映画論   金子幸代

「映画を年間100本見る」をめざしています。

比較文学・比較文化から見た映像表現など文学と映画論を授業でとりあげています。

金子研究室所蔵映画、ビデオ、DVDリスト NEW !

ここではお勧め映画を随時紹介していきます。

北日本新聞雑誌「まんまる」に
映画コラム『シネマの散歩道』を執筆中 2011.8〜NOW!

2009-2012年にかけての映画評ー映画学入門NOW !

映画名 製作国 一言コラム
映画評 (2006年から2008年にかけて)
戦争と平和を考える映画 三本
一位『陸に上がった軍艦』 日本 日本映画界最高齢の現役監督”新藤兼人(九五歳)が戦争体験の証言をするドキュメンタリータと映画の実験作。戦時中の無益な軍隊体験を描きだし圧巻。
二位『ミリキタニの猫』 アメリカ 猫の絵にひかれ、路上画家の世話をすることになったリンダ・ハッテンドーフが監督、アメリカ軍の原爆による被害をうけた広島出身の三力谷氏は、戦争中はアメリカの収容所にいれられる。その体験を絵に描く。強烈な赤は怒りの炎のようだ。
三位「ヒロシマ・ナガサキ」 アメリカ アガデミードキュメンタリー受賞作品、25年の歳月をかけて作られた。監督はスティヴン・オカザキ、14人の被爆者と原爆を投下したアメリカ人4人の証言を軸した。
番外『白バラの祈り ― ゾフィー・ショル 最期の日々』 ドイツ ゾフィー・ショルを演じるユリア・イェンチと、尋問官アレクサンダー・ヘルトの演技が見ごたえがある。尋問調書をもとに再現された迫力ある弁論にひきこまれる。
番外『戦場のアリア』 フランス 第一次大戦下、フランス・スコットランド連合軍と、ドイツ軍の戦いに「クリスマス休暇」があり、シャンパンを酌み交わした、歴史上の真実の物語
番外『ブラックブック』 オランダ=ドイツ=イギリス=ベルギー 第二次世界大戦のナチス占領下のオランダ、レジスタンス運動に身を投じたユダヤ人女性を主人公にしたサスペンス
世界を考える映画三本
一位『善き人のためのソナタ』 ドイツ 07年アカデミー賞外国語作品賞受賞。1984年東西冷戦下の東ベルリン、秘密警察官が盗聴をしていた劇作家の部屋から聞こえたソナタに激しく心揺さぶられる。壁崩壊後、助けられた劇作家が彼に献辞をささげる本を買うラストがいい。主役ウルリッヒ・ミューヒは本作が遺作となり、惜しまれる。
二位『日本の青空』 日本 映画「日本国憲法」監督のジャン・ユンカーマンさんにすすめられ、日本国憲法の第24条男女平等条項作成 にかかわったベアテシロタゴードンも観た。日本国憲法60年、民主憲法作りにかかわった日本人憲法学者鈴木安蔵がいたことを教えられた
三位 『六ヶ所村ラブソテ`ィ』 日本 有機や無農薬で安心、安全な作物を作ってきた農家もまた核燃再処理施設の建設計画を止めたいと活動している。柏崎原発が地震であわや大事故という現在、富山県出身の監督鎌仲ひとみの心意気に拍手。
番外『いのちの食べ方』 オーストリア・ドイツ 食の安全が問題になっている昨今、食に真摯に向き合う映画は観客動員に相乗効果があった。自分自身の食へのかかわりを改めて考える絶好の機会。
番外『ダーウィンの悪夢』 フランス=オーストリア=ベルギー 悪夢の連鎖、日本にも輸出されている。その魚は加工され、食卓やファーストフードで利用されている現実をあぶりだす。
