大学院(修士課程)について

 富山大学大学院人文学研究科(修士課程)の行動・社会文化領域に言語学の分野があります。

【教育・研究内容】

 言語学の分野では、広く「ことば」について科学的に研究したい人を積極的に受け入れています。これまでの大学院生の研究対象は、個別言語研究・対照言語学・言語教育を中心として多岐にわたっており、教員の専門分野にしばられず、自由に研究を進めることができます。それだけに、学生自身の主体的な研究態度が求められます。

【修了後の進路】

 修了した人の多くは他大学の博士課程に進学し、すでに大学等の教職や研究機関に就職した人もいます。日本語教師として活躍している人もいます。留学生は母国で日本語を教えることが多いですが、貿易関係の企業に就職する人もいます。

【大学院入学試験について】

 言語学の専門科目試験は、言語学(音声学を含む)の共通問題のほかに日本語教育学等の関連分野を含めた選択問題で構成されています。

 試験の詳しい日程や出願資格等については募集要項をご覧ください。

【過去の修士学位論文の題目】(一部、表記を変更しているものがあります。)

 平成20年度  モンゴル語の可能を表す軽動詞の意味用法の研究―ホルチン方言の shid と yoloo を中心に―
 平成19年度  日本語の接尾辞「−的」の意味・用法に関する考察―中国語の「−的」との対照を通じて―
   日本語と中国語における複合動詞の対照研究
   朝鮮語の形態素 jida の意味機能
 平成18年度  第2言語習得と談話標識の関係について
   タ形との比較から見るテイル形の経験・記録用法
 平成17年度 日本語の条件表現に関する研究―条件形式の四つである「バ・ト・タラ・ナラ」―
  日本語の授受補助動詞「てやる」「てくれる」「てもらう」に関する考察

 平成16年度

日本人のロシア語学習者にみられる音声的誤りの分析
   機械翻訳システムに応用可能な受動分の日中対照言語学的分析
   指示詞「ア」と「?」「那」の照応用法における日中対照
   合成語の構成要素となる身体部位語の意味拡張について
   
 平成15年度   日本語複合動詞の認知言語学的研究―上昇に関する動詞を後項にもつ複合動詞を中心に―
 平成13年度  ロシア人中上級日本語学習者における「テイル」の用法の習得に関する研究
 平成12年度  ロシア語の小詞の習得について
 平成11年度 動詞の習得に関する実験的研究―指示事象の特性と入力のタイミングとの関連性―
 平成9年度 構文の拡張とその動機付けに関する認知論的研究〜日本語の主要部内在型関係節について〜

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