庄川調査

  2008
112930日に庄川調査に行ってきました。庄川調査は2008年7月から行っている、富山大学、国立国語研究所、滋賀大学、天理大学の合同調査です。長く続いた調査も、目標調査数の半数以上を終えました。これもご協力いただいた方々のおかげです。




 調査は2~3人の班に分かれて行いました。私は伊東奈穂先輩と一緒に伏木、高岡方面に向かいました。私は氷見出身なので、伏木、高岡とはとても近く、買い物や通学のために、通いなれた道ですが、実際に人の住んでいる住宅地に入っていくのは初めてだったので、とても新鮮な気持ちでした。




 私がお話を聞かせていただいた、森さんと島田さんは高岡市の方で、森さんはいろいろなところを点々とされている方ですが、島田さんはずっと高岡市に住んでおられる方でした。私が気になったのは、友人と話していて、話題に出ている人間がその場にいないとき、敬語をつかうか。という問いに対して、森さんは高岡特有の「ハッタ」を使い、島田さんは使わないとの回答でした。私はそのような場合敬語を使いません。以前先生が「本人がいないと敬語を使わないなんて、本当はその人を尊敬していないのではないか」とおっしゃっていました。私はそんなつもりもなく、ただ自然とそうなっていたのですが、先生のそのことばがずっとひっかかっていました。島田さんの回答を聞いて、近くに住んでいる方だし、やはり高岡と氷見で近いところがあるのかな、と少し嬉しかったです。




 今回調査にご協力いただいた方々はみなさんとてもよい方ばかりで、調査の際にご友人を連れてきてくださいました。合同調査ということで、時間的な都合もあり、全ての方々に詳しくお話を聞けなかったことが残念です。まだまだ調査票にない事柄まで聞きだせず、力の及ばない限りです。今回ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。



                                        2008年12月 中村仁美

庄川調査