支援員

(専門家とボランテ= ;ィア)

電話相談員

(専門家とボランテ= ;ィア)

ボランティア

面接相談

犯罪被害相談員/直接支援員

(専門家とボランテ= ;ィア)

面接相談員

(専門家とボランテ= ;ィア)

 

直接支援

犯罪被害相談員/直接支援員

(専門家とボランテ= ;ィア)

直接支援員

(専門家とボランテ= ;ィア)

 

表8 各支= 援活動におけるボラ= 2531;ティア

 Ƃ= 51;話相談は、いばらき= 被害者支援センター= 2391;は犯罪被害相談員ӗ= 2;直接支援員が行って&= #12356;る。しかし、法廷= 359;罪については犯罪被= ;害相談員が担当しな&#= 12369;ればならないとい{= 58;決まりがある。石川= 被害者サポートセン= 2479;ーと福井被害者支৾= 8;センターでは、ボラ&= #12531;ティアのみが電話= 456;談を担当している。= ;

 ƃ= 54;接相談に関してはボ= ランティアが1人で= 4892;うことはできず、ӓ= 6;ばらき被害者支援セ&= #12531;ターと石川被害者 = 469;ポートセンターでは= ;それぞれ、犯罪被害&#= 30456;談員と理事の補助į= 40;な役割として参加す= るに留まっている。= 0452;接支援についてもࡧ= 6;様で、やはりボラン&= #12486;ィアが犯罪被害相#= 527;員や理事と2人1組= ;となって活動するよ&#= 12358;になっている。

 É= 97;上のように、ボラン= ティアが参加できる= 7963;動は電話相談のみӗ= 5;限定されておらず、&= #38754;接相談、直接支援 = 392;活躍の幅が徐々に増= ;えてきている事がわ&#= 12363;る。

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第ʍ= 02;項 ボランティアの= 適性と支援活動

 ů= 84;野は、「支援活動が= 多岐にわたるように= 2394;ると、それにともӗ= 4;い多くのスタッフが&= #24517;要」となり、また = 300;精神的ケアの専門家= ;以外の人々もそれぞ&#= 12428;の専門性や特性にõ= 40;じて何らかの活動に= 関与できる可能性が= 0986;てくる」(辰野 2003:62)という。ま= た、危機介入などの= 0452;接的支援を実現すӚ= 7;ためには、精神的ケ&= #12450;の専門家以外の人 = 293;による協力が必要だ= ;とし、「各人の活動&#= 12398;限界を認識したう{= 60;でそれぞれに可能な= 範囲内での支援活動= 2434;行えるようにしてӓ= 6;くことが重要」(辰&= #37326; 2003:62)と指摘して= いる。

 {= 56;ばらき被害者支援セ= ンターの照山事務局= 8263;は、その人が活躍ӗ= 1;きる分野の中で活動&= #12375;てくれればいいと#= 486;る。例えば電話相談= ;が苦手な人でも、直&#= 25509;支援が得意ならばz= 89;その方面で力を発揮= してくれればよいの= 2391;ある。石川被害者Ӟ= 9;ポートセンターの吉&= #30000;事務局長も同様の= 351;摘をしている。ボラ= ;ンティアの活動の幅&#= 12364;広がったことによ|= 26;、適した人材を適し= た活動に参加させる= 6969;材適所が可能になӖ= 7;たといえる。

 {= 75;かし、ボランティア= がそれぞれの適性に= 2354;った活動をするたә= 7;には、各ボランティ&= #12450;の適性を把握し、= 855;体的な指示を出すこ= ;とのできる支援コー&#= 12487;ィネーターが重要{= 84;と照山事務局長はい= う。このことについ= 2390;は、穴田も同様のӕ= 1;とを指摘している(&= #31348;田 2000:34)。

 ij= 07;川被害者サポートセ= ンターの吉田事務局= 8263;は、今年の募集にӔ= 2;いては電話相談の経&= #39443;も資格もない、元= 475;護婦長を直接支援要= ;員として採用してい&#= 12427;。基本的には今ま{= 91;と同じように、電話= 相談の経験や、有資= 6684;者にボランティアক= 5;願者を制限するが、&= #30452;接支援に適してい = 427;と判断した人材につ= ;いてはこの限りでは&#= 12394;い。育成において|= 18;、直接支援を視界に= 入れたボランティア= 2398;採用をしているこӗ= 2;がここから読み取れ&= #12427;。