メディアを問う三本
一位『シッコ』 アメリカ 『ボーリングフォーコロンバイン』『華氏911』の次に挑んだのが医療保障問題。高額な医療費のために家をなくした人や9.11のポランティアスタッフが現在、治療を受けられずに苦しんでいる姿が映し出される。サブプライムローン問題の背景には、実は、高額な医療保障問題があった。ムーアは彼らのためにできることをしようと動き出す。イギリス・カナダ・フランス・キューバなど各国の比較が興味深い。
二位『チョムスキーとメディアーマニュファクチャリング・コンセント』 アメリカ 「アメリカの良心」といわれるチョムスキーがマスメディアの問題点をあぶりだす。現代の報道の歪曲について知的でわかりやすく語る、必見の映画。
三位『アニーリーボヴィッツーレンズの向こう側』 アメリカ 現在最も活躍している女性写真家に寄り添う、その目線が写真だけではわからなかった意味を付与してくれる。
女性映画三本
一位『フラガール』 日本 炭鉱閉鎖を乗り越えるべく、リゾート建設に立ち上がった常磐ハワイアンセンターの実話をもとに。監督李相日。フラガールの一番手、蒼井優とフラダンサー松雪泰子のフラダンスに勇気づけられる。2006年度日本アカデミー最優秀賞受賞。夕張炭鉱に出かける友人も登場、不況と過疎化に悩む現在の夕張の状況をも視野にすえられた社会性が底にこめられた力作。
二位『ヨコハマメリー』 日本 メリーさんを通して、戦後の闇市や猥雑な空間を再構築する。メリーさんの物語は、敗戦後の横浜の記録でもある。謎の女性を消息を追いかけ、素顔のメリーさんと再会する最後のシーンは、実際のメリーさんを見たひとりとして心なごんだ。
三位『ボルペール 帰郷』 スペイン 監督はギレルモ・デル・トロ、オフィリアを演じる女の子がいい。ファシズムの嵐の時期を描き、ハリウッドファンタジーとは一線を画す。ペドロ・アルモドバトル、ヒロインのペネロぺ・クルスが母親役で新境地を開く。死と再生と和解の物語。
番外『スタンドアップ』 アメリカ 『クジラの島の少女』のニキ・カーロ監督の最新作、主演のセリー・ディオンが体重を増やし炭鉱婦に。差別に立ち上がる。
お薦めの日本映画三本
一位『パッチギLOVE&PEACE』 日本 監督井筒和幸、よくぞ撮った。東京オリンピツクを誘致する話がでている昨今、ぜひこの映画をすすめたい。
二位『それでもボクはやってない』 日本 監督 周防正行、日本の司法制度の問題点や冤罪事件にメスを入れる。主人公を演じた加瀬亮に注目。2007年日本アカデミー最優秀賞受賞。アカデミー外国語映画部門日本代表作品。
三位『かもめ食堂』 日本 監督荻上直子の映画を見ると「食は文化だ」と実感する。映画上映にタイアップして北欧雑貨もあわせて企画されているが、フィンランドを舞台にしたのがこの作品の要。次作『めがね』も食べ物のおいしさを伝える映画だが、本作の異文化交流に軍配。
番外『赤い鯨と白い蛇』 日本 せんぼんよしこ監督が香川京子を主演にすえ、館山の古い民家を舞台に撮影。女性たちの心を結ぶ靱帯になっているが古い木造家屋、題名の由来が解き明かされる終盤では、戦争の無益さが観客の心に染みわたる。
