2009年2月をもちまして庄川調査は終了しました。最終的に100地点以上のデータを集めることができました。今回の研究の方針として、生え抜きであること、外住歴がないことなど厳しい制約があったために、最終的に採用されたものが100人の方々のお話でした。しかし実際に調査を受けてくださった方はその100人を大幅に上回ります。
 今回採用された100人に入れなかった方のお話も決して無駄なものではありませんでした。今回の方針や、制約に関係なく調査に御協力してくださった皆さんのお話はすべて富山大学人文学部人文学科日本言語文化コースの生徒が聞きなおしをして、大切な資料として研究室に保存してあります。

 2009年6月の時点でこの庄川流域のデータを取り扱い授業で発表も行いました。新しくゼミに入ってきた学生も一生懸命皆さんのお話をもとに研究に励んでいます。


 目標は120地点の庄川流域調査が始まったときは、あまりの果てしなさに呆然としました。調査をしてもしても目標には及ばす、途中であきらめそうにもなりました。しかし、共に調査を行う仲間や、ご協力いただいた皆さんの優しさに支えられここまでたどり着くことができました。見ず知らずの学生の私たちにとても親切に、楽しいお話を聞かせてくださいましたこと決して忘れません。
 本当にありがとうございました。

庄川調査

 2008年7月より、富山大学、国語国立研究所、滋賀大学、天理大学の合同調査がスタートしました。
 富山県の西側を南北に流れている庄川を基準とし、その流域にある町や村に住んでおられる方々を対象とした調査です。最終的に120地点の調査を目標としています。
 下の地図では、赤い線が庄川です。海辺の新湊から、山手の上平村まで、広い範囲での調査を班ごとに分担して行います。

予備調査
合同調査
・各班ごとの調査

合同調査2回目
・各班ごとの調査
・追加調査

 今回調査にご協力いただいた方たちは、過去に中井研究室の調査を受けてくださった方々にご迷惑ながらお電話をさせていただいて、お願いした方、その方から紹介された方、公民館さんにお願いして紹介していただいた方、などそたくさんの方々に協力していただきました。
 みなさん突然のお願いにもかかわらず、たいへん暖かい対応をしてくださいました。本当にありがとうございます。

 今回の調査は、なにぶん行った回数が多いため、すべての調査をここで紹介することはできないのですが、少しでもこの調査がどのようなものだったのか知るきっかけになっていただけたらと思います。