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第4章 考= 察

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 {= 71;こで、今回の問題関= 心をもう一度確認し= 2390;おく。これまでの૎= 5;間被害者支援組織は&= #12289;精神的支援を主に"= 892;ってきた。しかし、= ;被害者は精神的以外&#= 12398;、生活に対する支ÿ= 88;も必要とする。その= ために今後民間支援= 2068;織は積極的に、事ߥ= 4;後なるべく早期に被&= #23475;者に接し、生活支= 588;等多様な直接支援サ= ;ービスの提供を目指&#= 12373;なければならないz= 90;このような支援サー= ビスを行うにあたっ= 2390;は、活動内容はソӦ= 0;シャルワークが中心&= #12392;なり、活動の主体 = 399;訓練を受けたボラン= ;ティアが中心となる&#= 12290;中島はこれを電話İ= 56;談や精神的ケア主体= の「医療モデル」か= 2425;、ソーシャルワーӝ= 9;ー的な役割の強い「&= #32207;合的福祉モデル」 = 408;の移行と表している= ;(中島 2000:84-85)。

 Ĉ= 12;論文では、全国被害= 者支援ネットワーク= 2395;所属する3組織をӌ= 9;その設立年度におい&= #12390;ピックアップし、 = 381;の成熟度の違いを確= ;かめる。その際、一&#= 12388;の基準となるのは|= 20;はり犯罪被害者等早= 期援助団体である。= 1516;団体に指名されてӓ= 6;るいばらき被害者支&= #25588;センターと他の2 = 068;織における相違点を= ;明らかにすることに&#= 12424;って、民間支援組Ń= 40;が今後発展していく= にあたって必要なも= 2398;が判明する。それӔ= 4;本論文の狙いである&= #12290;

 Ļ= 32;4章では、第1節に= おいて民間支援組織= 2398;多様性を知るためӗ= 5;、ボランティアの養&= #25104;に焦点を当てる。 = 414;た各支援組織がどの= ;程度成熟しているの&#= 12363;をみてみる。第2ļ= 80;では、その成熟度を= 計る尺度を明らかに= 2375;、最後にその尺度ӗ= 5;ついて考えてみたい&= #12290;

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第ʌ= 97;節 民間支援組織の= 多様性

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第ʌ= 97;項 ボランティアの= 養成にみる独自性

 {= 56;ばらき被害者支援セ= ンターが、他の2組= 2340;と違っていた点はӖ= 1;の緻密な養成講座の&= #12473;ケジュールにある = 290;これは、いばらき被= ;害者支援センターが&#= 26085;本の被害者支援のŐ= 09;創期から、パイオニ= アの一つとして活動= 2375;ており、養成講座ӗ= 5;関する経験が豊富な&= #12383;めである。また、"= 987;害者支援の経験や知= ;識が豊かな理事が多&#= 12356;ため、講師に恵ま|= 28;ていることも挙げら= れる。常磐大学との= 6899;携から、その協力ӛ= 4;得られるのも大きい&= #12290;養成講座の内容が= 805;実しているため、資= ;格要件にこだわらず&#= 12395;集めたボランティ|= 50;志願者が、養成講座= 修了後に支援活動の= 2356;ずれにも参加するߚ= 7;が可能なのである。&= #12414;た、支援活動も非= 120;に体系だっている。= ;例えば面接相談活動&#= 12395;ついて、10回以上の長期ࡏ= 0;するものに関しては&= #22806;部の専門家に委託 = 377;るなど、細かくその= ;規定が出来上がって&#= 12356;る。