番外『殯の森』 日本 河瀬直美監督のカンヌ・グランプリ作品。画面に映る田舎の風景、森、林、茶畑…全部に風がそよく゜。風の「そよぎ」は浄化の意味が付与されている。
お薦めのアニメ三本
一位『ベルセポリス』 フランス イラン革命期に少女時代をすごした現代イラン女性の青春を描く一押しアニメ。監督はパリでイラストレーターとして活躍するマルジャン・サトラピ。マルジ役にキアラ・マストロヤンニ、マルジの母役にカトリーヌ・ドヌーブ、祖母役にはダニエル・ダリューと声優も豪華、2007年アカデミー外国語映画賞フランス代表作品。 2008年公開中。
二位『死者の書』 日本 ユリー・ノルシュティインと親しい川本喜八郎が折口信夫の古典的名作に挑戦。藤原南家郎女の声を宮沢りえが担当。ナレーションは岸田今日子。
三位『カフカ ー 田舎医者』 日本 『頭山』の山本浩二の最新作、ノルシュティンにカフカがむいているといわれ、取り組んだというだけに力作。       2008年に全国順次公開予定。
番外「ファンタスティック!チェコアニメ映画祭」 チェコ アニメ王国チェコのアニメが一堂に会し、圧巻。まさに映画祭はアニメの手法を学ぶ学校である。
実在の人物から三本
一位『市川昆物語』 日本 監督岩井俊二が敬愛する市川昆の半生を妻で脚本家の和田夏十との写真をオムニバス風につづった作品。徴兵拒否をしていたことなど監督の素顔に迫る。
二位『NARA奈良美智との旅の記録』 日本 ドイツ留学中も人と交わらず、己と向き合って作品を描いてきた奈良。それが展覧会開催をきっかけに出会った現地の人との交流の中で変わっていく。
三位『ふみ子の海』 日本 目が見えなくても心の光を消すことはできない、主人公を演じる女の子のすがすがしい演技、ひたむきさが観る者をひきつける
番外「呉清源 極みの棋譜」 中国・日本 川端康成が敬愛し『呉清源碁談・名人』を著し、「昭和の碁聖」と称された呉清源の半生を描く田壮壮監督の四年ぶりの新作。呉清源を演じるチャン・チェンの静謐なたたずまいが、ドキメンタリー映画のような実在感を生み出す。
注目作品目白押し
『麦の穂をゆらす風』 イギリス 1920年のアイルランド独立運動を描く。カンヌ映画祭パルムドール賞受賞作。「麦の穂をゆらす風」はイギリスに長い間支配され続けるアイルランドの悲劇を歌った歌が題名に。
『パフューム』 ドイツ パトリック・ジュースキント『香水ある人殺しの物語』、ベルリンフィル。ベン・ウショーが究極の匂いを求める主人公を演じ、存在感を示す。
『パンズ・ラビリンズ』 スペイン・メキシコ 監督はギレルモ・デル・トロ、オフィリアを演じる女の子がいい。ファシズムの嵐の時期を描き、ハリウッドファンタジーとは一線を画す。
胡同の理髪師 中国 90歳を過ぎても現役の理髪師として働く実在の人物を主役にすえているので存在感があり、ドキメンタリィーのような良さ
『ミス・ポーター』 イギリス ピーターラビットの作者ポーターが自然保護運動にも関わっていく契機や絵本誕生の秘話などが明かされる。主演のレニー・ゼルヴィガーはまさにポーターの生まれかわりのよう。
『女はみんな生きている』 フランス 「赤ちゃんに乾杯!}」の女性監督コリーヌ・セローがデジタル撮影に取り組み、ラシダ・ブラクニは、セザール賞有望新人賞を受賞。女性への連帯のエールを描いて痛快。(再上映作品)

