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これらの要望・意見に対しての私達富大生の意見を聞いてみたところ、
・場所が遠く感じる、市電を使ってまで行きたいとは思わない
・駅前にいけば買い物が事足りるのでわざわざ行こうとは思わない
・どんな店があるのかがわからない、情報がはいってこない
・学生よりも上の世代をターゲットにしているというイメージがある
という意見が得られました。回答にばらつきはありましたが、どの学生の意見を聞いていても、一様に商店街そのものの魅力をまだあまり知らないためにこのような回答がでていると感じました。
また、学生は大学周辺にこもっていて行動範囲が狭いイメージがある、という意見に対しては、ファボーレやイオンなどには、すこし遠くても買い物目的で足を延ばす人も多くいるので、行動範囲が狭いとは一概にはいえないのではないか、という回答もありました。
そういったことも含めて、逆に学生側から商店街に対しての要望はないか聞いたところ、
・学生も気軽に入れるような、安くてかわいい店などを増やしてほしい
これは、総曲輪フェリオなどに対しての高級なイメージがあるために出た意見であると思われます
・市電を含む公共交通機関をもっと整備してほしい、安い駐車場がほしい
これについては、飲みにいったとしても終電が早いために帰れなくなってしまうので不便である、という意見もありました。
・もっとまちに対する情報がほしい、商店街のよさをアピールしてほしい、
という意見については、何があるかわからない場所には足が向きにくいという思いがあるようです。
このことから、結局のところ、学生はまだ商店街について知らない部分も多いために足が向きにくいのだと考えられます。そして多くの学生には市電をつかってでも行きたいと思えるような魅力がいまいち感じられていないようです。