 ij= 07;川被害者サポートセ= ンターは、いばらき= 4987;害者支援センターӗ= 2;は対照的に、ボラン&= #12486;ィア志願者に対し = 390;厳しい資格要件を課= ;している。これは、&#= 38651;話相談活動に関す|= 27;基礎知識を他機関に= て学んだことがある= 2394;らば、比較的簡素ӗ= 4;養成講座でも電話相&= #35527;に関する知識まで= 945;える必要がないから= ;である。電話相談の&#= 32076;験や特定の資格をĕ= 14;めているのはそのた= めであった。また、= 2371;れには石川県には༙= 1;話相談機関が多いと&= #12356;う地域的条件が大 = 365;く働く。アンケート= ;にて明らかになった&#= 12371;とだが、所属して{= 56;る支援活動員の多く= が、現在でも他機関= 2395;て電話相談を行っӗ= 0;いるのはその象徴と&= #12356;える。しかし、養= 104;講座を終えたあと2= ;年の育成研修を経て&#= 12418;、携わる事ができ|= 27;のは電話相談活動の= みである。面接相談= 2289;直接支援活動も行ӓ= 8;ようになるためには&= #12373;らに長い時間を必#= 201;する。

 ķ= 19;井被害者支援センタ= ーでは、資格要件に= 2371;だわらず集めたボӤ= 1;ンティア志願者に養&= #25104;講座を受けてもら = 358;。養成講座にて20単位を取得し{= 83;後に面接を受けて電= 話相談活動に携わる= 2424;うになるといったශ= 5;定になっているが、&= #20170;後その活動の幅を= 195;げる際にボランティ= ;アに対してどのよう&#= 12394;訓練を行うのかはÇ= 81;明である。

 É= 97;上からボランティア= の育成に関して、重= 5201;なのは間違いなくࠠ= 5;実した養成講座であ&= #12427;。これは現在行っ = 390;いる活動を拡充する= ;場合でも、新しい活&#= 21205;を始める場合でも{= 54;っても同じことがい= える。その際に必要= 2392;なるのは講師であӚ= 7;。現在は地域条件に&= #12424;って講師の確保に!= 510;労しているところが= ;多い。

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第ʌ= 98;項 「総合的支援モ= デル」と現在の民間= 4987;害者支援組織

 {= 71;こでは中島が挙げて= いる「総合的支援モ= 2487;ル」の特性と、民໵= 1;支援組織の活動を対&= #29031;させ、被害者支援= 963;動の現状を見てみよ= ;う。以下の表は2つ&#= 12398;モデルの特性を並|= 09;てみたものである。=

医療モデӤ= 3;の特性

総合的福ఠ= 9;モデルの特性

・精神科医、= ;心理カウンセラーな&#= 12393;による専門的な心ĩ= 02;的支援を中心とする=

・被害者の心= ;理的回復を目的とし&#= 12383;治療的対応を行う

・イデオロギ= ;ー的に中立である。

・刑事司法、= ;経済、社会生活への&#= 25903;援は困難

・地域との連= ;携は弱いが、地域に&#= 12392;らわれない活動も{= 91;きる

・少数の事例= ;にしか対応できず対&#= 24540;の長期化が起こり|= 20;すい

・アウトリー= ;チ活動は困難

・少数のスタ= ;ッフでの対応が可能

・医療、刑事= ;司法、地域の機関、&#= 34987;害者自助活動団体{= 92;ネットワークを作り= 、その窓口となる

・心理的援助= ;以外の法的、社会的&#= 12289;経済的援助も行う

・危機介入を= ;はじめとするアウト&#= 12522;ーチ活動が可能

・被害者対応= ;の訓練を受けたソー&#= 12471;ャルワーカーが中õ= 15;となる

・専門的な支= ;援は困難(注10

・被害者が一= ;応の落ち着きをとり&#= 12418;どし、刑事司法手Ł= 54;きの終了までなどの= 目標を設定した比較= 0340;短期の支援活動をඡ= 2;う