映画名

制作国

一言コラム

      映画評  (2004年から2005度にかけて)

戦争と平和を考える映画三本

一位 『華氏911』

アメリカ

ボーリング・フォーコロンバィンのマイケル・ムーアの手腕がさえる。イラク戦争のブッシュ政権を痛烈に批判。
現在ムーアは、2004年の大統領選のドキュメンタリー「華氏911と1/2」 を製作中だ。

二位 『 赤い鼻のピエロ』

フランス

ドイツ軍占領下のフランス、元サーカスでピエロをしていたドイツ人兵士に救われた男が、戦後はピエロとして人々の心を笑いで救う物語

三位 『 父と暮らせば』

日本

原爆によつて父を失った娘のもとに父が現れる。ラストの原爆ドームが圧巻。
黒木監督のみずみずしい演出が井上ひさしの確かな脚本を生かしている。

異文化理解を考える映画三本

一位

 グッバイ・レーニン』

ドイツ 東西ドイツの壁が平和的に壊れた。統合後の旧東独の思いを西独の監督が母親思いの青年の目を通して描く。ユーモアと希望。

二位 『スパニッシュ・アパートメント』 

フランス・スペイン

スペイン語の勉強に集まったフランス人・
ドイツ人・イギリス人ら国籍も文化も違う学生たちがすむアパートはまさにヨーロッパの縮図。イラク戦争への風刺も。

三位『イブラハムおじさんとコーランの花たち』

フランス

ユダヤ人の少年に人生を教えるトルコ人役を演じた「アラビアのロレンス」のオーマ・シャリフの名演がさえる。

番外 ホテルヴィーナス』 日本 韓国語で語る日本人俳優と寡黙な韓国俳優の競演。

不思議な映画三本

一位 『ガーデン』

チェコ

哲学的な不思議さ。仕掛けのある不思議さ。
こんな映画は見たことがない、一押し。

二位 『変身』

ロシア

難解なカフカの変身を映画化。原作の幻想的雰囲気を出して秀逸。

三位 『列車に乗った男』

フランス

まったく違う生き方をした二人のつかの間の出会いで見た夢か。

番外 『赤目ガ瀧四十八心中

日本

原作の不思議なおどろおどろしさをあくのある俳優たちがつむぎだす。
寺島しのぶらが熱演。

日本映画三本

一位 『住井すえ百歳の人間宣言』

日本

住井の講演記録をもとに、住井とかかわりのあった人物のインタビューも。多くの人に見てもらいたい。

二位 『誰も知らない』

日本

日本の福祉政策の矛盾があぶりだされる。フランス映画「夕映えの道」と対照的だ。カンヌ映画祭最年少男優賞受賞作品

三位 『69シクスティーナイン』

日本

村上龍の原作を伝える。走る、走る・・・主人公の疾走が作品の要。

番外 『草の乱

日本

手弁当でささえた埼玉の人たちの志がこの映画をささえる。秩父魂は健在である。

女性映画三本

一位 『デボラ・ウィンカーを探して』

アメリカ

活躍する女優たちの本音トークをひきだした監督も女優という女性たちへの応援歌。

二位 『フリーダ』

アメリカ

実在のメキシコの女性画家の一生に圧倒される

三位 『ふくろう』

日本

{人は生きているいるかぎり、生き抜きたい」84歳を超えた新藤兼人の脚本の若々しさ、女優たちも楽しんで演じている。

番外 『やさしい嘘』

フランス・グルジア

ここて゜も85歳を超えた女優が存在感を示している。年輪を刻む女優の表情がいい。

アニメ三本

一位 『ミトン』

ロシア

まつたく古さを感じさせないパペットアニメ、手作りの洋服、色使い、センスのよさに舌をまく。

二位 『悪魔の発明』
『ほら吹き男爵』

チェコ 幻想の魔術師として評価の高いカレル・ゼマンの叙情豊かな作品がニュープリントで上映。

三位 『モグラのクルテク 』

チェコ 絵本・児童書として人気作者ズネデック・ミレル監督の映像美
番外『チェブラーシカ 』

ロシア

「ばったり倒れ屋さん」はかわいいだけではない、手法がおもしろい。

お薦め映画三本

一位 『息子のまなざし』

ベルギー

息子を殺した少年を教えることになった男の思い。言葉ではない視線にカメラが同行する、とぎすまされたカメラワークが印象に残る一篇

二位 『スキャンダル』 韓国 ペ・ヨンジュンの確かな演技、そして女優の層の厚さ、豪華な装束
三位 『午後五時』 イラン・
フランス
アフガニスタンの大統領をめざす夢を持つ少女に焦点をあてた。監督はサミラ・マフマルバ
番外  『飛ぶ教室』 ドイツ ケストナーの原作を生かす。子供時代を思い出す友情は大人になってもあつい。
永遠の貴公子市川雷蔵特集、『山猫』『家族の肖像』のルキノヴィスコンティ特集は、おすすめの特集である。

