入学者受入方針 ▷教育課程編成方針 ▷学位授与方針 

 

Ⅰ.入学者受入方針

 人文科学研究科は,以下の能力や資質を持った学生を求めます。

  • 専攻する研究分野についての基礎的な研究能力を身につけている。
  • 論理的思考力と創造性をもち,研究に対する強い意欲を備えている。
  • 深い人間理解と倫理観を備え,社会貢献に必要な豊かな人間性を有している。

Ⅱ.教育課程編成方針

 人文科学研究科の学位授与方針を受けて,次のような方針で教育課程を編成しています。

  • 1年次には,「特論」で各専門分野の基本概念や方法論などを踏まえて深く学びながら,「特論演習」で,研究文献・史料などの高度の読解力や人間や社会を対象とする実験や調査の手法,資料の分析方法などを修得していきます。これと並行して異なる研究分野の教員の指導を受けることによって, 専門性を深化させるとともに,学際性・総合性を備えた学修が可能になります。
  • 「課題研究」で自ら研究課題を設けて,自主的・自立的に研究を遂行しうる能力を養成し,2年次には,修士論文を作成します。他領域や他研究科の教員の指導も受けられます。
  • 所定の単位を修得し,修士論文を提出します。厳正な審査を経て,学位が授与されます。

Ⅲ.学位授与方針

 人文科学研究科が目標とする人物像は,以下の通りです。

  • 人文科学諸分野に関する高度な専門的知識を有し,その知識を背景に地域や時代をとらえ,地域や時代の先端的要請に多面的に応えうる人材。
  • 主に欧米や東アジアの,思想,歴史,文学,言語に精通し,当該地域に関する研究を発展させ,その成果を世界に展開させていける人材。
  • 自らの研究を独創的に発展させ,人間に関わる諸課題に対して創造的に対応できる人材。
  • 広く人文科学諸分野に精通し,知識基盤社会を支えることができる人材。

 以上のような人材を育成するために,カリキュラムを編成・実施しています。修士課程の教育を通じて,学生は以下の能力を身につけます。

  • 思想,歴史,文化,心理,社会,言語,文学に関する豊かな知見。
  • 人文科学諸分野に関する調査・発表・討論などの実践的能力。
  • 様々な現代的課題を研究し,解決する能力。
  • 日本文化はもとより,欧米や東アジアなどの異文化を理解する能力。
  • コミュニケーションを通して豊かな人間関係を築きながら,多文化共生社会のなかで協調・協働して目標を実現することができる能力。

学術論文の審査基準について

 富山大学大学院人文科学研究科学位論文評価基準(平成29年7月12日 人文科学研究科委員会承認)

  修士論文の審査に際しては,以下の項目を評価基準として考慮する。

  • 論文の体裁:論文のテーマ,研究方法,構成が学術論文として適切か。
  • 論文の内容:研究者に求められるモラルを守り,精確に,明晰に,論理的に論じているか。
  • 論文の意義:先行研究を踏まえたうえで,オリジナリティーがあり,研究分野の充実・発展に寄与しているか。