・地域への啓= ;蒙、教育、予防など&#= 12398;活動も行う

・多くのスタ= ;ッフと常勤のコーデ&#= 12451;ネーターを必要と{= 77;る

表9 「医= 療モデル」と「総合= 0340;福祉モデル」の特ঝ= 5;(中島 2000:85

 |= 14;ずは、他機関との連= 携である。今回の調= 6619;対象である3組織ӗ= 9;全てがその県の被害&= #32773;等連絡支援協議会 = 395;所属している。第1= ;章において触れた、&#= 20840;国被害者支援ネッ|= 88;ワークに所属する民= 間支援組織以外の、= 4987;害者支援に関わる૎= 5;間機関もここに参加&= #12375;ていることがある = 290;茨城県の例を挙げて= ;みると、いばらき被&#= 23475;者支援センターはz= 89;県の被害者等支援連= 絡協議会の一員であ= 2426;、結成当初から参ࡃ= 2;している。照山事務&= #23616;長はここの連携が&= 750;常に有効であるとい= ;う。というのも、例&#= 12360;ば性被害のことに{= 88;いて産婦人科に協力= を求めたり、防犯の= 2371;とについて警備業ಆ= 8;合に尋ねたりするな&= #12393;、この連絡協議会 = 391;のコネクションを活= ;かして有効な協力関&#= 20418;を築くケースがあ|= 27;からだ。

 ă= 03;援活動における連携= として、被害者に他= 7231;関を紹介することӔ= 4;ある。これはその被&= #23475;者の事情により、= 182;機関のほうがより適= ;した支援ができると&#= 21028;断した場合に行な|= 31;れる。この紹介はリ= ファー(委託)と呼= 2400;れるが、リファーӛ= 4;行うにはその機関の&= #12371;とを詳しく知らな = 369;ればならない。その= ;ために、いばらき被&#= 23475;者支援センターはz= 89;他機関の職員を招き= 活動について尋ねて= 2356;る。リファーを行ӓ= 8;ことに責任を持って&= #12356;ることが読み取れ = 427;。また、リファーは= ;あくまでも紹介であ&#= 12426;、その機関に支援|= 34;依頼するかどうかは= 被害者の意思を尊重= 2375;て行われる。

 Ė= 61;的援助では、付き添= いサービスを行う以= 1069;に裁判の進行に関ӕ= 7;る説明や、また民間&= #25903;援組織に参加して = 356;る弁護士等との面接= ;の機会を設けるなど&#= 12375;ている。経済的援Ó= 61;に関しては、犯罪給= 給付金の申請を補助= 2377;る活動がある。いӘ= 0;らき被害者支援セン&= #12479;ーでは10名がこの活動|= 34;行うことができる。= 石川被害者サポート= 2475;ンターと福井被害್= 3;支援センターでは、&= #30003;請補助は行ってい = 394;い。

 |= 50;ウトリーチ活動につ= いては、いばらき被= 3475;者支援センターと௾= 7;川被害者サポートセ&= #12531;ターはすでに法廷= 184;き添いサービスと生= ;活支援に乗り出して&#= 12356;る。しかしながらĨ= 94;在のところ生活支援= の依頼は少ない。ま= 2383;、第2章で見たよӓ= 8;に危機介入の依頼が&= #22679;えるにはもう少し= 178;間がかかると思われ= ;る。

 {= 56;ばらき被害者支援セ= ンターでは、面接相= 5527;におけるカウンセӤ= 2;ングは最高で10回までと決め|= 25;れている。これはそ= れ以上のカウンセリ= 2531;グを行うよりも、৛= 7;薬も可能な外部の専&= #38272;家に委託するほう = 364;適切だと考えるため= ;である。また、付き&#= 28155;いサービスにおい{= 90;は初公判から判決に= 至るまでを支援して= 2356;る。このように、ӓ= 4;まり長期にわたる支&= #25588;活動は行っていな = 356;。

 |= 14;た、地域における啓= 蒙、教育、予防活動= 2392;して、いばらき被फ= 5;者支援センターでは&= #35611;師派遣を行ってい = 427;。これは、被害者へ= ;の理解を深めてもら&#= 12358;ために、他機関やÉ= 82;団体の研修会などに= 理事などを講師とし= 2390;派遣することであӚ= 7;。派遣先としては警&= #23519;学校や行政の相談= 231;関、更生保護女性会= ;、少年院などが調査&#= 12398;なかで語られた。ij= 07;川被害者サポートセ= ンターも福井被害者= 5903;援センターも地域ӗ= 5;おける広報啓発活動&= #12434;行っている。

