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あとがき

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 本報告は、2011年度後期「社会調査法」の成果である。この授業では、富山大学人文学部社会文化コース(社会学教育研究分野、人文地理学教育研究分野、文化人類学教育研究分野)の2年生20名が、前期でレクチャーされた社会調査の基礎を応用する能力を身につけるため、与えられたテーマに沿って社会調査を遂行した。
 今回は、富山市の中心商店街である総曲輪・中央通り・西町商店街の商店主の方々へのインタヴュー調査を行ない、さまざまなデータ分析の仕方について、レクチャーと指導を受けた。
 その中から、調査に協力いただいた方々にも提供可能な分析・考察の結果について、2012年2月10日に商店街の中にある「まちなか研究室」にて成果報告(プレゼンテーション)を行なった。当日は、一部の商店主の方も報告を聞きに来てくださり、受講生たちとの交流もさらに深まった。
 調査にご協力いただいた方々の賛同を得て、このたびプレゼンテーションの内容をWEB公開することとなった。類似した社会調査実習の参考に、また社会調査実習通しての商店街と大学生との交流の試みとしても参考になれば幸いである。
 今回の企画について、大西宏治准教授(富山大学人文学部社会文化コース人文地理学教育研究分野)、野口英之氏(株式会社まちづくりとやま第1事業部主査)にはたいへんお世話になった。記して感謝申し上げたい。

        2011年度後期「社会調査法」担当
        伊藤智樹(富山大学人文学部社会文化コース社会学教育研究分野)


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