お得な映画三本

一位『氷海の伝説」
  THE FAST RUNNER
カナダ 三時間半の長編映画だが、まったくあきない。氷河の中生きるイヌイット族の初の映画化。生命の讃歌

二位 『一票のラブレター』 

イラン

投票箱を持って懸命に働く少女にひかれていく護衛兵士がたくした一票

三位『スウィングガール』

日本

山形を舞台に落ちこぼれ女子高生がジャズに出会い、打ち込んでいく。
最後の演奏会の場面は観客もスィング

番外『沙羅双樹』 日本 河瀬直美の最新作、奈良町の魅力を伝える


注目映画
2003-2004にかけて

『セプテンバー11』

11分9秒1フレームに平和への思いが凝縮される、11カ国の監督のオムニバス映画。

『灰色の記憶』

ドイツ

収容所のガス室から奇跡的に生き残った少女をかくまい助けた実話に基づく。

『めぐりあう時間』

アメリカ

ヴァージニア・ウルフを演じたニコール・キッドマンが見所か。

『落穂拾い・二年後』

フランス

『歌う女・歌わない女』のアニエス・ヴァルタの最新作に期待高まる。

『少女の髪留め』

イラン

『運動靴と赤い金魚』のイランの監督マジディがアフガン難民問題を取り上げた。

『ボウリング・フォー・コロンバイン』

アメリカ

長編ドキメンタリー部門アカデミー賞受賞演説が痛快、主演監督マイケル・ムーア。

トリュフォーやキェシロフスキやタルコフスキー映画特集

現在の映画論を考えるためにも特におすすめ。


戦争と平和を考える映画三本
(2003年度バージョン)

一位 『戦場のピアニスト』

ポーランド

ゲットーから逃げ延びたピアニストの実話の重みが圧巻。

二位 『バティニョールおじさん』

フランス

ユダヤ人の子供を救う決断をした肉屋のおじさんの人間味。

三位 『ふたりのトスカーナ』

イタリア

楽しい夏休みが一瞬にして奪われた、1944年戦時下の真実の物語。

アジアの映画三本

一位 『小さな中国のお針子』

中国
フランス

音楽・自然描写がいい、女性の自立映画としてもおすすめ。

二位 『西洋鏡』

中国

中国での最初の映画上映をめぐる物語、主演男優がいい。

三位 『忘れな歌』

タイ

全編にながれる歌謡曲、タイの風土と人間に興味をひかれる。

女性映画三本

一位 『アメリ』

フランス

フランス的なエスプリの底にある人間愛、独特の映像美。

二位 『八人の女たち』

フランス

踊り歌うコメディタッチの名女優たちの演技が楽しい。

三位 『チベットの女』

チベット

草原の緑、色鮮やかな赤色が印象的、女優の存在感。

番外 blue』

日本

原作は同名のコミック。海辺の街の女子高生の心の揺れが青色に託される。

お得な映画三本

一位 『太陽の雫』

ハンガリー

100年にわたるユダヤ人一族の歴史からハンガリーの現代史が浮かびあがる。

二位 『グレースと侯爵』

フランス

フランス革命時代の絵画を取り入れた手法がおもしろい。

三位 『ヤマムロアニメーシヨン図鑑』

日本

目からりんご、ほのぼのシュールなやまむろ浩二のアニメが一挙に見れる。

番外 『エルミタージュ幻想』

ロシア

90分ワンカットで描くロシア史、エルミタージュ美術館案内。