 ä= 10;くのスタッフが必要= であることは第3章= 2395;て触れたのでここӗ= 1;は省略する。常勤の&= #12467;ーディネーターに = 388;いてであるが、いば= ;らき被害者支援セン&#= 12479;ーでは常勤の犯罪ŝ= 87;害相談員がコーディ= ネーターを務めてい= 2427;。石川被害者サポӦ= 0;トセンターでは吉田&= #20107;務局長がコーディ = 493;ーターの役割を兼任= ;しているが、常勤で&#= 12399;ない。福井被害者ă= 03;援センターの滝元事= 務局長も非常勤であ= 2427;。

 É= 97;上のようにみると、= いばらき被害者支援= 2475;ンターはすでに「ಔ= 7;合的福祉モデル」と&= #12375;て活動を行うため = 398;基盤を備え、機能さ= ;せつつある。また、&#= 30707;川被害者サポート|= 75;ンターも行っている= 活動自体には、ほと= 2435;どいばらき被害者ਞ= 3;援センターと相違は&= #12394;い。「総合的福祉 = 514;デル」への移行の最= ;中にある。福井被害&#= 32773;支援センターはや{= 99;り萌芽期だけにそこ= までの段階に至って= 2356;ない。最後に、「ಔ= 7;合的福祉モデル」と&= #12375;て成熟するための#= 506;題と指標をまとめよ= ;う。

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第ʌ= 98;節 民間被害者支援= 組織の成熟度と障害

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第ʌ= 97;項 民間被害者支援= 組織にとっての課題

 É= 70;回の調査対象である= 3組織は、それぞれ= 1508;県の被害者支援連ಉ= 7;協議会に所属してい&= #12427;。そのため地域と = 398;連携はできていると= ;いえる。また、その&#= 29702;事の中には精神科Õ= 07;や弁護士などが加わ= っているため、医療= 2289;刑事司法とのネッӠ= 8;ワークもできている&= #12290;しかし、経済的援= 161;としての犯罪被害給= ;付金の申請補助を行&#= 12387;ていたのは、いば|= 25;き被害者支援センタ= ーだけであった。石= 4029;被害者サポートセӥ= 1;ターも定款の中にそ&= #12398;規定はあるが、実&= 555;に担当する者がいな= ;い。

 {= 56;ばらき被害者支援セ= ンターと石川被害者= 2469;ポートセンターはӌ= 9;すでにアウトリーチ&= #27963;動としての生活支= 588;や付き添いサービス= ;を始めている。事件&#= 30452;後に行う危機介入{= 95;関しては、もう少し= 被害者支援が社会に= 8024;透することが必要ӗ= 1;ある。

 ŝ= 87;害者対応の訓練を受= けたソーシャルワー= 2459;ーについて、照山ߚ= 7;務局長は被害者支援&= #12395;ついて現場にて活= 205;する専門資格化の必= ;要性を熱く語ってい&#= 12383;。現にいばらき被ê= 75;者支援センターでは= 、犯罪被害相談員が= 2477;ーシャルワーカーӗ= 2;しての役目を担って&= #12356;る。しかし、石川"= 987;害者サポートセンタ= ;ーでは、そういった&#= 24441;割を担う人材につ{= 56;ては語られることが= なかった。

 ñ= 20;勤の支援コーディネ= ーターについても、= 2381;の存在が認められӖ= 3;のはいばらき被害者&= #25903;援センターのみで = 354;った。石川被害者サ= ;ポートセンターの吉&#= 30000;事務局長はコーデ|= 51;ネーターを兼任して= いるが、非常勤とし= 2390;である。

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第2項      「総合的福= 祉モデル」への成熟= 2392;指標

