比較文化の学部専門の授業など  時間割表はこちら


??比較文化ってどんな研究分野??
近代の文化事象のうち、文学・演劇・雑誌・映画など、人が意図して表現したものについて、時代・社会・文化の中で多角的に研究しています。
特に比較文学の視点を重視しています。(旧コース名は比較文学コース)
比較とは、それぞれの文化事象のつながりや影響関係を見出し、その特徴について実証的に探ることである。
方法としては…
    影響研究・・・外国文学の日本文学への影響を調べる
    翻訳研究・・・原作と翻訳を比べる
    材源研究・・・どんな題材から作品がつくられたか見つける


近年は・・・
近代における文学と演劇の関係」をテーマに据えて、実際に当時の演劇雑誌をめくってみたり、埋もれた戯曲を発掘したり、
当時の脚本をみんなで上演したりして、明治・大正期の文学・雑誌と演劇のかかわりについて研究しています。
「出版に強い比文」、「映画に強い比文」、「演劇に強い比文」、「研究環境の充実している比文」といわれています。


前期
・社会文化入門(火曜4限) 1年対象 (Introduction to) Socio-Cultural Studies
・社会文化演習(火曜日1-2限) 2年対象 Socio-Cultural Studies (Seminar)

・比較文学講読 (火曜日3限) 2~4年対象 Culture comparison studies (Close Reading)
    テーマ「テクストの読み方」。近年は、鷗外の海外新聞記事の紹介である『椋鳥通信』を取り上げ、欧米の社会・文化が鷗外にどのような影響を与えたか解明していく。
     図書館やインターネットでの文献検索の仕方、先行研究の扱い方、研究アプローチの方法、論文の書き方を身につけていく。


・比較文学演習 (木曜日4限) 2~4年対象 Culture comparison studies (Seminar)
     テーマ「演劇と文学の比較研究」。
     2010年度後期はオスカー・ワイルド作『サロメ』の日本受容について、翻訳比較、上演史、研究史、発禁問題の視点から研究した。
     2011年度は森鷗外の戯曲『なのりそ』をとりあげ、新しい女性とは何かについて研究した。
     2012年度後期は森鷗外の戯曲『静』をとりあげ、注解製作など解説冊子の編集作業を学んだ。



後期
・比較文化概論 (火曜日4限) 1年対象  (Introduction to)Culture comparison studies
     比較文化という研究分野についての概説的な講義。
     森鷗外・夏目漱石・太宰治など近代の代表的な作家や、映画・フェミニズム批評などを取り上げ、比較文学の可能性を探る。
     受講生もおすすめの本の紹介など何らかの形で講義に参加してもらっている。


・比較文化演習 (木曜日3限) 2~4年対象 Culture comparison studies (Seminar)
・比較文化実習 (木曜日4限) 2~4年対象 Culture comparison studies (Field Work)

    2008年度は、富山県の作家である小寺菊子作品の解題を作ったり、掲載雑誌について調べたりした。解題を作る際には、県立図書館で作品のコピーをとるなど調査方法も学んだ。
    2011年度は、小寺菊子の作品選集づくりのため、皆で作品を選出した。
    学外実習として・・・
    2010年度前期は富山市にある三島由紀夫を扱った「隠し文学館 花ざかりの森」や小矢部市を訪れた。
    2011年度前期は射水市にある大島絵本館を訪れた。
    2012年度前期は金沢市にある室生犀星記念館を訪れた。
    各年度の後期には、文学実地調査として東京・横浜方面を訪れる。



そのほか
・比較文化特殊講義(前期・後期 集中講義) Culture comparison studies (Lecture)

 これまでの授業テーマは…
    明治期の出版メディア
    歌詞に見るジェンダー
    ジェンダーの視点でみる近代文学
    出版業界・著作権問題の現在
    ギリシア神話の神々と人物
    近代歌謡と近代詩
    泉鏡花文学の多層性
    出版史
    伊藤整とチャタレイ裁判


・卒業研究指導  (火曜日5限) Graduation Thesis
・日本文学(火曜2限) ・・・一般教養の授業です(人文学部以外の学部生で1~4年対象) Japanese Literature


詳しい授業内容は富山大学Webシラバスで検索できます


金子研究室 面談などのオフィスアワーは、授業期間中の木曜日12:20-13:00
それ以外でも応じますので、メールにてご連絡ください

オープンクラスについて、
比較文学関係の金子担当の授業は演習をのぞいて地域に開放されたオープンクラスになっています。
受講を希望される社会人の方は教務課で手続きをしてください。
前・後期の時間割はコースの時間割を見てください。