 Ĕ= 65;間支援組織が、「医= 療モデル」から「総= 1512;的福祉モデル」へల= 7;行するためには、次&= #12398;3つのステップが = 354;るといえるだろう。= ;第1段階はアウトリ&#= 12540;チ活動、つまり直ÿ= 09;支援活動の開始であ= る。しかし、直接支= 5588;活動をするにあたӖ= 7;ては、誰がその活動&= #12434;するのかを調整す = 427;コーディネーターと= ;、ボランティアと違&#= 12387;て時間に関係なくė= 63;動する常勤スタッフ= の存在が重要となる= 2290;第2段階として、ӕ= 1;のコーディネーター&= #12392;常勤スタッフが挙 = 370;られる。常勤スタッ= ;フのいない石川被害&#= 32773;サポートセンター{= 64;直接支援活動を行え= るのは、吉田事務局= 8263;が非常勤でありなӔ= 4;ら、事実上の常勤ス&= #12479;ッフとして働いて = 356;るためであった。第= ;3段階がソーシャル&#= 12527;ーカーの働きをす|= 27;人材の有無となる。= 当然ながら、ソーシ= 2515;ルワークには信頼ӗ= 1;きる機関や、法的な&= #30693;識などが不可欠で = 354;る。このように、民= ;間支援組織の成熟度&#= 12399;、「直接支援活動{= 98;実施」、「コーディ= ネーターと常勤スタ= 2483;フ」、「ソーシャӤ= 3;ワーカーの存在」の&= #65299;つをもって計るこ = 392;ができる。

 ă= 03;援活動にコーディネ= ーターの存在が必要= 2394;理由は、各支援活ࡈ= 5;員の適性を把握した&= #12358;えで、それに適し = 383;活動を割り振るため= ;である。民間支援組&#= 32340;は常に同じスタッ}= 01;で運営しているわけ= ではない。日によっ= 2390;活動を行うボランӠ= 6;ィアのメンバーには&= #24403;然違いが出てくる = 290;その日のメンバーの= ;特性を把握し、今日&#= 12398;電話相談は誰が担ô= 03;するのか、裁判所へ= 付き添いサービスに= 4892;くメンバーは誰かӌ= 9;そういった具体的な&= #25351;示を出せるコーデ = 451;ネーターの必要性を= ;照山事務局長は語っ&#= 12390;いた。

 ñ= 20;勤スタッフは、民間= 支援組織が時間に関= 2431;らずに活動するたә= 7;に必要である。ボラ&= #12531;ティアのみで支援= 963;動を行おうとすると= ;、その活動時間は限&#= 12425;れてくる。実際に{= 56;ばらき被害者支援セ= ンターは月曜日から= 7329;曜日まで日中の時໵= 1;帯は常に電話相談を&= #21463;付けていた。これ = 399;常勤スタッフとボラ= ;ンティアの協働によ&#= 12427;ものである。石川ŝ= 87;害者サポートセンタ= ーと福井被害者支援= 2475;ンターは受付時間Ӕ= 4;限られていた。被害&= #32773;が突然支援を求め = 390;くる場合もある。し= ;かし、活動時間が限&#= 23450;されていては被害Ň= 73;のニーズに応えるこ= とは難しい。常勤ス= 2479;ッフの確保は活動ਹ= 8;間の拡張のために必&= #35201;なのである。

 Ą= 85;本には被害者支援専= 門のソーシャルワー= 2459;ーやケースワーカӦ= 0;はいない。しかしな&= #12364;ら、被害者が抱え = 427;問題には、心理的、= ;精神的、経済的、身&#= 20307;的、法的な問題がŞ= 79;雑に絡まりあってい= るのが常である。こ= 2428;らそれぞれに対しӌ= 9;被害者の話と様子か&= #12425;最も適切な支援を= 028;断できるソーシャル= ;ワーカーの専門資格&#= 21270;を、照山事務局長{= 99;強く主張していた。= 徐々に被害者支援は= 0307;系化、複雑化が進ඡ= 2;するだろう。それに&= #23550;応できる人材は不= 487;欠になるはずだ。今= ;後、これらに対する&#= 27861;的制度が望まれるz= 90;

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最ô= 60;に

 Ĉ= 12;論文では、民間支援= 組織に焦点を当て、= 2381;の成熟度を知るうӔ= 0;での基準を明らかに&= #12375;た。しかし、まだ = 414;だ民間支援組織には= ;障害と発展の余地は&#= 22810;い。新たな「公」|= 08;と向かう民間被害者= 支援組織は、まだそ= 2398;長い旅路の途中にӓ= 4;る。

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(1) 日本で最= 初に設立された民間= 5903;援組織。現被害者ਞ= 3;援都民センター。

(2) 民間支援= 組織がない県は、青= 6862;県、福島県、群馬௧= 6;、栃木県、富山県、&= #26032;潟県、山梨県、三%= 325;県、鳥取県、高知県= ;、徳島県、鹿児島県&#= 12398;12県である。な{= 62;、富山県と鹿児島県= においては民間支援= 2068;織設立の準備が行ӛ= 1;れていることが確認&= #12391;きた。

(3) 今回の調= 査は、各民間支援組= 2340;の事務局長のご厚঴= 7;によって実現したも&= #12398;である。忙しいな = 363;でも調査依頼を快諾= ;し、ご多忙の最中に&#= 26178;間を作ってくださ{= 87;た照山さん、吉田さ= ん、滝元さんには心= 2424;り御礼申し上げたӓ= 6;。また、石川被害者&= #12469;ポートセンターで = 399;、ボランティアの皆= ;さんと話をする機会&#= 12418;作っていただいたz= 90;重ねて感謝したい。=

(4) 本論文で= はアウトリーチ活動= 2434;、民間支援組織のࣨ= 6;に出て行う支援、す&= #12394;わち直接支援活動 = 392;している。

(5) この表は平= 成16年9月17&= #26085;に、石川被害者サ = 509;ートセンターの定例= ;会において行われた&#= 12289;大久保恵美子氏のŤ= 11;演におけるレジュメ= をその出典としてい= 2427;。

(6) この章の= 表における各活動の= 0214;数は全て平成15年度のもので{= 54;る。また、いばらき= 被害者支援センター= 2398;照山事務局長は、࣪= 3;切なことは相談件数&= #12420;付き添いサービス = 398;件数ではないと指摘= ;したうえで、性急な&#= 25903;援活動の数値にお{= 69;る成長よりも、一人= の被害者にとって本= 4403;に良いと思える支৾= 8;活動を積み重ねてい&= #12367;ことが重要である = 392;語った。

(7) 週7日電話= 相談を行っているの= 2399;、なら犯罪被害者ও= 5;の支援センターと鳥&= #21462;犯罪被害者相談室 = 391;ある。また24時間体制で電Ţ= 41;相談を受付けている= のも鳥取犯罪被害者= 0456;談室であるが、そӚ= 8;も土曜日のみである&= #12290;(警察庁犯罪被害 = 773;対策室 2004:126-127

(8) 警察官が口= 頭で被害者にいばら= 2365;被害者支援センタӦ= 0;を紹介し、それをも&= #12392;に電話をかけてき = 383;場合は、警察教示情= ;報という。また、警&#= 23519;を通さずに、被害Ň= 73;がセンターのパンフ= レットを見て連絡を= 1462;ってきた場合、そӚ= 8;は特定情報と呼ばれ&= #12427;。

(9) 安藤は、= 産業カウンセラーが= 4892;う活動として「1ӣ= 3;ンタルヘルス対策へ&= #12398;援助、2キャリア&= 283;発への援助、3職場= ;における人間関係開&#= 30330;への援助」を挙げz= 89;「各領域で役所、企= 業、団体、学校、病= 8498;、地域などの幅広ӓ= 6;分野」(安藤 2002:151)で産業カウ= ;ンセラーが活躍して&#= 12356;るという。

10)z= 88;「医療モデ= ル」においては、精= 1070;科医などによる専໳= 2;的な治療が行われる&= #12398;に対し、「総合的= 119;祉モデル」では対応= ;しなければならない&#= 20107;例が多いため、個z= 93;に対して治療を行う= ことが難しい。その= 8857;を指して「専門的ӗ= 4;支援は困難」として&= #12356;るのだと思われる = 290;

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